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在宅血液透析Diary

日々の出来事や在宅血液透析(HHD)のことなど 書いています。
<2007年5月開設>

在宅透析と料金

2008-05-16 16:01:50 | 透析装置&物品

在宅で血液透析を行なっている・・・と言うと、よく聞かれるのが料金のこと。
私が時々お世話になっている 近所の内科でも、在宅透析の料金のことを何度か
先生に聞かれた。

「在宅も、施設に通うHDと金額は一緒ですよ。」といつも答えるけれど、機械の
リース料はかからないのか・・・とか、保険は適用されるのかなど、他の人からも
たまに聞かれることがある。

唯一HDとHHDの料金の違うところは、電気代と水道代。
HDの水道光熱費はもちろん病院負担だけど、在宅透析では自腹。

どのくらいの負担額かというと、やっぱりその家ごとで違うので ○○○○円など
具体的な額はわからないけど、私の家の場合は、HHDを始める前と後では 電気代が
5000円~7000円くらいUPしている。


たとえば先月の電気代。この時期はエアコンなどの冷暖房器具を一切使用していない
にも関わらず、電気代は14800円。
(ちなみに H H D 導入前の電気代は、大体この時期だと7000円~8000円くらいだった。)

なので真夏など、冷房を毎日使用する時期になると、軽く2万超えになる。
ただ、我が家の場合は水道水ではなく井戸水のため、水道代は変化なし。
(昔からこのあたりは地下水脈が豊富なせいか、どの家もみんな井戸水。もちろん市の管轄だけど。)


水道代がいくらくらいUPするのかわからないため、合計でどのくらいの水道光熱費の
UPかはわからないけど、多分HHDはHDと比べて 月1万円くらいの負担増になっている
んじゃないかなと思う。


ただ、一日おきの交通費がかからないことや、中二日のない 週4回透析が可能なこと・
透析日の変更もOKなので、その日透析気分じゃなかったら 翌日に変更することも
できる・透析開始時間を自分の都合に合わせることが可能なので、介助者と時間さえ
あえば、朝昼晩いつからでも開始できる・・・など etc・・を考慮すると、大した負担では
ないんじゃないかなと、個人的には思ったりする。( ̄~ ̄;)ウーン・・・


でも、社保庁から送られてくる「医療費のお知らせ」のハガキを見ると、料金の違い
は一目瞭然。

HDの時は、一ヶ月45万円くらいかかっていた医療費が、在宅透析になってからは
一ヶ月22~3万円になっている。

在宅透析は、HDと比べて約20万円ほど医療費が安く、HHDになって初めてこの医療費
のお知らせを見た時には 正直ビックリした。


うちのバカなダンナが、「じゃあオレの介助者としての賃金は、一ヶ月20万円にも
なるじゃん!」なんてのうのうと言いやがった。

確かに介助者がいなければHHDはできないけれど、開始操作が終わって透析が始まると、
いつも5時間ずっと眠りこけていて、時間ごとの血圧測定やカルテ記入・返血&
終了操作や、回路の後片付けなど、ほとんど私が自分で行なっている。
HHDだと20万浮くというなら、その中の奴の手取りなんてせいぜい3000円がいいとこ。

透析装置&水処理装置を病院から無料で貸してもらい、在宅に至るまでの指導だって
出来の悪い私たちはかなりの時間と手間を要したのに、技師さんと看護師さんは
最後まで見捨てず指導してくれた。

今現在も半年に一度、忙しい合間を縫って筆記テストを作成し、実技も見てもらって
いるわけだし、もしこの20万円が振り分けられるなら、全額病院へ・・なんじゃないかな
と思う。(うちの奴は本当にずうずうしすぎ!)

物品配送

2008-04-09 09:28:13 | 透析装置&物品

今回、6週間分の物品請求だとは知らず、5週間分しか請求していなかったので、
先日慌てて病院に電話をし、キンダリー (透析液) が2箱足りないと伝えた。

以前、一度だけキンダリーが足りなくなった時は病院から直接もらえたので、今回も
それで済むのかなと思っていたら、折り返し病院から電話がきて、かかりつけの処方箋
薬局に電話をして、キンダリー2箱追加できるかどうか聞いてほしいと言われた。

えぇ~!?ちょっと待ってよ~。処方箋薬局も先月から変わったばかりなのに~。。
しかも6週間分だなんて教えてくれなかったじゃん。。て思ったら、「でもちょっと
処方がめんどくさいので、こちらから薬局に電話しておきますね。」と看護師さんが
言ってくれたので一安心。C= ( ̄ー ̄;;) ハー

翌日、かかりつけの処方箋薬局からも、「2箱追加できましたので、もし届かないなど
何かありましたらご連絡ください。」と留守電が入っていた。

とは言っても、実際届くまでは不安。
そして昨日の午前中が物品配送の日だったけど、予定通りに2箱追加されていたので
本当に安心した。


その他の物品も、ちょっと足りなくなる可能性もあるので、次回外来日に物品請求書に
在庫数を記入して、足りなくなりそうなモノはもらってこようと思う。

エポはギリギリ・穿刺針は前回150本ももらったので当分大丈夫。やばそうなのは、
滅菌手袋とヘパリン&カルテ。

まぁでも、ダイアライザーや透析液と違い、病院でもらえる物品なので安心だけど、
在宅透析は物品請求の絡みがあるので、新年最初の外来時あたりに 一年間の
外来予定表なんかを作って渡してもらえれば・・・と思ったりする。
(そうすれば今回のように、請求数が足りなくなるなんてことがなくなるだろうし。。)


だけど、早めにわかって対処できたので本当によかった☆
Mさん ありがとうございました。



穿刺針の変更

2008-03-20 21:54:16 | 透析装置&物品
先日の外来で、衝撃的な告知を受けた。
現在使用している穿刺針が製造中止になり、違うメーカーの針に変更することに
なるらしい。

新しく変わる針を見せてもらったけど、何だか超使いづらそうだった。
何が変わっても最初は変な感じがするけど、穿刺針が変わるのは一番困る。




新しくなる穿刺針。ビニール袋の中身は「清潔」なので、
今までの針とは違い、穿刺の手技も変わってしまう。





今までずっと使用していた穿刺針。
ビニール袋じゃないので使いやすい。



とりあえず 先生と看護師さんのススメで、外来が終わった後、透析室でその新しい
針で自己穿刺をしてみた。

刺しやすいA側を選んで刺してみたけど なかなか脱血せず、ようやく脱血して
針を寝かせて進めようとしたら、針先が全く中に入っていかずに断念。

でも、在庫がなくなったら嫌でもその針に変わってしまうので、昨日の自宅での透析時
に、練習用にもらっておいた新しい針で再度挑戦。
すごく緊張したけど、なんとか成功。でもかなりとまどうことも多かった。

まず、私が滅菌手袋を装着した後、介助者がビニール袋の口を開け、中身の針を
取り出す時、固くて針を取り出すのが困難だった。

なんとか取り出し、穿刺開始。針を寝かせて進めてちゃんと血管に入ったので、
介助者に内針を抜いてもらおうと思ったら、内針が固くてなかなか抜くことが
できなかった。

今までの針がスムーズすぎたのかもしれないけど、もう少しスッと抜けないと、
せっかく刺した針まで一緒に抜けてしまう。(しかも内針がかなり長い。)


とりあえず成功はしたものの、何度もチャレンジしないとなかなか慣れそうもない。
でも外来時にも思ったけど、どうして色々な種類の針を患者によって使い分けしない
のかが疑問。

以前お世話になっていた民間の病院では、患者一人一人のシャントに合わせて色々
な針を選んで使用していた。

私に至っては、Aは鉄針・Vは今使用しているタイプの針ってカンジだったし、
もう少し色んなメーカーの穿刺針を試させてもらいたいと思う。
先生や看護師さんみたいに両手が使えるわけじゃなく、あくまでも右手しか使えない
自己穿刺なので、穿刺針選びは本当に大事。(何種類か試しにもらって自分で刺して決めたい。)


それにしても今後、あの使いづらい針で毎回自己穿刺しなければならないのかと
思うと激しく憂鬱・・・。



メンテナンス2

2007-12-15 23:56:53 | 透析装置&物品

先日の木曜日は 年に一度の装置メンテの日だった。
水処理装置担当の方と 装置担当の日機装の方が2人で来て、色々と見てくれる。

メンテは年に一度だけど、今年は二回目。
6月 (正確には5月の半ば) で在宅透析を始めて丸2年がたつということで、いつものメンテとは
また違うメンテを行なった。

今回は通常のメンテで、我が家は毎年12月の半ば頃に来てもらっている。
ついこないだ終わったと思ったのに、一年が本当に早いなぁと実感。





日機装の方から頂いた粗品カレンダー。(笑)
A4よりちょっと小さいくらいの大きさで、ボードのようなモノに
カレンダーが付いている。



メンテを終えて、変わったことは圧の変化。
ここ数ヶ月、透析中の圧がちょっと気になっていた。

HHDを始めた当初、静脈圧と液圧の差は、除水している時だと15~20あった。
除水が終わると 差は10くらい。 (V圧が120なら、液圧が110とか。)

それがここ数ヶ月、だんだんその差がなくなり、除水終了後に至っては 液圧のほうが
V圧を上回る時もあった。


とりあえず様子見ということだったけど、ふと今日の透析中 圧を見てみたら、
元の数値の差に戻っていることに気付いた。

前回・前々回のカルテも見てみたけど、メンテ前の前々回は以前と変わらず、
前回のメンテ後はちゃんと圧の差が元に戻っていた。



多少のことならそんなに神経質になる必要もないし、先生や技師さんにも 前に
聞いてみた際 そう言われたけど、やっぱり気には なってしまう。
液圧が高いということは、排液ホース内の汚れとかかなぁ?と勝手に思ったりもした。


でもとりあえず元に戻ってよかった
来年発売されるらしい 日機装のHHD用装置も、チラシの写真をチラっと見たけど
とてもかっこよく、未来の透析装置!ってカンジだった。


何はともあれ、今年も無事にメンテが終わって一安心。
今年も一年 ありがとうございました。 ペコ m(_ _)m

ダイアライザーの変更

2007-11-19 18:22:12 | 透析装置&物品

今日、病院の在宅透析担当の看護師さんから電話があった。
明日は半年に一度のテストの日だけど、ダイアライザーを自宅から持ってきてほしい
という電話だった。

現在私が使っているFPXシリーズのダイアライザーは、これから病院で使用するのを
やめるらしく、別の会社のダイアライザーに変更するらしい。

なので、現在病院に 今使用しているFPX180がないので、持ってきてとの連絡。
(万が一のことも考え、2本持参することにした。)


今後、HHDのダイアライザーもFPXから変更するんでしょうか?と聞いてみたら、
在宅透析の人たちのダイアライザーについては まだ保留とのこと。
(血液回路やダイアライザー・開始終了セット・圧フィルターなどを届けてくれるム○シさんでは、
新しく変更したダイアライザーを取り扱っていないため、HHDでの変更はまだ保留らしい。)



ダイアライザーの種類によって、プライミング時のエアー抜きがいいものと、
そうでもないものがあると、以前 HDで通っていた病院の技師さんに聞いたことがある。

FPXはすぐに抜けるほうだと聞いたけど、もし新しくダイアライザーが変わったら、
プライミング時、現在の生食の量で今まで通り ちゃんと抜けるのかなぁと、ふと
気になった。( ̄~ ̄;)ウーン・・・


とりあえず、今考えなければいけないのは明日のテスト。
はっきり言って 今回は全く勉強をしていない。
(17・18日の土日、本試験があったので、ここ二週間はその勉強ばかりしていたし。
ちなみに二科目受験して、受かったのは一科目だけ。また来年も受けなければならない。。(/||| ̄▽)/ゲッ!!!)



看護師さんの手技と、技師さんの手技(警報解除)は絶対ミスできないので、
これからもう一度テキストを見直さなくては。。。

静脈圧・漏血・濃度異常・供給圧・気泡(4種)・停電など、毎回テストでおこなって
いる警報にもかかわらず、どうしてこんなに忘れやすいのか疑問。

ちなみにいいタイミング(?)に、先日漏血警報が実際に出て、濃度異常も出たばかり。
不思議なもので、実際の透析で警報が出て解除をすると、テストや講習で聞くよりも
すんなりと覚えられる。 (多分 自分たちで必死で解除するからだと思う。)



なんにしても 無事明日のテストを終わらせて のんびりしたい。C= ( ̄ー ̄;;) ハー