My Own Way~I am me~

悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫)の
現在進行形闘病記録&自己満日記

デコ時計紛失事件

2006年11月11日 14時50分58秒 | Weblog
11月11日(土)
東京は久々に雨です。
というわけで、今日はおとなしくしていようっと。

しかし、事件は24時間絶え間なく起きるとはこのことか。おとなしい宣言をしたにもかかわらず、今日の朝、珍事件勃発してしまう。

俺の愛用腕時計、その名もデコ時計の紛失に気づく。どこを探しても見当たらない。まぎれもなく外出のときは着用してたはず。ということは、その後、院内に戻ってきてから事件は起こってしまったということでしょうか。

事件は会議室で起こってるんじゃない。移植病棟で起こっているんだ。デコ島が叫びます。そして、昨日の記憶を詳細に掘り起こしてみる。不意に、頭に稲妻が駆け抜ける。そうだ、昨日の夜中、体重をはかるために、デコ時計をいったんはずし、体重計の上に置いたのだ。そこにそのまま置いてきてしまったに違いない。勢いそのままに、彗星のごとく、デコ、体重計に目標を定め、一目散に走る。一瞬だけ、ガトリンの瞬発力を上回る。そして、体重計を見渡すが、デコ時計はどこにも見あたらない。どこにいってしまったんだい俺のデコ時計。もうここになかったら、僕の記憶にはございません。お手上げです。

とりあえず、ナーサーにデコ時計の紛失を申告し、落し物で届いていないか確認してもらう。想定どおり、落し物にはないことが判明する。

もう八方塞なおれは、とりあえず、自分のベッドの周りをくまなく探してみる。そこで明らかになったのは、進化継続中に噴出した副産物である無数の髪の毛と、伝説のパンの副産物である処理忘れの無数のパンくずが強力タッグを組んでこっちを嘲笑しているのがわかっただけだった。こんなときに、自分のベッドテリトリーがこれほどまでに汚いことを露骨に証明するハメになってしまうとはまったくもって奇想天外。もう少し、きれいにしよぅ。デコ、少し反省します。

そのころ、ナーサーにも、この事件の速報が順次に伝わっていたようで、会うナーサーたちみな、時計は見つかったかと心配してくれた。お騒がせして申し訳ございません。朝から高嶋政信登場です。重いです。
しかし、これほどまでに探してもないとなると・・・容疑者を疑ってしまう卑劣な態度の俺。まさか、体重計に置き忘れたあとに誰かが持っていってしまったのではないか。そうなってしまえば、こちらはお手上げだ。あきらめるしかあるまい。さようなら、デコ時計。あなたとの思い出は一生忘れない。はい、とってもいたい俺です。
捜索終了宣言ここにて受諾。

東京の煙雨を模倣するかのような雰囲気の中、朝食をとる俺。しかし、昨日買った納豆と、卵欠けご飯の予想をはるかに上回る大掛けに、気分は一気に加速し、快晴まっしぐら。それはおいといて、朝食後、鬱な気分のまま、トイレに行く。その瞬間、デコが見たものとは!?

「はい、最初は、きづかなかったんです。(音声は変えております)
まさか、こんなところに、いや、トイレットペーパー掛けの上にあんなものがあるなんて。」
そう、まさにその男性が目にしたものは、あのデコナルド氏愛用の腕時計だったのだ。
そういえば、体重計から降りた後、そのまま、腕にははめずに、トイレに直行したんだっけ。そして、蓄尿のため、両手がふさがるので、やむなく、トイレットペーパー掛けの上に置いたのだった。事件は会議室で起こってるんじゃない。トイレの中で起こっているんだ。

というわけで、デコ時計、無事保護されました。

一件落着、めでたしめでたし。




ナチュラルハウスと正直村

2006年11月10日 21時56分24秒 | Weblog
11月10日
デコナルド、ついに髪が抜け始める。
いつか抜けるとわかっていたものの、こんなに早く抜けてくるとは。
デコナルドからツルナルドへの進化は時間の問題のようだ。

世界が注目する進化の過程でも、俺は外出させてもらうぜ。
今日は自然食品店めぐりをしましょう。ん?昨日も行っただろって?
甘いぜ、今回、新たに2つの自然食品店が近場にあることを発見したのだ。
知ったからにはいかなければなるまい。

その2件とは、表参道のナチュラルハウスと、松屋銀座の正直村です。
どちらも知人の紹介でその存在が明るみになったお店。

表参道は銀座駅から直通でいけるので、これはいいところを教えてもらったと
知人に感謝です。
いざ、そのナチュラルハウスに突入。
突入して早くも、デコスカウターの針が、悦楽度100のマキシマムまでビンビン触れまくる。
こ、こんなすごいこと未だかつてないぞ。なんだっていうんだ、ナチュラルハウス。それにしても、俺のポリシーと完全一致してるすばらしい商品ばかりおいてくれやがって、見てるだけで楽しいじゃないか。俺をこんなに幸せにさせちゃっていいのか、こんちくしょー。そんなことしても、そんなたくさん買ってあげれないぞ。
でも、さすがは表参道駅から徒歩30秒のところに位置しているだけのことはある。これでは、セレブもびんびんだ。
そんな大満足チックな心とは、裏腹に買ったのは、なんと納豆のみのけちなデコです。
でも、納豆をなめちゃ困るぜ。なにせ、3パック入りだ。ただそれだけだ。

で、ナチュラルハウスで見事に初めてのおつかいを成功させた俺は、地下鉄で銀座にフラッシュバックし、もうひとつの自然食品店、松屋にある正直村を目指す。

松屋に到着。周りの美女の多さには、百戦連敗の俺でもさすがに目がくらむ。はて、銀座には美女しかいないのだろうか。納豆しか買わなかった俺がこんなところに一緒に存在しちゃっていいのだろうか。それにしても、君ら、顔と体のバランスが少しおかしいですよ。何を食べれば、そんなモコミチチックなスタイルになるって言うのだ。これも進化の過程なのでしょうか。頭がうずうずするよ。おっと、今はそんなことはどうでもいいんだ。とりあえず、モコミチ村に向かわなくては。いや、正直村だ。

そして、なんとか正直村に到着。
おぉ、銀座にもこんな店があったとは。なかなか、俺の食欲をかき立てる商品ばかりでございますこと。はい、そこで発見しちゃいました。そうです。柿です。あらま、気づいたら、レジを通過し、柿を握っているデコ発見。買っちゃった。だって、おいしいんだもん。俺が柿を見て買わないで帰るのは、今のところ無理なようだ。
よし、今日のお買い物はこのくらいにしておこう。
明日の朝ごはんは、納豆で決まりだな。

帰り道、銀座のど真ん中でウンチを出航中のチワワ君発見。見事に出航完了の模様。
最後の最後に今回の外出の恍惚感を見事にぶち壊しにしてくれたチワワ君、ありがとう。


めでたしめでたし。


伝説のパン、再び

2006年11月10日 10時40分47秒 | Weblog
11月9日(木)
昼過ぎからあまりに暇になってしまった。
じゃ、外出するか!

ということで、外出に勢いよく飛び出す。このときの体のキレには
目を見張るものがある。オシムの目が光る。
Y看護婦さん、行ってきます。

じゃ、どこにいこうか。
いつの間にか、食糧難に陥っていたことに気がつく。
ので、東北沢の自然食品店へ。もう、地図を見なくても
いける順応性には、自分でも苦笑い。

さて、着いたぞ。まず、俺にとって必要不可欠な焼き海苔を買う。
あとは、コーンフレークならず、玄米フレーク。
食欲の減退気味の朝食にピッタシ。
それと、天然酵母まんじゅう。
ついで、季節ものの柿。好きなんだなぁ。

こう買ったものを書いてみると、俺ってほんと物好きだと思う。
さて、ミッションは終了した。
いや、まだ残っている。
今日のもうひとつのミッション、デコ司令官、指令せよ。

天然酵母パンをゲットせよ。

というわけで、表参道に降り立つデコ司令官です。
そう、ここで勘の鋭い人なら思い出すだろう。
あの痛ましい事件を。
そう、以前、新人看護婦に拒絶反応をもたらしたあの伝説のパンを
手に入れようとしているのだ。
詳しくはここ→伝説のパンとの出会い
その酸味ゆえに、ケチョンケチョンにプライドを傷つけられた天然酵母パンと俺。
しかし、それが僕らの友情の始まりだった。俺は、そのパンに恋をしてしまった。
つまり、はまったようだ。
あの酸味をもう一度、味あわせてくれ。

そうして、伝説のパン屋に到着です。
ラッキーにも、目的のパンが1個残っているではあーりませんか。
これは俺に食べてくださいと言っているようなものではないか。
ゲットするしかあるまい。
しかし、客は俺のほかに一人。彼の目線が気になる。
あ、彼の手が俺の心を読み取ったかのように、目的のパンに伸びる。
デコナルド、思わず息を呑む。と、その瞬間・・・彼が手にとったのは・・・

隣のパンでした。。。俺、安堵です。

その隙を見計らって、再び、彼の手が・・・
歴史は繰り返されるのか!
そんなことはさせてたまるか。
俺の手が間一髪、彼の手の下を潜り抜けて、伝説のパンをガッチリキャッチ。
激闘の末、軍配はデコナルドに。彼もなかなかの逸材。これからに期待だ。

ミッションを予定通りこなし、パンをゲットして、満足な俺は、
ようやく、帰宅の徒につく。
そして、買ってきた伝説のパンにむさぼりつく。
さすがのすっぱみに、デコの細胞一同唖然。しかし、癖になる。
また、会えたね。

さて、この感動を独り占めするほど、俺は視野の狭い人間ではない。
負けられない戦いがここにある。
感動を再び。失敗を恐れていては、そこから、明るい未来は生まれてこないのである。

ということで、隣のおにさんに、思い切って、この味を共有してもらおうと
思い立つ。
ここで、また、あの新人ナーサーの恐ろしい苦言を思い出す。
まだ、俺の心を苦しめてやまない言葉。
あえて、ここで公表するのはやめておこう。
俺もこれ以上、思い出すと、胸が痛くなる。

一切れをスライスして、おにさんに差し出す俺。
おにさん、快く受け取る。
で、匂いを確認。
匂いでアウトだったら、俺がこの先立ち直るのは無理そうだ。

そんな俺の心配をよそに、匂いはセーフだったようだ。
そして、いざ、おにさん、伝説のパンを食す。

歴史は繰り返されるのか!
負けられない天然酵母パンがここにある。

「ん~~~」

おにさん、うなる。眉毛が八の字型に波打つ。

「確かにすっぱい。」

やはり、俺たちはここが限界なのだろうか。
と思った直後、

「けど、うまいよ、これ。」

おぉ、奇跡は起こった。
ついに、一般人の壁を乗り越えた天然酵母パン。
やったぜ。俺はほんとお前の成長が何より、うれしい。
また、俺を、イヤ、ほかのみんなを感動させてくれ。

そうして、俺の辛くて悲しいトラウマは見事に払拭させられたのでした。

めでたしめでたし。

食欲=元気

2006年11月09日 11時04分59秒 | Weblog
11月8日(水)採血あり
3時過ぎにAさんがお見舞いに来てくれた。
Aさんとは初対面。エレベーターのところまでお迎えに行く。
エレベーターが開くと、Aさん登場。この瞬間が一番緊張するよね。
ぎこちない笑顔の俺、ご挨拶。Aさんもご挨拶。どもども、はじめまして。
さてさて、とりあえず、どこに行きましょう。
19階の見晴らしの抜群なレストランにでもいきましょう。

Aさんは、思ったとおりのかわいらしい女性で、たくさん話してしまいました。
はい、実はAさんは女性なのです。
気づいたら、外は真っ黒くろすけ。ビルの明かりが心地よく目を保養してくれる。都会の街並みは颯爽としている反面、冷たくも感ずる。詩人チックなデコナルド。
話も弾んだところで、一緒に外食に行くことに。
中華で一致団結。
向かったお店は、巨大餃子で有名な天龍。
迷って散々歩いた末に、天龍発見。
おぉ、銀座にもこういう大衆的なお店があるのね。
店内は、満席で、オーダー待ちの客が15人くらい。
これはおいしいと受け取っていいんだよな?デコナルドよ、大志を抱け。
店員ちゅんりーにどれくらい待つか
聞いたところ、15分くらいだそうだ。15分なら許容範囲。
15分経過し、禁煙席に誘導される。
ようやく、オーダー開始。思いっきり、頼んでやるぜ!デコ、テンション上がる。
もちろん、焼き餃子ははずせない。なにせ、巨大な上に1人前8コというのだから、日本人の胃袋を嘲笑しているとしか思えない。二人で食べるのがベストのようだ。ほかに、麻婆豆腐、卵スープ、あんかけ焼きそばを注文し、オーダーストップ。
そして、オーダーして30秒もしないうちに巨大餃子がお目見えしたのには、二人してびっくり。も、もしや、作りおきなのか、店員ちゅんりーに懐疑心を抱くデコ。い、いや、そんなことはないはずだ。そんな欺瞞に満ちた餃子で、銀座のサラリーをうならせられるわけがない。
※あとでわかったことだが、もちろん作り置きなんかでは決してなく、その爆発的な売れ筋ゆえに、巨大中華なべに、螺旋状にびっしり、餃子を敷き詰めて、一気に何百もの餃子を焼くために、この電光石火の品だしを可能にしているのだそうだ。さすがは、ちゅんりー。一本とられたよ。

ド~~~ン
画像が小さく、(なにせ写メ)この巨大さを伝えきれないことが残念でならない。
それにしてもさすがだ。これは本当に大きい。そして、俺の大好きな表面のバリッとした焦げ目がたまらなく、食欲をそそるではないか。見た目は星3つ間違いなし。
しかし、こんなの一人で食べきれるわけがない。なにを隠そう、俺は若年性がん患者。ついこないだまで、玄米クリームでしのいでたタマだぜ。これをすべて食べたら、胃からテポドン発射させるようなものだ。
よって、二人で仲良くほうばる。テポドンから平和を守った。
味はというと、一言で言うなら、室伏浩二。デカいわりにさわやか。ようするに
ジューシーなわりに胃にしつこくない。美味絶品ということだ。胃の中でハンマー世界記録更新。いや、餃子世界記録更新。病みつきになるとはこういうことなのか?
二人でぺろりと平らげてしまった。
ほかの料理の量も半端じゃないんだ。
俺は店員ちゅんりーに脱帽だよ。ごちそうさまでした。
かなり満足して食べたにもかかわらず、伝票はそれほど主張することのない値段におさまっていた。俺は天龍が好きになったぞ。
また、来ますね。

そうして、今日もまた、たのすぃー1日でしたとさ。

めでたしめでたし。

採血結果

2006年11月09日 09時34分51秒 | 採血結果
11月8日(水)採血あり。
●採血結果
白血球     1900(低)
ヘモグロビン   7.5(低)
血小板    41000(低)
CRP        0.5(高)

LDH       173
ALP       334
GOT        24
GPT        40

あんかけ焼きそば

2006年11月08日 23時56分31秒 | Weblog
11月7日
不意にあんかけ焼きそばが食べたくてたまらないシンドロームにかられる。
俺の頭はすでにあんかけパラダイス。
小エビときくらげが宙を舞い、俺に笑いかけてくる。
ほら、ナーサーがチャイニーズドレスを着て
こっちに手招きしてるよ。
こうなってしまったら、行かねばなるまい。
いつ何が起こるかわからない時代。
竜巻で犠牲になったかたがたにはご冥福をお祈りいたします。

ということで、デコナルド、ランチに駆り出します。
マスクをし、ニット帽をかぶり、メガネを装着、顔面フル防備はぬかりなく。
服はもちろんジャージですよ。どこから見ても、これから
銀行でも襲っちゃうんじゃないか的要因をすべてクリアしてしまっている
自分に思わず拍手喝采。お外を歩くと、自然と道が開ける便利さ。

目的地まで徒歩1分。
俺のお気に入りの穴場的中華料理店へ潜入成功。
穴場と思いきや、ほぼ満席で、店員OVAちゃんに相席に誘導される。
さすがは、ランチの中華は侮れない。
お隣は中年のOVAちゃん。卵チックなものを一人黙々と食べている。
さすがは、ランチのOVAちゃんも侮れない。

そして、迷いもなく、あんかけ焼きそばを注文する。
10分くらいでOVAちゃんとあんかけ焼きそば登場。

おぉ、程よい硬さの麺に絶妙なとろみのあんかけがそれを包み込み、鮮烈なハーモニーを奏でている。これはグッドジョブ。味もグッドジョブ。OVAちゃんはグッド主婦。たぶん。
大満足のデコナルド。
また食べに来ますね。

今日もひとつ夢が叶い、いい一日でした。

美食の旅

2006年11月07日 19時46分46秒 | Weblog
これはつい先日のできごとです。


俺は昼食を求めて、太陽の下に顔を出す。

銀座に出たはいいが、なんだ!?この人の多さは。

カップルに、子供に、ババチャンまで。

君ら、仕事はどーした?学校はどーした?ゲートボールはどーした?

それでも鈍感な俺は、新橋にある親子丼のおいしいと有名な
お店を人ごみを掻き分けて進む。

住所を確認して、目的地に到着。しかし、何か、異変に気づく。

なに?シャッターが降りてるではないか?

なぜだ?今日は平日だろ。定休日は、日、祝日のはず。
平日もなにもなかったかのように休むのかお前ら。
いや、失礼。
どうでもいいから、親子丼、食わせてくれ!
一口でいいから食わせてくれ。
ここまで来て、何も食わずに帰るなんて。。。涙がでちゃいます。

「開けゴマ」と言ってシャッターが開くほど、世の中甘くはなく、
仕方なく、しょんぼり引き返すことに。

そこで冷静になりました。

あ、今日は文化の日!
ようやく、社会にカムバック。

どおりで朝、主治医が診察にこなかったわけだ。

俺の頭の中には、祝日と言う概念はとうに消えうせていたため、
この日も、単なる平日のうちの1日としか認識していなかったようです。

納得。
それだものカップルも子供もババチャンもショピらなければなるまい。

そんなことはどうでもいい。

とにかく、今はランチだ。
メシをくわせておくれ。

なんのお手柄もなく、気のせいか、ほんの1時間くらいで
げっそり痩せこけてしまった俺。

いやいや、あきらめるてなるものか
まだ、ほかにもおいしい店はいくらでもあるはずだろう。
なにせ、ここは

「THE 銀座」

俺のそばかすの数ほどお店はあるはずだ。

絶品料理店見つけてやるぜ!

自分を奮い立たせ、ランチのお店を探します。

そういえば、隣のおにさんが教えてくれた定番オムライスのおいしいお店が近くにあったのをかろうじて思い出す。
ニヤッ、そこで決まりだ。

そこのお店に行き、「こだわりのオムライス」を基本に忠実にオーダー。
店員はなぜか、インド系。サービス精神には目を見張るものがある。星3つ
あげておこう。

オーダーから待つこと20分。



インド君とオムライス登場。

これがおにさんをうならせたオムライスか。

おぉ、これこそ、定番の味。さすがにおいしい。

1人前をぺろりと平らげてしまった。

おかげでやつれた肉体も一瞬で豊潤を取り戻す。

インド君とコックさん、ありがとう。

さてさて、俺はこれで終わるようなおとこじゃないぜ。

まだまだ、銀座ドキュメントは続きます。

なにせ、ここは

「THE 銀座」

となりのおにさんからチョコレートのおいすぃーお店が銀座にあるという情報をキャッチ済みの
俺は、そこに行かないわけにはなるまい。
1口食べてみたい。1口で俺は絶頂できるのだ。俺ってお買い得。

そのお店は、ピエールマルコリーニ。ピエールマルコビッチ
じゃないので気をつけてくれ。

行ったはいいが、なんだっていうんだ、ちみら。



そう、店の外まで行列が続いてるじゃあーりませんか。
そこまで並んでたかがチョコになにができるっていうのだ?
そんな俺もチョコに夢を託すのですけどね。
しかし、これは期待できそうだ。

待つこと10分。ようやく、店内に潜入成功。
やっと、お目当てのチョコにありつけるぜ。

そして、チョコを買おうとして、値段をチラ見。
おぉ、なんということだ。チロルチョコが1個300円もするじゃあーりませんか。
いったい、どうしたっていうのだ。俺の常識では考えられない。
一瞬、硬直したが、店員の声でスズカ目を覚ます。

ここでひるんではいけない。俺にもその味、堪能させてくれ!
6つ入りのバラエティにとんだチョコたちをチョイス。
めでたく、購入して、いざ、帰院。


お隣のおにさんと、そのガールフレンドにさきほどのチョコをギブユーする
優しい俺。
残り、4個。
で、担当のナーサー・ボインちゃんにもギブユーする優しい俺。




さて、残るは3個。
これは今日がんばった俺へのギブミープレゼント。

いざ、食す。

おぉぉ、これが銀座の味。正しくはベルギーの味だそうです。

困ったことに、俺にはどこが違うのかてんでわからん。安い舌を露骨に証明するハメになるとは。
しかし、一個300円のチロルチョコを食べたのは、いい思い出。
七夕の日に必ず思い出すことだろう。そして、俺は語るはず。
「俺は300円のチロルチョコを食べたことあるぜ」
と。


文化の日をこうして思いっきり堪能できた俺は満足だぞ。


デコナルドさんへんげ

2006年11月07日 14時39分59秒 | Weblog
デコナルドの三変化。

髪がもさってきた。治療しても抜けないようだ。
いったい、俺の毛根はどこまでしまりがいいのだ。
毛根細胞だけでも、癌細胞といい勝負するのではないかと思ったりする。

そんなこんなでいいかげん髪を切ろうと思い立つ。
近場の床屋がわからず、ここの床屋で切ることにデコナルド一大決心する。
このときはよもや、このさき、汗と涙のあの甲子園を目指すことになろうとは誰も予想しなかったようだ。

「適当に短くしてください」とオーダー。
めがねをはずされ、視界がモザイクチックになる。
目の前の鏡に自分がどう写っているのかを知るのはカリスマ美容師OVAちゃんのみぞ知る。


30分経過。

OVAちゃん、デコにたずねる。
「どうですか?」

デコナルド、めがね装着。
完成品に胸をわくわくさせながら、鏡を覗き込む。
俺の想像では、山田孝之チックな髪になってるのかなぁと、妄想。
どうだ?



おぉぉ、こ、これは・・・


見事に前髪そろっていい感じじゃないですか。
さすがは、カリスマ美容師OVAちゃん。

いや、初めはほんとに満足してたんですよ。
決して皮肉ってるわけじゃなく、OVAちゃん、アリガトーと
いう感じで、心満たされ、帰室したんです。


でも、この画像をオヤゴさんに写メしたら、こんな返答。



「もう、この画像見たくない。」


「へ?」

俺にじゃなくて、俺の髪にまさかの勘当宣告。
これには仁志も予想外。

そこまで言わなくても・・・。



ここで勘当されては、ドナーであるおかんの幹細胞提供もオジャンになってしまう。
前処置が終わったはいいが、幹細胞危うし。
なんてことがあってはならない。
俺はなんとしても生きるぜ。

よって、そんなことは絶対に回避しなければならない。俺の生命的危機に関わってくる。
これはなんとしても、切りなおし、勘当を撤回してもらわなくては。
髪でここまで、苦悩するのは初めてだ。
俺は、どこまで、悩めば気が済むんだ。
強くなれ、デコナルド。

ということで、2日後、泣く泣く床屋アゲイン。

OVAちゃん、いい人。
一週間以内ということで、快く再散髪、略して「サイハツ」。うわっ。

ここが決め時と感じたのか、OVAちゃん。
洗練されたOVAちゃんの秘技・トルネードバリカンスペシャルがお披露目される。
俺の髪が鮮やかなスパイラルを描き宙を舞う。髪も踊っているように見えるのは気のせいか。それは気のせいだ。

最後にOVAちゃんの掛け声とともに、散髪のフィニッシュが告げられる。
切り落とされた髪の毛が、地べたできれいな渦巻きをまいていたことに、OVAちゃんの潜在能力の高さを見せ付けられた。
こ、これがトルネードの由縁なのか。


見事なマルコメ君、誕生。

OVAちゃんもデコも笑顔。


OVAちゃん、いい人。

今回はただだった。

オヤゴさんもこの画像を見て笑顔。

めでたしめでたし。

スズカデコナルド誕生

2006年11月06日 20時41分48秒 | Weblog
今回、めでたくすがすがしい甲子園球児になった俺だが、
改めて、教訓を得たことがある。

ここのバカ正直なナーサーたちよ、気づかせてくれてありがとう。

そのきっかけをご紹介しよう。
それはいつものようなナーサーとのセッションのときのことである。
どこか、哀愁を感じさせるチャン看護婦が俺を見るなり、話しかけてきた。

チャン看護婦「あー、髪切っちゃったんだね~。」

やっぱりその話題できたか。待っていたぞ。

スズカデトックス「そうなんですよ、かっこいいでしょ。」

俺が言った後、あってはならない間ができる。


チャン看護婦「ははは、今日、お風呂何時に入る?」


スズカデトックス「あ、午後です。」

な、なんだったんだ、今の間は。


事象②

ボイン看護婦「あー髪きった」

決して胸だけがボインなわけじゃないので誤解しないでほしい。胸以外のオールスターがボインなのでボイン看護婦なのだ。俺の大好きなタイプの一人だ。

スズカセルロイド「切っちゃいましたぁ、すがすがしくなったでしょ。」

ここでも、明らかに普段では作ることのできない間ができる。

ボイン看護婦「あははは、明日、採血あるからねー」

スズカセルロイド「あ、はい」

・・・。


多少なりとも坊主に自信のあったスズカデコジョポビッチだったのだが、
このナーサーたちの反応でデコジョポビッチは悟ってしまったよ。





「俺って坊主、似あわねーのか!?」



極めつけが、薬剤師チックなにぃさんがスズカツルジーニョを見て言った一言。



「あー、髪きっちゃったんだー。



「もったいねー!!!」

えぇ?ここはあえて、苦笑いしかできなかった俺。一目見ての一言目に
い言う言葉か?

帰り際にもう一度、ツルジーニョの顔を凝視して、一言。




「もったいねー!!!」


ここでは苦笑いを通り越して、繊細なガラスの靴のような俺の顔は
引きつり笑いしかできなかったぞ。



会った人、一人として、似合うとかかっこいいと言ってくれた人がいなかったのは、現実なのか?

うすうす感じてたけど、なんだよ、この温度差。こんちくしょー。

ここのナーサーは正直すぎるぞ。





今日から、スズカデコナルドに改名します。

採血結果

2006年11月06日 17時31分13秒 | 採血結果
●採血結果
白血球     1800(低)
ヘモグロビン   7.3(低)
血小板    31000(低)
CRP        0.7(高)

LDH       172
ALP       322
アルブミン    3.4(低)
GOT        25
GPT        40




すっきり♪

2006年11月04日 17時44分06秒 | 採血結果
●採血結果
白血球     2100(低)
ヘモグロビン   7.3(低)
血小板    28000(低)

ALP       335
GOT        33
GPT        46(高)


今日は、貧血症状で無気力的な一日でした。
でも、お見舞いに来てくれた方がいて、それで元気とパワーと笑いを
ゲットしました。

あ、坊ちゃんから、ブルースウィリスになりました。


東京はすごい

2006年11月03日 20時21分36秒 | Weblog
風邪はだいぶ良くなってきました~♪

なので、今日も?外出しました~。

そこでちょっと立ち寄ったマツキヨで
洋楽ヒップホップ曲が流れてたことにびっくり。

映画&ドラマの宣伝カーが主題歌を大ボリューム音で流しながら、
何台も走っててこれにもびっくり。

と、いうわけで、
もうかなり金欠になってることについさっき気づいたので
しばらく病室でおとなしくしてます。


髪をきりますた

2006年11月02日 18時58分43秒 | 採血結果
●採血結果
白血球     3400(低)
ヘモグロビン   7.4(低)
血小板    31000(低)
CRP        0.8(高)

LDH       179
ALP       297
GOT        25
GPT        35



んー、風邪気味。。。。。咳がでる。

炎症が少し高いのもそのせいだろう。
だから、風邪がなきゃ、0.1くらいだろうと推測。

ん?決して、外出が原因ではありませぬ。


おとといあたりに風呂上り、髪が乾かないうちに、
ちょっとベッドに横なってたら、
寝てしまったのよね。
その後から、なんか調子悪くなってしまった。
ほんとガキ過ぎる俺。
あれだけ、風邪には気をつけてたはずなのに。ぷんぷんだね。

なので、今日もおとなしくしてました。
あ、でも、髪きった!
抜けるかな~~~って思って、しばらく
様子見てたんだけど、パラパラとしか抜けないみたいだから、
もっさもさの髪に嫌気が差してたので、切ってもらった。

もちろん、病院の床屋!

や~でも、さすがは病院の床屋だった。
見事すぎるくらいに洗練された



「坊ちゃん刈り」




予想はしてたけど、まさにピンポイント。
思わず笑ってしまった。

「適当に短くしてください。」

と頼んだ俺も俺だけど、まさかの仕上がり。

で、さきほどから当然のように看護婦にいじられてます。

まー、坊主よりいいか。