insungholic-インソンホリック

チョ・インソン中毒な日々を綴っています

映画「マイ・ブラザー」

2005-06-27 19:43:52 | 韓国映画

マイ・ブラザー

マイ・ブラザー公式HP

ハギュンssiの映画その5。いや、主役はウォンビンなんですけどね。
ウォンビンを観たのは2作目。「ガントー」でも共演の二人です。
うん、うん、やっぱり兄役のハギュンssiの控えめな演技が、ウォンビンを引き立てておりますな。
ウォンビンはやっぱり華がありますね。でも、キムタクに似てるのが残念(ってウォンビンに責任はないけど・・)。

ウォンビンと共演することで、ハギュンssiのような渋い演技派俳優に注目がいくといいなぁ~と思うけど、どうもカッコいい役はあまりやらないからな~。今回もホント、実はとても難しい役だったと思うのですが。しかし、ヨン様のときも思いましたが、ハギュンssiも制服は年齢的にきつい気が・・。ウォンビンは童顔だからか、まだまだ制服大丈夫だったけど(笑)。

兄弟愛、家族愛、母親の愛、プラス、ハンディのあるマイノリティを扱う難しい題材だったと思います。「マラソン」もそうでしたが、韓国映画は、ハンディのある人物を扱うのがとてもうまいと思います。嫌味じゃなく、美化することなく、まっすぐ見る視線がとてもいいです。思うのですが、こういう題材を過剰なお涙ちょ~だいな脚本にしないですよね。そこがいいのかも。もっともっとお涙ちょ~だいな展開も可能だろうに、そこまで描かないところがいいです。その代わり、見る側の感性次第ってところもありますが。

話の中のラブストーリーは中途半端だったので、兄弟の関係を描くのに使う程度で良かったのではないかと思いますね~。相手の女優もいまいちだったし。

結末は、どうやって収めるんだろう・・と思いつつ、ちょっと後を引く終わり方でしたが、オンマ役のキム・へスクさん、うまかったです。韓国のお母さんって感じで、どんと腰の座った感じが良かったです。やっぱり母親って、こうよね・・みたいな。

ウォンビンが兵役へ行く前の最後の作品。
とても地味でしたら、味わいのある映画でした。ちゃんと泣けたし。
こういう映画を選ぶところが、スターやタレントではなく、ちゃんと俳優になろうとしている気持ちが現れているように思いました。




マイ・ブラザー
マイ・ブラザー
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