My Own Way~I am me~

悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫)の
現在進行形闘病記録&自己満日記

突然ですが・・・

2006年12月18日 17時24分01秒 | Weblog
suzukaとしてのブログは、ここにて閉鎖いたします。
suzukaはこのブログの中で、とても成長させていただきました。
そろそろ、suzukaを脱皮する頃かなと思いました。
記録はこのまま残しておきます。

新ブログは ホジキンリンパ腫完全に治った!by なるショー
です。
名前はなるショーとしてがんばります。

今までsuzukaに付き合ってくれた皆様本当にありがとうございました。


閉鎖した後も、覗いてくれていたかた、本当ありがとうございました。

地元帰還

2006年12月12日 23時27分38秒 | Weblog
急きょ、今日、函館に帰ることになった。
両親が、早く、俺を連れ帰りたくてしょうがなかったようだ。
仕方がないから、ナースに言って、退院を許可してもらう。

主治医にも、
「明日退院するつもりだったんですけど、今日退院します。」
と言うと、普段、クールな主治医も
「今日、ふ~ん、そう・・・えぇ、今日!?」
と、芸人ばりの二度見リアクションを披露してくれる。

そんなわけで、今日退院です。また、1ヵ月後にくるんですけどね。
看護婦も、中途半端な寂しさをお披露目してくれました。
俺も、なんだか、微妙な感じ。

そんな感じで、今日の最終便で無事帰って来ました。

地元は、最初、そんなに寒くないと思ったけど、
じわじわと寒さが俺の身体を蝕み始めるんですよね。家に着くころには、
「おぉぉぉ、さみーよ。ここ。さみー」
と、震えながら言っちゃってました。果たして俺はこれからここで暮らしていけるのだろうか。ちなみに最低気温、-6度らしいです。いやなっちゃうね。

リリスケもしっかり犬らしくたくましくなってた。
1歳代の犬の成長って、すさまじいそうだからね。
ちなみにリリスケは、現在、1年と8ヶ月。人間で言うと、22歳くらいだそうだ。
俺と同い年やーん。さぞ、むらむらしてるんでしょう。
俺を出迎えて、両前足で
「お帰りなさい」の握手をしてくれる。同時に腰も振る。
やっぱり、お前、めんこい。吠えないのがまた、めんこい。
いつだか、友達に言われた。
「リリスケって、スズカにそっくりだよね」
って、ことは、俺は、こんなにめんこいのか。
それとも、あっちの意味だったのか?謎。。。
彼女はこの間、めでたく結婚した。結婚式にはでたかったなぁ。

そして、夕飯は、ひさびさの我が家で。
石狩鍋with牡蠣バージョン。

ちょ、超、うめ~~~~~~。

野菜めったんこ食べた。
白菜食べた。春菊食べた。ネギ食べた。しいたけ食べた。えのき食べた。
最後に愛情をパクリ。

鍋は侮れないなぁ。
ぷはーーー食べ過ぎたーーーーー。
地元最高!!!

でも、このかんに、俺の住んでる町のコンビニが2つ潰れてた。
1つは親友が働いてたはずなんだけど、あいつはどうなったんだろう。
あとで、メールしてみよう。

てか、パソコンの通信速度めちゃはえーーーーー。快適~~♪

12月11日(月)

2006年12月11日 23時24分50秒 | Weblog
●採血結果
白血球     2100(低)(正常値:4100~6100)
ヘモグロビン   7.2(低)(正常値:13.7~17.4)
血小板      4.1(低)(正常値:13.1~36.5)
網状球      17.1
CRP       0.2(高)

LDH       193
ALP       242
GOT        20
GPT        26
アルブミン    3.9
総淡白      6.4


今日は、とてもとても素敵な日だった。
これに限る。
いろいろ感じることがあった。
やっぱり人と人とが触れ合うっていいことだ。

みんな言うけど、ないものねだりなんだよね。
なくなってはじめて気づく。そこらへんに大切なものはあふれてる。
でも、それをひろわなかった。むしろ、遠ざけてた。
あー、なんてばちあたりなんだろう。

今、俺はとにかく拾おうとしている。
そして、転がってくるであろう大切なものを待っている。

だから、生きている。

死んだら、何もそこから始まらない。
ただ、死んだから負けなんじゃない。
まわりで何人もの同じ病気の人の死を見てきた。
彼らは決して負けたんじゃない。そもそも勝ち負けなどない。
ただ、最後までよく生きたと言いたい。
だけど、おれ自身、死から得るものの答えは出ていない。
出ない以上、死んだらいかん。
生きる答えは、今、生きてる俺そのものだと思う。
たとえ、死の答えがでたとしても、生の答えには
かなわないのだろう。

今日は半月なんだね。

明後日、地元に帰ることになりました。
こちらでお世話なったかたがた、本当に
ありがとうございました。
身寄りのない俺にとって、とても、励みになったし、
素直にうれしかったです。

まずは、地元で一仕事済ませて、カントリーライフを
満喫してきますね。

12月10日(日)

2006年12月10日 20時40分04秒 | Weblog
今日は昨日とうって変わっての快晴でしたね。そんなわけで、外出!

しようかなと思ったんだけど、貧血君が心配なので、今日もおとなしく
病院で、だらだらしてました。
マー病院は暇でして、唯一ほがらかな楽しみと言えば、
ナースちゃんとおしゃべりすることだけど、最近はナース君も
俺がおげんきなせいか、あんまりかまってくれなくって、
ひとりぼよよ~んと、過ごしています。

そんな感じだったんだけど、午後から来客がきてくれました。
なんと嬉しいことなんでしょう。
さぁ、話しますよ。と、たくさんお話したんだけど、
どうにも、語句が瞬間的にクーデターに合いますね。
そう、HLA型の話で、母親がドナーなら完全一致より、一座不一致の
ほうがいいらしいと言うことを伝えたかったんだけど、
どうしても、その説明がうまく、かつ、わかりやすく
伝えられなく、まどろっこしい時間がありましたね。

なので、改めて、使えない頭を振り絞って復習です。
ええと、
リンパ球は外から入ってきた異物などをやっつける働きがあるわけで、
移植すると、後から入り込んできた母親(ドナー)のリンパ球が増殖していくわけですが、
そのリンパ球が生意気にも俺の体自体を異物と認識して攻撃を始めるわけです。(GVHD:移植片対宿主病)
その際、俺の体の中の悪い細胞、つまり、がん細胞もやっつけてくれる(GVL効果:抗腫瘍効果:移植片対白血病)
わけですが、赤血球にA,B、O、AB型とあるように白血球にもHLA型というものが
ありまして、そのHLA型が、母親(ドナー)と全てあっている(完全一致)していると、なにせ、型が同じですから、俺の体と、母親(ドナー)のリンパ球が仲良くなりやすくて、母親のリンパ球が俺のがん細胞、もしくは、俺の体そのものを攻撃する効果(免疫反応:GVL効果)が起こりにくくなるわけです。
そうなったら、がん細胞がなくならない可能性が高くなるので、困ってしまいます。

一方、HLA型が1つ違う(一座不一致)であると、俺と母親の白血球の型が微妙に違うわけですから、母親のリンパ球が俺の身体に入ったときに、俺の体とけんかする可能性が、全てあっている完全一致よりも、強まるわけです。そうすると、母親のリンパ球は、俺のがん細胞ももちろんやっつける効果が強まるわけですから、抗腫瘍効果(GVL効果)も強まるわけです。でも、ここで疑問がでてくるわけです。
はい、GVL効果が強まると同時に、母親のリンパ球が俺の体そのものを攻撃する力(GVHD)も当然強まるわけです。それが強くなりすぎると、病気がやっつけられる前に、俺の体がやっつけられてしまうことになるのです。
そこで、そうならないように、免疫抑制剤で、そのリンパ球の攻撃の度合いを調節してあげることになるのです。これにも、また問題がありまして、その薬を使い続ける限り、免疫は抑制されるわけで、免疫不全状態、つまり、菌やウィルスに感染しやすい身体になってしまうのです。そのため、しばらくは、人ごみ、生もの(雑菌の多いもの)は禁止になってしまうのです。抑制剤終了までは、早くて半年、長くて、2年以上かかったりすることもあるようです。

話が発展しちゃいましたね。

なるほどー、とても勉強になりました。

つまり、内戦が強くなるほど、悪いやつらの黒幕がどんどん退治されていくわけですね。デコ先生。
そうなんです。僕たちの世界で起こっている悲惨な内戦みたくなってはいけませんね。民衆ばかりが犠牲になっては、国が滅びますからね。内戦になった理由であるがん細胞をきちんと特定する必要がありそうですね。

It was a fine, clear day today in contrast to the rainy weather we had yesterday.

That's reason I would went out !

But, I couldn't do that...

because I was worried about my bloodless condition.

So I was a quiet boy and spent dreaming or idly today.

I usually have nothing to do in the hospital.

Speaking of My bright and only pleasure,that is what chatting with nurses in charge of me.

But recently they much neither look after me nor chat with me.

I feel lonely.

But one acquaintance came meeting me.

I've waited !

I'm very glad to meet with you.

I chatted much things.

Let's call it a day!!

Good night!

Thank you for reading until this.

英語、むじゅい。。。

12月2日(土)

2006年12月02日 15時50分38秒 | Weblog
昨日は、赤血球輸血をしました。
輸血する前は、貧血すぎて、頭が痛くなり、
ぼーっとするし、ずっと寝てました。

今日は、だいぶ回復であります。
血小板輸血はとりあえず回避しました。

午後からお風呂に入る。上がった後、
その着替えをそのまま、洗濯機に投入する。
そのあと、時計がないことに気づく。

あ、着替えと一緒に洗濯機に入れちゃったかも。

洗濯が終わり、洗濯機の中を見てみると、
案の定、中には、ピカピカに洗浄され、脱水までなされた
時計が出てきましたよ。
おそるおそる時計を手ですくい上げて、フレームを見てみる。

あ、ちゃんと動いてる。

防水機能がきちんとなされていたようです。
一安心です。

そうそう、昨日はもうひとつ機械に関するショッキングな事件が。
ベッドの上にアイポッドを置いておいたら、それをすっかり忘れて、
ベッドに膝から、倒れこもうとしたときに、その膝が、
まさかの確率でアイポッドの表示画面の液晶に

ゴツ

って、いった。

あっ・・・

って、思ったときにはもう遅かったようで、

見事に液晶の部分は、墨を雑に塗ったように、
まっくろくろすけになってしまった。

・・・。

なにも、たまたま下ろした膝があんなちっちゃい液晶画面に
あたらなくても。

もっと物を大事にしよう。

筋肉痛

2006年11月30日 19時20分06秒 | Weblog
11月30日(木)
ズーン。痛い。何が?筋肉が。
はい、性懲りもなく筋肉痛になってしまいました。
昨日少し歩いただけなのに。。。
退化は予想以上に激しかったようで、ひさびさの筋肉痛に
もんもんとした青春を感じながら、今日一日を過ごしました。

と言いつつも、外出はきちんとこなしちゃんですよねぇ。

さて、今日のミッションは、すっぱいパン購入です。

いってらっしゃい、デコ隊長。
行ってきます。

最近は、米を食べたいとは思わないのだけど、やたらと酸味のあるものと、
パンが食べたくなる。これは、何かの陰謀か根回しだろうか。
この2つのキーワードと来たら、あのパン以外なにがあるっていうんだい。

そう、もうこのブログでは常連のbread of legendに君臨するあのパンです。

太ももの裏に心地よい痛みを感じながら、
中学校のころのサッカーの試合で
開始1分、速攻で足がつった先輩を思い出しながら、
しかも、その先輩はそのままつったのが治らなくて交代させられてしまったのを思い出しながら、
しかも、その交代相手が、神のイタズラなのか、先輩のイタズラなのか、俺だったのを思い出しながら、


俺は歩いた。

あとは、いつもどおりにミッション遂行に成功。
めでたしめでたし。



11月29日(水)

2006年11月29日 21時57分19秒 | Weblog
11月29日(水)
元気があれば、なんでもできる。

スズカここに復活です!
「あとは、自分で栄養取りなさいよ」と
てんこ君は捨て台詞を残して、今日で、彼とおさらばしました。

ということで、当然、外出です。
白血球2400。ギリセーフです。はい、行ってらっしゃい。
外出に行けるのは、次の採血まででしょう。
いけるときにいっとくのがG-CSF患者の鉄則。
昔から、出来るときにやっておけっ!ていうでしょ。あれですよあれ。

今日は、ちょうど、ととろおじさんがお昼にお見舞いに
来てくれたので、外出して昼食を食べに行きましょうと誘う。
ととろおじさんに
「おなかすいてますか?」
と、聞くと、
「僕はいつでもおなか空いてるよ。」
と、さすがのととろっぷりを発揮してくれる。

で、行く先は・・・カレー?


ではなくて、歩いて30秒ほどのところに位置する中華料理店へ。
というのも、俺の胃袋がまだ洋食に対して胃液を過剰放出しっぱなし
だったためです。
なぜか中華は不思議と食べたいと思うんだなぁ。なぜでしょうね。
やはり、日系の血が騒ぐからでしょうか。


中華料理店では、

俺は、以前にも食べたあんかけ焼きそばをおいしく頂く。
ととろおじさんは、ランチメニューの2番をぺろりと頂く。
そこで少しととろおじさんと談笑してから、その店を出る。
店員サモハンさんに別れをつげる。店員サモハンさん、とてもおいしかったです。また来ますね。
少し歩いて、ととろおじさんとも別れを告げる。
とても、楽しかったです。また、来てくださいね。

さぁ、おれ、これからどーする。
1、病院に戻る。
2、ふらつく
3、ふらつく
4、ふらつく

仕方ないから、フィフティーフィフティーで答えを半分に絞る。

ドン!

2、ふらつく
3、ふらつく

が残る。

よって、2のふらつくに。

外出アンサー?




イエス。

ふらつくアンサー。

で、久々に絵を描きたくなり、文具店を探す。
今朝、ナーサーに文具店の場所を聞いていたのですぐに見つかる。
そこでスケッチブックと鉛筆を購入。
この2つあれば、絵は描けるからおもしろい。

そして、次に無性に叫びたくなった俺。
はい、行ってしまいました。
そうです。一人カラオケです。
はい、そこ、寂しいとか言わない!
はい、特技は一人遊びです。きっと、何かの面接で使えることでしょう。

ていうか、普通に一人で僕、カラオケ、かなり、楽しめるアルヨ。
1時間ポッキリ、一人で熱傷!あ、いや、熱唱!!
それはそれは周りのお客は、俺を見て楽しそうに見えたことでしょう。
はい、実際めちゃくちゃ楽しかったです。



イエモンを歌いまくりです。吉井さん、かっこよすぎです。
はい、誰かこんな僕をどうかカラオケに連れて行ってください。

そして、一人でテンションがあがったまま、今日の外出の一番の目的を思い出す。
そうだ、納豆川中!…?納豆買わなきゃ!
はい、だいぶ頭もやられてるようです。

それで表参道のいつものお店へ。
納豆をこれでもかというくらいの6個購入してやりました。
だって、ここの納豆おいしいんだもん。
そして、例のすっぱいパン屋にも足を運んだのですが、あえなく撃沈。
今日、水曜日は定休日なのです。あー、あの伝説のパンがムショウもっこりに食べたかった。

そんなわけで、今日のミッションを無事終了し、
病院へ帰院。

夕食をさらっと食べ、
さきほど買った鉛筆を使って絵に没頭しましたよ。
今回のモデルは、タッチの演技で胸キュンさせられた長澤まさみちゃんです。
彼女の演技はよくわかりませんが、くぁわゆいです。
そして、絵のほうは久々のせいか、鉛筆だけのせいか、納豆食った、いや、納得いった出来になるまで、
いつもの3倍の時間がかかってしまったよ。
デコにもやはりブランクはありますね。これぞ、デコブランク。なんかレゴブロックと似てますね。
でも、結果的には大満足の出来になりますた。


これを見た
ナーサーA氏「おぉ、意外な才能があるんだね」
と、お褒めの言葉をくれる。それに対し、

デコナルド「なかなかうまいでしょぅ。」

ナーサーA氏「うん、うまいうまい」

調子付くデコナルド「でしょぉ?俺に惚れました?」

ナーサーA氏「…。いや、惚れないわぁ。あえて言うなら、惚れないわぁ。」

デコナルド「……。でも、けっこううまいでしょぉ。」

ナーサーA氏「うん、ほんとにうまいわぁ。」

デコナルド「でしょぉ?俺に惚れちゃったでしょ?」

ナーサーA氏「…。いや、絶対惚れないわぁ。あえて言…」

デコナルド「もういいです。」

そんな感じで、ナーサーA氏にプチ玉砕し、落ち込んでむデコ。
でも、ここで引き下がってはいけない。
負けられない戦いがここにある。
そして、あえて「一人でカラオケ行ったんですよ。」と、一人カラオケの話をナーサーA氏にする。すると、意も返させぬ速さでナーサーA氏は、
「うわっ、寂しいっ!普通にひいちゃった。」
と、軽蔑のまなざし。さすがは、A氏です。だてに、バックパッカーでアジア放浪してないわ。あなたにはかないません。
見事にA氏に粉砕した俺。
もっともっと強くなれ!

はぁ、今日も一日、お疲れ様、おれ。
そろそろ寝るか。

安定剤でもして寝よう。(冗談です)

今日も充実した1日だったぜ。いい眠りにつけそうだ。


最後にリリスケ。
もうちょっとまってろよ~。てか、俺のこと覚えてるか~。


おかん上陸

2006年11月18日 14時57分11秒 | Weblog
11月17日(金)
おかんが俺のドナーとしての幹細胞採取のため、こちらの病院に
入院しにくる。おかんの顔を見るのは1ヶ月ぶりでしょうか。ご苦労じゃった。
そして、おかんも俺と同じ病棟に入院することになる。親子そろって同じ屋根の下に入院というのも、なんともコミカルですね。なんだか、そわそわするのは俺だけでしょうか。デコ、なんだか落ち着きません。

そんなこんなで、昼食は、親子団欒で病院食を一緒に食べましたよ。そこで、おかんが、袋からなにやら取り出す。なんですか?おみやげですか?ちょっと、期待で心躍るおれです。そこに差し出されたのは、おかんが作ってきてくれた自分で「お袋の味」と公言するご飯のおかずでした。
おぉ、ちょっと、これには、親のあたたかみに浸っちゃうデコナルドです。
俺にとってのお袋の味は、なんといっても、ごぼう。なぜだか、ごぼう。なんだか、切ないぞ。
今回も、予想通り、見事に、ごぼうの煮物が入っていた。
そのごぼうの味がやけに心に染み入るのはなぜだろう。

昼からは、移植についての担当看護婦とのオリエンテーションが行われ、移植に関してのお話が1時間程度行われました。
なんとなく、移植の大まかな流れを把握できました。

その後、主治医のFFコンビから、今回の治療の効果について、次の治療について、移植について、のサザエさんもびっくりする内容の濃い3本立てのお話をしてもらいました。
ちょーフラッシュバックで説明すると、今回の治療は効果があったということ、
来週の月曜日(20日)から、もう一度、ESHAP療法を施行するということ。
年明けにミニ移植をする予定でいること、その同意をしてほしいということ。

その詳細の内容については、後日まとめますね。なにせ、石原ヨシズミくらい濃すぎるんですよ。

そして、おかんが今日、2回目のGーCSF(白血球を無理やり上げるお注射)を18時に済ませる。その様子を観覧するおれ。親がベッドで注射を打たれているのを見るのは、妙にセンチメンタルな気分になります。逆の場合も、同じだろうか。

そして、今回は、今日くらいしか二人で外出できなさそうなので、、二人で、外食に。
東京に似つかない格好の二人が、銀座の中心をふらつく。
おかんの入院中の嗜好品をGETし、俺の次回の治療のための最終的な食料供給を済ませる。
そして、21時帰院の予定だったが、それに間に合わず、親子そろって、遅刻宣言を病院に電話しなければならないアクシデント発生。んーセンシティブです。そして、21時半ころ、そろって、同じ病棟に帰院。これには看護婦も苦笑い。

そんなこんなで、妙に感傷的で内容の濃い一日でした。

貧血と僕

2006年11月16日 19時57分27秒 | Weblog
11月15日(木)
外は快晴。しかし、この外出錬金術師の俺にも悩みがあります。
それは・・・このごろ、外出に行く目的がなくなってきてしまったじゃないか!ってこと。どうしちまったんだい、俺。全くもって俺らしくないぞ。
これもすべて、あいつのせいか、そうなのか?そう、貧しいに血と書いて、貧血。俺は金欠。
そうなんだよ。貧血症状が辛い今日この頃なのです。どうしちまったんだい俺の骨髄。

いい加減目覚めなさい。
そろそろ、目覚めて造血してもらわないと、ほんとにシャレならないってば。

そんなこんなで、今日もスローライフです。動きがスローってことね。
なにか、ナーサーの中でも、
「スズカ君って、運動まったくしないよね。」
って、評判らしいです。英雄には、批評はつきもの。仕方ないさ。
院内でディーク更家になれるほど、俺は器がでかくないんです。

となりのおにさんも、夜が眠れないらしく、辛そうだ。てか、眠そうだ。日昼夜逆転してしまってるし。
それでも、夜には復活し、俺とにこやかに会話してくれる。彼はかなり器がでかい。

それで話題になったのは、松坂の大リーグ移籍チーム決定のニュース。移籍金60億だって?すごいなぁ。
どこかの白い恋人やらを背にしょったサッカーチームも買収してほしいくらいです。それが無理なら、白い友達以上恋人未満に格下げしてほしい。

話は戻って、松坂はドラフト一位選手。
俺は思う。
骨髄バンクでもドラフト制度を作ればいいのだ。
名づけて、

「ドナフト制度」


これは、名案。
俺の好きなのは、こしあん。
友達が好きなのは職安。

それはいいとして、さまざまなHLA型を著有名病院12施設が、指名するのだ。
もちろん、逆指名はできない。みな、息を呑みながら、一巡目に呼ばれるかを電話の前で
正座して待つ。これはドキドキものです。

ふぅ、これで、ドナー待ちの患者も安泰だな、トランクス。

おぉ、いつの間にか妄想癖まででてきてしまった。やばいやばい。

今日は、ととろおじさんと、となりのおにさんの夢の共演も見れたし、
いい一日だったな。

そいえば、ブログ名、own my way じゃ並びがおかしいらしいです。
で、my own wayが正しいようです。

弦楽四重奏

2006年11月12日 19時21分27秒 | Weblog
「外出いつするの?」
朝一番のナーサーの一言目がこれ。
日曜だとおれが外出するものと断定されているようだ。
でも、残念でした。今日はおとなしく病院で文系なるデコちゃんで過ごすつもりです。仕事が増えてごめんなさい。

午後から院内で弦楽四重奏のプチコンサートが行われた。
弦楽四重奏とは、バイオリン2人(高音、低音パート)に、ヴィオラ、チェロの
4人の体型で演奏することらしい。

たくさん演奏してくれたがヘンデルの「シバの女王の入場」、「涙の流れるままに」の2曲と、「このすばらしき世界」と、ラヴェルの「ボレロ」が特に感動した。生で聴くとやっぱりいいもんだすね。感動しすぎて、毛根開きっぱなしでしたよ。
最後の曲の終了直後には、患者の一人のJIJIさんから「ブラボー!!!ブラボー!!!」の大連呼が飛ぶ。JIJIさん、あなたそれほどの元気あったら、きっと治るよ。JIJIさんの点滴がハープに見えたのは、神風の仕業か。
アンコールの掛け声が全くないにもかかわらず、ブラボーが司会者によって見事にアンコールに変換されたことには、観客一同困惑気味。しかし、すぐに拍手で盛り返すがん患者さまかた。アンコール演奏は、荒川静香でおなじみのトゥーランドット?で締めくくられる。演奏者が弾きながら、次々とイナバウアーを成功させたのには、院内騒然。

ってのは冗談で、コンサートは大盛況のなかで終幕を迎える。心癒されるひと時を提供してくれた演奏者たち、ありがとう。

デコ時計紛失事件

2006年11月11日 14時50分58秒 | Weblog
11月11日(土)
東京は久々に雨です。
というわけで、今日はおとなしくしていようっと。

しかし、事件は24時間絶え間なく起きるとはこのことか。おとなしい宣言をしたにもかかわらず、今日の朝、珍事件勃発してしまう。

俺の愛用腕時計、その名もデコ時計の紛失に気づく。どこを探しても見当たらない。まぎれもなく外出のときは着用してたはず。ということは、その後、院内に戻ってきてから事件は起こってしまったということでしょうか。

事件は会議室で起こってるんじゃない。移植病棟で起こっているんだ。デコ島が叫びます。そして、昨日の記憶を詳細に掘り起こしてみる。不意に、頭に稲妻が駆け抜ける。そうだ、昨日の夜中、体重をはかるために、デコ時計をいったんはずし、体重計の上に置いたのだ。そこにそのまま置いてきてしまったに違いない。勢いそのままに、彗星のごとく、デコ、体重計に目標を定め、一目散に走る。一瞬だけ、ガトリンの瞬発力を上回る。そして、体重計を見渡すが、デコ時計はどこにも見あたらない。どこにいってしまったんだい俺のデコ時計。もうここになかったら、僕の記憶にはございません。お手上げです。

とりあえず、ナーサーにデコ時計の紛失を申告し、落し物で届いていないか確認してもらう。想定どおり、落し物にはないことが判明する。

もう八方塞なおれは、とりあえず、自分のベッドの周りをくまなく探してみる。そこで明らかになったのは、進化継続中に噴出した副産物である無数の髪の毛と、伝説のパンの副産物である処理忘れの無数のパンくずが強力タッグを組んでこっちを嘲笑しているのがわかっただけだった。こんなときに、自分のベッドテリトリーがこれほどまでに汚いことを露骨に証明するハメになってしまうとはまったくもって奇想天外。もう少し、きれいにしよぅ。デコ、少し反省します。

そのころ、ナーサーにも、この事件の速報が順次に伝わっていたようで、会うナーサーたちみな、時計は見つかったかと心配してくれた。お騒がせして申し訳ございません。朝から高嶋政信登場です。重いです。
しかし、これほどまでに探してもないとなると・・・容疑者を疑ってしまう卑劣な態度の俺。まさか、体重計に置き忘れたあとに誰かが持っていってしまったのではないか。そうなってしまえば、こちらはお手上げだ。あきらめるしかあるまい。さようなら、デコ時計。あなたとの思い出は一生忘れない。はい、とってもいたい俺です。
捜索終了宣言ここにて受諾。

東京の煙雨を模倣するかのような雰囲気の中、朝食をとる俺。しかし、昨日買った納豆と、卵欠けご飯の予想をはるかに上回る大掛けに、気分は一気に加速し、快晴まっしぐら。それはおいといて、朝食後、鬱な気分のまま、トイレに行く。その瞬間、デコが見たものとは!?

「はい、最初は、きづかなかったんです。(音声は変えております)
まさか、こんなところに、いや、トイレットペーパー掛けの上にあんなものがあるなんて。」
そう、まさにその男性が目にしたものは、あのデコナルド氏愛用の腕時計だったのだ。
そういえば、体重計から降りた後、そのまま、腕にははめずに、トイレに直行したんだっけ。そして、蓄尿のため、両手がふさがるので、やむなく、トイレットペーパー掛けの上に置いたのだった。事件は会議室で起こってるんじゃない。トイレの中で起こっているんだ。

というわけで、デコ時計、無事保護されました。

一件落着、めでたしめでたし。




ナチュラルハウスと正直村

2006年11月10日 21時56分24秒 | Weblog
11月10日
デコナルド、ついに髪が抜け始める。
いつか抜けるとわかっていたものの、こんなに早く抜けてくるとは。
デコナルドからツルナルドへの進化は時間の問題のようだ。

世界が注目する進化の過程でも、俺は外出させてもらうぜ。
今日は自然食品店めぐりをしましょう。ん?昨日も行っただろって?
甘いぜ、今回、新たに2つの自然食品店が近場にあることを発見したのだ。
知ったからにはいかなければなるまい。

その2件とは、表参道のナチュラルハウスと、松屋銀座の正直村です。
どちらも知人の紹介でその存在が明るみになったお店。

表参道は銀座駅から直通でいけるので、これはいいところを教えてもらったと
知人に感謝です。
いざ、そのナチュラルハウスに突入。
突入して早くも、デコスカウターの針が、悦楽度100のマキシマムまでビンビン触れまくる。
こ、こんなすごいこと未だかつてないぞ。なんだっていうんだ、ナチュラルハウス。それにしても、俺のポリシーと完全一致してるすばらしい商品ばかりおいてくれやがって、見てるだけで楽しいじゃないか。俺をこんなに幸せにさせちゃっていいのか、こんちくしょー。そんなことしても、そんなたくさん買ってあげれないぞ。
でも、さすがは表参道駅から徒歩30秒のところに位置しているだけのことはある。これでは、セレブもびんびんだ。
そんな大満足チックな心とは、裏腹に買ったのは、なんと納豆のみのけちなデコです。
でも、納豆をなめちゃ困るぜ。なにせ、3パック入りだ。ただそれだけだ。

で、ナチュラルハウスで見事に初めてのおつかいを成功させた俺は、地下鉄で銀座にフラッシュバックし、もうひとつの自然食品店、松屋にある正直村を目指す。

松屋に到着。周りの美女の多さには、百戦連敗の俺でもさすがに目がくらむ。はて、銀座には美女しかいないのだろうか。納豆しか買わなかった俺がこんなところに一緒に存在しちゃっていいのだろうか。それにしても、君ら、顔と体のバランスが少しおかしいですよ。何を食べれば、そんなモコミチチックなスタイルになるって言うのだ。これも進化の過程なのでしょうか。頭がうずうずするよ。おっと、今はそんなことはどうでもいいんだ。とりあえず、モコミチ村に向かわなくては。いや、正直村だ。

そして、なんとか正直村に到着。
おぉ、銀座にもこんな店があったとは。なかなか、俺の食欲をかき立てる商品ばかりでございますこと。はい、そこで発見しちゃいました。そうです。柿です。あらま、気づいたら、レジを通過し、柿を握っているデコ発見。買っちゃった。だって、おいしいんだもん。俺が柿を見て買わないで帰るのは、今のところ無理なようだ。
よし、今日のお買い物はこのくらいにしておこう。
明日の朝ごはんは、納豆で決まりだな。

帰り道、銀座のど真ん中でウンチを出航中のチワワ君発見。見事に出航完了の模様。
最後の最後に今回の外出の恍惚感を見事にぶち壊しにしてくれたチワワ君、ありがとう。


めでたしめでたし。


伝説のパン、再び

2006年11月10日 10時40分47秒 | Weblog
11月9日(木)
昼過ぎからあまりに暇になってしまった。
じゃ、外出するか!

ということで、外出に勢いよく飛び出す。このときの体のキレには
目を見張るものがある。オシムの目が光る。
Y看護婦さん、行ってきます。

じゃ、どこにいこうか。
いつの間にか、食糧難に陥っていたことに気がつく。
ので、東北沢の自然食品店へ。もう、地図を見なくても
いける順応性には、自分でも苦笑い。

さて、着いたぞ。まず、俺にとって必要不可欠な焼き海苔を買う。
あとは、コーンフレークならず、玄米フレーク。
食欲の減退気味の朝食にピッタシ。
それと、天然酵母まんじゅう。
ついで、季節ものの柿。好きなんだなぁ。

こう買ったものを書いてみると、俺ってほんと物好きだと思う。
さて、ミッションは終了した。
いや、まだ残っている。
今日のもうひとつのミッション、デコ司令官、指令せよ。

天然酵母パンをゲットせよ。

というわけで、表参道に降り立つデコ司令官です。
そう、ここで勘の鋭い人なら思い出すだろう。
あの痛ましい事件を。
そう、以前、新人看護婦に拒絶反応をもたらしたあの伝説のパンを
手に入れようとしているのだ。
詳しくはここ→伝説のパンとの出会い
その酸味ゆえに、ケチョンケチョンにプライドを傷つけられた天然酵母パンと俺。
しかし、それが僕らの友情の始まりだった。俺は、そのパンに恋をしてしまった。
つまり、はまったようだ。
あの酸味をもう一度、味あわせてくれ。

そうして、伝説のパン屋に到着です。
ラッキーにも、目的のパンが1個残っているではあーりませんか。
これは俺に食べてくださいと言っているようなものではないか。
ゲットするしかあるまい。
しかし、客は俺のほかに一人。彼の目線が気になる。
あ、彼の手が俺の心を読み取ったかのように、目的のパンに伸びる。
デコナルド、思わず息を呑む。と、その瞬間・・・彼が手にとったのは・・・

隣のパンでした。。。俺、安堵です。

その隙を見計らって、再び、彼の手が・・・
歴史は繰り返されるのか!
そんなことはさせてたまるか。
俺の手が間一髪、彼の手の下を潜り抜けて、伝説のパンをガッチリキャッチ。
激闘の末、軍配はデコナルドに。彼もなかなかの逸材。これからに期待だ。

ミッションを予定通りこなし、パンをゲットして、満足な俺は、
ようやく、帰宅の徒につく。
そして、買ってきた伝説のパンにむさぼりつく。
さすがのすっぱみに、デコの細胞一同唖然。しかし、癖になる。
また、会えたね。

さて、この感動を独り占めするほど、俺は視野の狭い人間ではない。
負けられない戦いがここにある。
感動を再び。失敗を恐れていては、そこから、明るい未来は生まれてこないのである。

ということで、隣のおにさんに、思い切って、この味を共有してもらおうと
思い立つ。
ここで、また、あの新人ナーサーの恐ろしい苦言を思い出す。
まだ、俺の心を苦しめてやまない言葉。
あえて、ここで公表するのはやめておこう。
俺もこれ以上、思い出すと、胸が痛くなる。

一切れをスライスして、おにさんに差し出す俺。
おにさん、快く受け取る。
で、匂いを確認。
匂いでアウトだったら、俺がこの先立ち直るのは無理そうだ。

そんな俺の心配をよそに、匂いはセーフだったようだ。
そして、いざ、おにさん、伝説のパンを食す。

歴史は繰り返されるのか!
負けられない天然酵母パンがここにある。

「ん~~~」

おにさん、うなる。眉毛が八の字型に波打つ。

「確かにすっぱい。」

やはり、俺たちはここが限界なのだろうか。
と思った直後、

「けど、うまいよ、これ。」

おぉ、奇跡は起こった。
ついに、一般人の壁を乗り越えた天然酵母パン。
やったぜ。俺はほんとお前の成長が何より、うれしい。
また、俺を、イヤ、ほかのみんなを感動させてくれ。

そうして、俺の辛くて悲しいトラウマは見事に払拭させられたのでした。

めでたしめでたし。

食欲=元気

2006年11月09日 11時04分59秒 | Weblog
11月8日(水)採血あり
3時過ぎにAさんがお見舞いに来てくれた。
Aさんとは初対面。エレベーターのところまでお迎えに行く。
エレベーターが開くと、Aさん登場。この瞬間が一番緊張するよね。
ぎこちない笑顔の俺、ご挨拶。Aさんもご挨拶。どもども、はじめまして。
さてさて、とりあえず、どこに行きましょう。
19階の見晴らしの抜群なレストランにでもいきましょう。

Aさんは、思ったとおりのかわいらしい女性で、たくさん話してしまいました。
はい、実はAさんは女性なのです。
気づいたら、外は真っ黒くろすけ。ビルの明かりが心地よく目を保養してくれる。都会の街並みは颯爽としている反面、冷たくも感ずる。詩人チックなデコナルド。
話も弾んだところで、一緒に外食に行くことに。
中華で一致団結。
向かったお店は、巨大餃子で有名な天龍。
迷って散々歩いた末に、天龍発見。
おぉ、銀座にもこういう大衆的なお店があるのね。
店内は、満席で、オーダー待ちの客が15人くらい。
これはおいしいと受け取っていいんだよな?デコナルドよ、大志を抱け。
店員ちゅんりーにどれくらい待つか
聞いたところ、15分くらいだそうだ。15分なら許容範囲。
15分経過し、禁煙席に誘導される。
ようやく、オーダー開始。思いっきり、頼んでやるぜ!デコ、テンション上がる。
もちろん、焼き餃子ははずせない。なにせ、巨大な上に1人前8コというのだから、日本人の胃袋を嘲笑しているとしか思えない。二人で食べるのがベストのようだ。ほかに、麻婆豆腐、卵スープ、あんかけ焼きそばを注文し、オーダーストップ。
そして、オーダーして30秒もしないうちに巨大餃子がお目見えしたのには、二人してびっくり。も、もしや、作りおきなのか、店員ちゅんりーに懐疑心を抱くデコ。い、いや、そんなことはないはずだ。そんな欺瞞に満ちた餃子で、銀座のサラリーをうならせられるわけがない。
※あとでわかったことだが、もちろん作り置きなんかでは決してなく、その爆発的な売れ筋ゆえに、巨大中華なべに、螺旋状にびっしり、餃子を敷き詰めて、一気に何百もの餃子を焼くために、この電光石火の品だしを可能にしているのだそうだ。さすがは、ちゅんりー。一本とられたよ。

ド~~~ン
画像が小さく、(なにせ写メ)この巨大さを伝えきれないことが残念でならない。
それにしてもさすがだ。これは本当に大きい。そして、俺の大好きな表面のバリッとした焦げ目がたまらなく、食欲をそそるではないか。見た目は星3つ間違いなし。
しかし、こんなの一人で食べきれるわけがない。なにを隠そう、俺は若年性がん患者。ついこないだまで、玄米クリームでしのいでたタマだぜ。これをすべて食べたら、胃からテポドン発射させるようなものだ。
よって、二人で仲良くほうばる。テポドンから平和を守った。
味はというと、一言で言うなら、室伏浩二。デカいわりにさわやか。ようするに
ジューシーなわりに胃にしつこくない。美味絶品ということだ。胃の中でハンマー世界記録更新。いや、餃子世界記録更新。病みつきになるとはこういうことなのか?
二人でぺろりと平らげてしまった。
ほかの料理の量も半端じゃないんだ。
俺は店員ちゅんりーに脱帽だよ。ごちそうさまでした。
かなり満足して食べたにもかかわらず、伝票はそれほど主張することのない値段におさまっていた。俺は天龍が好きになったぞ。
また、来ますね。

そうして、今日もまた、たのすぃー1日でしたとさ。

めでたしめでたし。

あんかけ焼きそば

2006年11月08日 23時56分31秒 | Weblog
11月7日
不意にあんかけ焼きそばが食べたくてたまらないシンドロームにかられる。
俺の頭はすでにあんかけパラダイス。
小エビときくらげが宙を舞い、俺に笑いかけてくる。
ほら、ナーサーがチャイニーズドレスを着て
こっちに手招きしてるよ。
こうなってしまったら、行かねばなるまい。
いつ何が起こるかわからない時代。
竜巻で犠牲になったかたがたにはご冥福をお祈りいたします。

ということで、デコナルド、ランチに駆り出します。
マスクをし、ニット帽をかぶり、メガネを装着、顔面フル防備はぬかりなく。
服はもちろんジャージですよ。どこから見ても、これから
銀行でも襲っちゃうんじゃないか的要因をすべてクリアしてしまっている
自分に思わず拍手喝采。お外を歩くと、自然と道が開ける便利さ。

目的地まで徒歩1分。
俺のお気に入りの穴場的中華料理店へ潜入成功。
穴場と思いきや、ほぼ満席で、店員OVAちゃんに相席に誘導される。
さすがは、ランチの中華は侮れない。
お隣は中年のOVAちゃん。卵チックなものを一人黙々と食べている。
さすがは、ランチのOVAちゃんも侮れない。

そして、迷いもなく、あんかけ焼きそばを注文する。
10分くらいでOVAちゃんとあんかけ焼きそば登場。

おぉ、程よい硬さの麺に絶妙なとろみのあんかけがそれを包み込み、鮮烈なハーモニーを奏でている。これはグッドジョブ。味もグッドジョブ。OVAちゃんはグッド主婦。たぶん。
大満足のデコナルド。
また食べに来ますね。

今日もひとつ夢が叶い、いい一日でした。