イチロー（鈴木一朗）選手の偉業 いち早くりんりん００７からお知らせです。
イチロー 日米通算４０００安打達成
（NHKnews webからコピー）
大リーグ、ヤンキースのイチロー選手が、２１日のブルージェイズ戦でヒットを打ち、日米通算４０００本安打を達成しました。
イチロー選手は、日米通算でのヒットの数を３９９９本として、２１日、ニューヨークで行われたブルージェイズとの試合に２番ライトで先発出場しました。
イチロー選手は、１回の最初の打席にレフト前にヒットを打って日米通算４０００本安打を達成しました。
達成した直後にはスタンドの観客が立ち上がって拍手を送り、ヤンキースのベンチからチームメイトがイチロー選手を囲んで大記録の達成を祝福しました。
イチロー選手は、ヘルメットをとって一礼し、大歓声に応えました。
イチロー ４０００安打への歩み
イチロー選手は、プロ野球のオリックスに在籍した９年間で１２７８本のヒットを、大リーグでは移籍１３年目で２７２２本のヒットを打って、節目の通算４０００本の記録に到達しました。
イチロー選手は１９９２年にプロ野球・オリックスに入団し、レギュラーに定着した３年目の１９９４年にはシーズンで２１０安打のプロ野球記録をマークしました。
この年に初めて首位打者のタイトルを獲得して以来、首位打者を７年連続で獲得、日本での９年間で通算１２７８本のヒットを打ちました。
大リーグ１年目の２００１年には２４２本のヒットを打って首位打者のタイトルを獲得、４年目の２００４年には大リーグのシーズン最多安打記録となる２６２本のヒットを打って、２回目の首位打者に輝きました。
２００８年７月に日米通算３０００本安打を達成し、翌２００９年４月、張本勲さんの持つプロ野球記録を抜いて、日米通算３０８６本目のヒットを打ちました。
また、大リーグデビューから２０１０年まで１０年連続で年間２００本安打を達成しました。
去年７月、イチロー選手は大きな転機となるヤンキースへの移籍を決断します。
「刺激を求めた」新天地で打率も３割台に復活、ヤンキース２年目の今シーズンもチームに欠かせない存在として活躍を続けています。
マリナーズ時代に比べ打席数が圧倒的に少なくなったにもかかわらず、ことし１１６本目のヒットを打って、通算４０００本安打を達成しました。
大リーグで４０００本以上のヒットを記録しているのは、歴代最多の４２５６本の、レッズなどで活躍したピート・ローズさん、４１９１本のヒットを打った、戦前の名選手でタイガースなどでプレーしたタイ・カッブの２人しか達成していない記録です。
- ４０００安打を達成し、会見で感極まり、言葉を詰まらせるイチロー（撮影・菅敏）
＜ヤンキース４－２ブルージェイズ＞◇２１日（日本時間２２日）◇ヤンキースタジアム
ヤンキース・イチロー外野手が日米通算４０００安打を達成した。会見での一問一答は以下の通り。
－４０００本達成。率直な気持ちを
「こういうキリのいい数字は１０００回に１回しかない。それを４回重ねられたのは、それなりね」
－達成の瞬間は
「４０００という数字よりも。チームメートやファンがあんなに祝福してくれて、このことが刻み込まれました」
－同僚がベンチから全員出てきたか
「やめてくれ、って思いましたよ、うれしすぎて。僕のために試合を止めて時間をつくってくれるんて、想像もしなかったです。ただただ、感激しました」
－数字の大きさ、安打も重みは
「４０００本を打つ前に３９９９本を打たないといけない。だから、それ以外のヒットも同じように大切なものです」
－和田アキ子さんが応援に来ていたが
「スターなんですよ。こんなタイミングで。今日だけしか見られないんじゃないですか。だってこの日を狙ってなんて来られないですから」
－クリーン安打だった
「レフトスタンドへのホームラン以外だったら僕らしいと思います。ただ、内野安打だと文句を言う人もいるでしょうし、良かったと思います（笑い）」
－今後は
「これからも失敗を重ねていって。たまにうまくいく、というのを繰り返していくと思います」
［2013年8月22日12時41分］
