一週間前の2/27は、星組御園座公演『王家に捧ぐ歌』の千秋楽でした。
公演期間は、コロナ感染などにより2/8の初日が2/17の16:00になったわけですが。残り16公演で、回を重ねるごとに深まり歌に気持ちが乗って感動させていただきました。
アイーダの舞空瞳(まいそらひとみ)さんの歌う
「♪戦いは新たな戦いを生むだけ♪」
も、今の世情にハマり…遠い昔から人々は、争い戦いを繰り返し不幸になり…それを学ぶことなくそれが繰り返される…といった愚かしさ、そして平和であるように皆が努力していこう…といった流れ。
泣かずにはいられませんでした。
最後に、アムネリス有沙瞳(ありさひとみ)さんが、ファラオとなり、自分がファラオの間は、戦いを禁止する!と発するときに、愚かなことだとわかってはいると前置きしたところなども胸に刺さりました。
礼真琴(れいまこと)さんのお歌に、他の方々の歌声も重なり、深みのある音に感動しました。
今回、ファラオ役の専科の悠真倫(ゆうまりん)さんの、歌声がまた良くて…。素晴らしいファラオでした。
白妙なつ(しろたえなつ)さんが、エチオピアの歌を歌い出すと、美しい声にドキドキしましたし、神官長ネセルチームの天寿光希(てんじゆみつき)さん、朝水りょう(あさみずりょう)さん、遥斗勇帆(はるとゆうほ)さんは、独特のメイクで白っぽかったのですが、2幕開けてすぐのナンバーでは、エジプトがいかに繁栄していて、神官もそれなりに堕落している様がとても愉快に見え、ウバルド極美慎(きわみしん)とアイーダの父、エチオピア王アモナロスの輝咲玲央(きざきれお)さんも良かったです。
ファラオの娘アムネリスの女官達の場面は、個人的に好きでして、娘役さんたちが可愛くて。
その可愛い人たちが、別の場面ではエジプト兵として踊っていたり、エチオピアの女性達が、エチオピアの戦士として戦っていたりで、なかなか裏での早着替えなどが大変そうだなと思ったりしていました。
フィナーレは、カッコいい男役さんと美しい娘役さんを堪能し、これを観たくて宝塚に通っているなぁ〜とあらためて思いました。
悲しい気持ちをふっ飛ばしてくれる、そして笑顔で帰ることができる!
エトワールの都優奈(みやこゆうな)ちゃんもこれからは、大劇場でももっとお歌で活躍できるのではないでしょうか。
私は、お手紙を書きたいですw
千秋楽は、何度かのアンコール(無言で手拍子)があり、白妙なつさんの組長ご挨拶から、礼真琴さんの舞台挨拶。
無事に千秋楽を迎えられた喜びと安堵の気持ちなどを人懐っこい性格を滲ませながら語る姿も忘れられません。
二年前、月組が御園座公演で千秋楽を待たずに中止となり、途中からではあったものの星組が千秋楽を迎えられて、ようやく月組さんとともに千秋楽を迎えることができたともいってました。
よかったですよね😊宝塚は一つです!
名古屋めしも、ちゃっかり、テイクアウトで食べていたそうです。
何を食べたのでしょうか?
最後にご当地ジェンヌの紹介。
遥斗勇帆さん、ひろ香祐(ひろかゆう)さん、白妙なつさんが、「はーい!」の元気に手をあげて一礼。
スタオベでは、いつもの「星組パッション」を会場にいる人みんなで参加してやりました。観客は無言ですよ。
もうすぐ、星組さんは次の大劇場のお稽古集合日でしょうね。コロナ前より、お稽古も分散するでしょうし、大変だと思いますが、良い舞台となるようにおすごしくださいね😊
さて、色々気の向くままに画像を撮っていたので、御園座さんの様子などを貼っておきます。
からくり時計
座席にドリンクホルダーが設置されていて驚きました。シネコンみたいです。
歌舞伎などのときは、美味しいお弁当を食べますもんね。(コロナ前の話)
隈取のガチャ。一回400円。記念にいいかもですね😊
わずか数十年で、また…?
コロナで消耗していたところに、こんなことになるとどうしても不安になります。
そうならないような未来でありますように。