黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

五丈石がシンボルの金峰山(きんぷさん)2599mへ

2017年09月11日 | 奥多摩・奥秩父
9月3日(金)
山梨と長野の県境にある百名山・金峰山に登った。
以前、瑞牆山に登った時に、頂上から見えた金峰山の「小さくポコっと見えるのが五丈石だよ」と誰かが言っていたのが印象的だった。
いつかは登りたい山の候補だったので、思い切って出かけた。

自宅から登山口の大弛峠(おおだるみとうげ)まで車で3時間以上かかる。
スロースターターの我が家ではなかなかできない朝5時過ぎ出発ー
いつも大渋滞になる八王子JCTもまだ混んでなくてスイスイと飛ばす

勝沼ICを降りて、長く続くぶどう畑を通り山道に入る。
車のナビに「大弛峠」は設定できず、タブレットのナビで誘導してもらう。
最初はおおだるみが読めず、苦心惨憺。
「弓へんに池の右の漢字」で検索して弛み(たるみ)と分かった
そんなこんなのおおだるみへ向かって、グングン標高を稼ぐ。


8:30 大弛峠到着
この峠は標高2360mもあるので、金峰山には比較的楽に行けるコースということだ。

途中何台も路駐があったので「きっと満杯だよー、もうこの辺で留めようよー」と私が言うのに子が「もうちょっとー」と上がってきたらやはり空きなし。
(と思って)下に行こうとしていたら知らないオバちゃんが指で示してくれる方向を見たら、ナント一台分の空きがあった。
奇跡のスペースにありがたく留めさせてもらった。
オバちゃん曰く「私たちも上がってきて空いてないと思ったから、運転手が下に置きにいってるの」と。

幸先よくスタート、と歩き出したがこの道?は間違いでした。



路駐車のために登山口看板が隠れていた。



道は整備されている。



朝日峠通過



だんだん歩きにくくなってきた。



見晴らしのいい岩場に到着したので休憩






富士山も



◯△山?も



空もきれいだ。



山並みだって遠くまで何重にも見えて美しい



キノコも迎えてくれた



10:15 朝日岳2579m

見落としそうな地味な看板





せっかく登って来たのに、また崖のような岩場を下る。




11:21 頂上かな、いやいやまだまだらしいが、平らな見晴らしのよいところに到着



瑞牆山が随分下に見える



逸る気持ちを抑えながらも頂上に急いだけど、もう一山あった




岩のトンネルをくぐり



修羅場のような巨大岩場を乗り越えたら



11:40 金峰山2599mの山頂到着



五丈石が見えてきたーーー



全景はこんなにデカい、高さも15mもある
1丈が約3.3mなので5丈なら15mあるらしい。
いいね、こんなことができる若者は

登りきると、見ている人たちから拍手ー


岩場に坐って五丈石に登る人を見ながら、コンロでコーヒーを入れて飲む。
とても標高2500mとは思えない広場のようなところで、ゆっくりした時間が流れた。
でも沸騰したお湯は飛び上がるほど熱くなかったので沸点は低いんだろう。



子も「登りたーい」と挑戦したが




ここから上に登れず断念し降りてきた。

左の男性が手を掛けている岩が大きい。
何度かよじ登っていたがついに登れなかった。
母はドキドキしながら見ていた。(遠くでコーヒー飲みながら)




1時間ものんびりしちゃったので、そろそろ帰ろうか。


また来るね



登る時はアップダウンも気にならなかったけど、帰りは疲れていたからか「まだ~?」って言う程時間が長く感じた。


15:20 大弛峠に無事下山してきた。



大弛小屋でバッジをゲット

五丈石が彫られている小さなバッジ。かわいいよ。

勝沼に下りて一番先にしたのは、ガソリンスタンドを探したこと。
山道をブンブン登ったので予想以上に早くなくなり焦っていたのだ。
無事ガソリンを給油したら、目と鼻の先にブドウ直営店があった。
スーパーよりかなり安いのでつい手が出ちゃった。

最後はこちら
「ぶどうの丘温泉 天空の湯」で汗を流す。

露天風呂から見た勝沼の夜景がきれいだった。
子「以外と明るいね、もっと町が暗いかと思ったのに」 同感だった。

お わ り