My Own Way~I am me~

悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫)の
現在進行形闘病記録&自己満日記

おかん上陸

2006年11月18日 14時57分11秒 | Weblog
11月17日(金)
おかんが俺のドナーとしての幹細胞採取のため、こちらの病院に
入院しにくる。おかんの顔を見るのは1ヶ月ぶりでしょうか。ご苦労じゃった。
そして、おかんも俺と同じ病棟に入院することになる。親子そろって同じ屋根の下に入院というのも、なんともコミカルですね。なんだか、そわそわするのは俺だけでしょうか。デコ、なんだか落ち着きません。

そんなこんなで、昼食は、親子団欒で病院食を一緒に食べましたよ。そこで、おかんが、袋からなにやら取り出す。なんですか?おみやげですか?ちょっと、期待で心躍るおれです。そこに差し出されたのは、おかんが作ってきてくれた自分で「お袋の味」と公言するご飯のおかずでした。
おぉ、ちょっと、これには、親のあたたかみに浸っちゃうデコナルドです。
俺にとってのお袋の味は、なんといっても、ごぼう。なぜだか、ごぼう。なんだか、切ないぞ。
今回も、予想通り、見事に、ごぼうの煮物が入っていた。
そのごぼうの味がやけに心に染み入るのはなぜだろう。

昼からは、移植についての担当看護婦とのオリエンテーションが行われ、移植に関してのお話が1時間程度行われました。
なんとなく、移植の大まかな流れを把握できました。

その後、主治医のFFコンビから、今回の治療の効果について、次の治療について、移植について、のサザエさんもびっくりする内容の濃い3本立てのお話をしてもらいました。
ちょーフラッシュバックで説明すると、今回の治療は効果があったということ、
来週の月曜日(20日)から、もう一度、ESHAP療法を施行するということ。
年明けにミニ移植をする予定でいること、その同意をしてほしいということ。

その詳細の内容については、後日まとめますね。なにせ、石原ヨシズミくらい濃すぎるんですよ。

そして、おかんが今日、2回目のGーCSF(白血球を無理やり上げるお注射)を18時に済ませる。その様子を観覧するおれ。親がベッドで注射を打たれているのを見るのは、妙にセンチメンタルな気分になります。逆の場合も、同じだろうか。

そして、今回は、今日くらいしか二人で外出できなさそうなので、、二人で、外食に。
東京に似つかない格好の二人が、銀座の中心をふらつく。
おかんの入院中の嗜好品をGETし、俺の次回の治療のための最終的な食料供給を済ませる。
そして、21時帰院の予定だったが、それに間に合わず、親子そろって、遅刻宣言を病院に電話しなければならないアクシデント発生。んーセンシティブです。そして、21時半ころ、そろって、同じ病棟に帰院。これには看護婦も苦笑い。

そんなこんなで、妙に感傷的で内容の濃い一日でした。