初日に泊まったホテルは大きなホテルだったけど、二泊目は予算を抑えるために
会津若松市内の小さなビジネス旅館に泊まった。
料金が、一泊二食付きで 二人合わせて13000円というお手頃価格だったため、正直
期待はしていなかったけど、ここのビジネス旅館がとってもよかった。
ネットで探してオンライン予約した宿だったけど、旅行前日にはちゃんとメールを送って
くれて、何より家族で経営している宿だったので、とてもアットホームな雰囲気だった。
宿に着くと、「あ ○○さんですか?」と向こうから声を掛けてもらい、部屋に
荷物を置くと すぐに夕食。
(ちなみに部屋はツインだったけど、手頃な広さでバストイレも付いていて、前日のホテルよりも何だかよかった。)
携帯&デジカメを持ってなかったので 画像はないけど、とにかくこの夕食も
豪華だった。
ゴハン・馬刺し・湯豆腐・ほっけ・漬物など、まだまだ沢山あったけど、画像がない
ため ちょっち忘れた。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
デザートの柿とメロンも超甘くて美味しく、危険と知りながらも果物完食。
前日の夜のバイキングでは 巨峰やメロン・ケーキなども食べるという、患者意識ゼロの行動もやらかした。
やはりバイキングは危険。
夕食後は部屋でのんびり。

この日も前日からの疲れですぐに寝てしまったけど、前日泊まった豪華なホテルよりも
熟睡することができた。
やっぱり庶民的な宿&部屋が一番落ち着く。
翌日は、天気予報では曇りのち雨だったけど、朝の時点では何とか大丈夫そうだった
ので一安心。C= ( ̄ー ̄;;) ハー
普段、チェックアウトが10時だと 9:30とか結構ギリギリにチェックアウトするけれど、
この日はとにかく観光しなくっちゃと思い、7:30に朝食を食べて8:30にチェックアウト。
この日の朝食も美味しくて、前日の朝食バイキングとは雲泥の差だった。
焼き魚・納豆・味付けのり・ベーコン付きの目玉焼き・お味噌汁・漬物など、定番だけど
「日本人の朝ごはん」ってカンジで これも完食。
もちろんお米も会津米。(そしてもちろん新米)
ちなみに夕食・朝食ともに、一組一組の席におひつが置いてあって、ゴハンのおかわり
が自由という嬉しいサービス付き★
ここの宿は、ビジネスマンや観光客・長期滞在の職人さんなど、本当に客層が様々で、
夜職人さんちが宿に帰宅すると、「お帰りなさい。」「ただいま~。」など、何だか
自宅のようでとてもアットホームだった。
食事は食堂に移動して食べるカタチだけど、畳の座敷に6つくらい大きなちゃぶ台
があって、大きなテレビも一台置いてある状態。
(本当に普通の居間ってカンジ。)
夕食時はちょうどクイズ番組
(と言ってもちびまる子ちゃんクイズ)をやっていて、知らない客どおし
なのに、「わかった!」とか言って答えを言い合ったりして 何だか笑えた。
朝 廊下で会っても、お客どおしでも必ず挨拶するし、何だか下宿しているような
カンジで ほのぼのしていてとってもよかった。
レジはその宿のおばぁちゃんが座っていて、お会計を済ませ、お世話になりましたと
挨拶をし、ちょっとお喋りした後 鶴ヶ城へ。
この日は曇りだったので、やっぱり前日写真だけ撮りに来て正解だなと思った。
お城の中は撮影禁止なのでちょっと残念だったけど、「会津の刀匠」という展示が
あり、江戸時代の名刀の数々や、白虎隊の一人が持っていた刀・槍や弾薬など、もう
あまりの感動で、その場をなかなか動くことができなかった。
会津藩の旗。もうこれだけで感動。
名刀展の前だったと思うけど、ちょうど会津藩校 日新館の説明の展示などもあった。
中に入るとスクリーンがいきなり映り出し、有名な「什の掟」が映り、子供たちの
大きな声でその 什の掟の復唱が始まった。
子供たちの声というのが妙に胸に響き、特に最後の「ならぬことはならぬものです。」
には超感動。ジ~ンとして涙ぐんでしまった。もう~!これだから会津は素敵!
什の掟シリーズのお土産は沢山購入してしまった。什の掟せんべい・ポスター・置物など。
↓ちなみに現在 我が家の居間のテレビの前には、什の掟の立派な(?)置物が飾ってある。
什の掟フェイスタオル。かなりツボ。
順路どおり進んで行くと、一階のお土産売り場に到着。
可愛い鼻緒の下駄など、これまたツボつきまくり。
ここでほとんどのお土産を購入し、またさらに奥へ。
そして進んで行くうちに 衝撃の展示物を見つけてしまった。!Σ( ̄ロ ̄lll)
それは新撰組のフィギュア↑ 2004年頃、一箱315円でコンビニなどで売られたもので、
もちろん私も全種ゲット済み。
シークレットの桂小五郎がなかなか出なくて、倒幕派だというのに、奴のためにいくら
つぎ込んだかわからない。結局ヤフオクで1500円で購入したけど、最初からオクで購入
していればあんなに余分なお金をつぎ込まずに済んだのに・・・と、ちょっと苦い思い出
があるフィギュア。
だけどそんなに苦労して全種集めた我が家のフィギュアは、一度ネコの襲撃に遭って台の上から落ちてしまい、
見るも無残な状態に。もちろん必死で修復したけど、一番肝心な「誠の旗」がポッキリと折れてしまい、あの時は
しばらく立ち直れなかった。 ちなみにその旗とは、上の画像左の歳さんが持っているもの。
でも私の場合、ホームセンターで購入したフィギュアケースに入れて 玄関に飾って
あるだけという芸のないセッティング。
なのにここの展示では、まったくおんなじフィギュアなのに、なんと池田屋の間取り
をそのまま再現し、隊士たち(助勤の人たち)を配置してあった。
上から見た図。もうもうもう!
なんて素晴らしいの!?って超感動。
(ちなみにここで20分程立ち止まって眺めてしまった。)
横から見た図。もうツボハマりまくりだった。
※ここには私たち以外誰もいなかったけど、多分写真撮影OKだったと思う。
おんなじフィギュアなのに、どぉして我が家のモノとこうも違うの!?ってカンジ。
さすが鶴ヶ城。 もうこれだけでますます会津藩のとりこ。
ようやく見学が終わって外に出て、今度は鶴ヶ城公園内の茶室麟閣の見学に。
(入場料500円の中に、茶室見学料も含まれている。それにしてもこの城下内は建物だけでなく、
全てにおいて手入れが行き届いていて、広大な芝生もとても素晴らしかった。)
お茶とお菓子は別料金だけど、滅多に来れるところではないので、二人でお抹茶と
お菓子を堪能。
外で頂いたため、ちょっと影が入って画像悪し。
でもとっても上品なお味だった。
大満足でお城を後にする時、大事件が起こってしまった。( ̄◇ ̄;) ハゥー
お城の敷地内に小さな神社があって、ちょうどそれは天守閣からさっき見た神社
だったため、「ねぇねぇ、さっきあそこからここの神社見えたんだよね。」とダンナ
に話しかけ、天守閣のほうを見上げて指を指して話したため、足元のジャリに足を
取られて、「え??」て思った時にはもう見事に転んでいた。(/||| ̄▽)/ゲッ!!!
結構派手に転び、もう恥ずかしくてそのまま逃げるように立ち去ったけど、左ひざを
すりむいたため、もう痛くて痛くて歩くのもやっと状態。
売店でミネラルウォーターを購入し、駐車場に着いてからすりむいたひざを洗い、
ガーゼを貼って一段落。
ちょうど開始終了セットやテープなどを持参していたため、何とか薬局に行かずに
応急処置が出来た。
(でも最初、傷口にアル綿をあてたら 痛くて悲鳴が出た。)
アクシデントはあったものの、鶴ヶ城はとっても有意義に過ごせて本当によかった。
まだまだたくさん観光したので、そのうち続きをUP予定。