11月11日(土)
東京は久々に雨です。
というわけで、今日はおとなしくしていようっと。
しかし、事件は24時間絶え間なく起きるとはこのことか。おとなしい宣言をしたにもかかわらず、今日の朝、珍事件勃発してしまう。
俺の愛用腕時計、その名もデコ時計の紛失に気づく。どこを探しても見当たらない。まぎれもなく外出のときは着用してたはず。ということは、その後、院内に戻ってきてから事件は起こってしまったということでしょうか。
事件は会議室で起こってるんじゃない。移植病棟で起こっているんだ。デコ島が叫びます。そして、昨日の記憶を詳細に掘り起こしてみる。不意に、頭に稲妻が駆け抜ける。そうだ、昨日の夜中、体重をはかるために、デコ時計をいったんはずし、体重計の上に置いたのだ。そこにそのまま置いてきてしまったに違いない。勢いそのままに、彗星のごとく、デコ、体重計に目標を定め、一目散に走る。一瞬だけ、ガトリンの瞬発力を上回る。そして、体重計を見渡すが、デコ時計はどこにも見あたらない。どこにいってしまったんだい俺のデコ時計。もうここになかったら、僕の記憶にはございません。お手上げです。
とりあえず、ナーサーにデコ時計の紛失を申告し、落し物で届いていないか確認してもらう。想定どおり、落し物にはないことが判明する。
もう八方塞なおれは、とりあえず、自分のベッドの周りをくまなく探してみる。そこで明らかになったのは、進化継続中に噴出した副産物である無数の髪の毛と、伝説のパンの副産物である処理忘れの無数のパンくずが強力タッグを組んでこっちを嘲笑しているのがわかっただけだった。こんなときに、自分のベッドテリトリーがこれほどまでに汚いことを露骨に証明するハメになってしまうとはまったくもって奇想天外。もう少し、きれいにしよぅ。デコ、少し反省します。
そのころ、ナーサーにも、この事件の速報が順次に伝わっていたようで、会うナーサーたちみな、時計は見つかったかと心配してくれた。お騒がせして申し訳ございません。朝から高嶋政信登場です。重いです。
しかし、これほどまでに探してもないとなると・・・容疑者を疑ってしまう卑劣な態度の俺。まさか、体重計に置き忘れたあとに誰かが持っていってしまったのではないか。そうなってしまえば、こちらはお手上げだ。あきらめるしかあるまい。さようなら、デコ時計。あなたとの思い出は一生忘れない。はい、とってもいたい俺です。
捜索終了宣言ここにて受諾。
東京の煙雨を模倣するかのような雰囲気の中、朝食をとる俺。しかし、昨日買った納豆と、卵欠けご飯の予想をはるかに上回る大掛けに、気分は一気に加速し、快晴まっしぐら。それはおいといて、朝食後、鬱な気分のまま、トイレに行く。その瞬間、デコが見たものとは!?
「はい、最初は、きづかなかったんです。(音声は変えております)
まさか、こんなところに、いや、トイレットペーパー掛けの上にあんなものがあるなんて。」
そう、まさにその男性が目にしたものは、あのデコナルド氏愛用の腕時計だったのだ。
そういえば、体重計から降りた後、そのまま、腕にははめずに、トイレに直行したんだっけ。そして、蓄尿のため、両手がふさがるので、やむなく、トイレットペーパー掛けの上に置いたのだった。事件は会議室で起こってるんじゃない。トイレの中で起こっているんだ。
というわけで、デコ時計、無事保護されました。
一件落着、めでたしめでたし。
東京は久々に雨です。
というわけで、今日はおとなしくしていようっと。
しかし、事件は24時間絶え間なく起きるとはこのことか。おとなしい宣言をしたにもかかわらず、今日の朝、珍事件勃発してしまう。
俺の愛用腕時計、その名もデコ時計の紛失に気づく。どこを探しても見当たらない。まぎれもなく外出のときは着用してたはず。ということは、その後、院内に戻ってきてから事件は起こってしまったということでしょうか。
事件は会議室で起こってるんじゃない。移植病棟で起こっているんだ。デコ島が叫びます。そして、昨日の記憶を詳細に掘り起こしてみる。不意に、頭に稲妻が駆け抜ける。そうだ、昨日の夜中、体重をはかるために、デコ時計をいったんはずし、体重計の上に置いたのだ。そこにそのまま置いてきてしまったに違いない。勢いそのままに、彗星のごとく、デコ、体重計に目標を定め、一目散に走る。一瞬だけ、ガトリンの瞬発力を上回る。そして、体重計を見渡すが、デコ時計はどこにも見あたらない。どこにいってしまったんだい俺のデコ時計。もうここになかったら、僕の記憶にはございません。お手上げです。
とりあえず、ナーサーにデコ時計の紛失を申告し、落し物で届いていないか確認してもらう。想定どおり、落し物にはないことが判明する。
もう八方塞なおれは、とりあえず、自分のベッドの周りをくまなく探してみる。そこで明らかになったのは、進化継続中に噴出した副産物である無数の髪の毛と、伝説のパンの副産物である処理忘れの無数のパンくずが強力タッグを組んでこっちを嘲笑しているのがわかっただけだった。こんなときに、自分のベッドテリトリーがこれほどまでに汚いことを露骨に証明するハメになってしまうとはまったくもって奇想天外。もう少し、きれいにしよぅ。デコ、少し反省します。
そのころ、ナーサーにも、この事件の速報が順次に伝わっていたようで、会うナーサーたちみな、時計は見つかったかと心配してくれた。お騒がせして申し訳ございません。朝から高嶋政信登場です。重いです。
しかし、これほどまでに探してもないとなると・・・容疑者を疑ってしまう卑劣な態度の俺。まさか、体重計に置き忘れたあとに誰かが持っていってしまったのではないか。そうなってしまえば、こちらはお手上げだ。あきらめるしかあるまい。さようなら、デコ時計。あなたとの思い出は一生忘れない。はい、とってもいたい俺です。
捜索終了宣言ここにて受諾。
東京の煙雨を模倣するかのような雰囲気の中、朝食をとる俺。しかし、昨日買った納豆と、卵欠けご飯の予想をはるかに上回る大掛けに、気分は一気に加速し、快晴まっしぐら。それはおいといて、朝食後、鬱な気分のまま、トイレに行く。その瞬間、デコが見たものとは!?
「はい、最初は、きづかなかったんです。(音声は変えております)
まさか、こんなところに、いや、トイレットペーパー掛けの上にあんなものがあるなんて。」
そう、まさにその男性が目にしたものは、あのデコナルド氏愛用の腕時計だったのだ。
そういえば、体重計から降りた後、そのまま、腕にははめずに、トイレに直行したんだっけ。そして、蓄尿のため、両手がふさがるので、やむなく、トイレットペーパー掛けの上に置いたのだった。事件は会議室で起こってるんじゃない。トイレの中で起こっているんだ。
というわけで、デコ時計、無事保護されました。
一件落着、めでたしめでたし。