チョ・インソン 短編ドラマコレクション「ラブミーテンダー」

もったいなくて観られなかったチョ・インソン短編ドラマコレクションの１つ「ラブミーテンダー」をやっと観ました。このドラマは観ていない人が多いかもしれないので、ネタバレなしで。



ほんの５０分ほどのドラマなのですが、私は物語としてとても好きです。日曜日の午後に観たくなるようなドラマです。結末は・・切ないですが。あ～やっぱり切ない役をこんな若いときからやっていたのか・・（ってバリ出来だって十分若いんですが・・）と思ってしまいました。口下手で、正直すぎて不器用なバイク便のドライバー・ジュノという役です。彼が恋する相手がヨンジュ（ってどこかで聞いたことのある名前・・）。花屋で働くヨンジュ役をキム・ジヨンという女優さんが演じているのですが、とってもきれいな女優さんです。

このドラマ、インソン君の顔に幼さがほんのり残っていて、バリ出来の堂々とした演技を知っていると、芝居をとまどいながらやっている感じがして、どこかほほえましく、そして母親みたいにドキドキしながら観てしまいました。このインソン君もやっぱり好きです。


そしてなんと言っても、インソン君の歌声が聞けます！しかもエルビスの「ラブミーテンダー」ですわよ。フルコーラスですわよ。
思わず、きゃ～～～素敵！と叫んでしまいました。歌って欲しい・・私に。


映画「マドレーヌ」では、インソン君の自転車の後ろに乗りたいと思いましたが、今度はバイクの後ろに乗りたいと思いました。バイクにまたがるときのさらに強調される長い足。普通に真面目に働く青年役なので、インソン・ファッションは、とても地味です。仕事着かポロシャツにジーンズってのが多いですね。それはそれで年齢に合っていてよろしかったです。

短編だから、さらっとしていそうで、意外に最後の方でジュノの生い立ちを想像させるセリフがポロッと出てきて、ほろっとさせられました。もう一度見直したら、またいろいろわかるかも・・と思いました。

もちろん、バリ出来は特別なドラマでしたが、私はインソン君の昔のドラマや映画を観るのが好きです。昔の作品を見ると、あ～こんな風に今のチョ・インソンができてきたんだなって思うのです。それは彼の努力や才能を垣間見られる機会ですからね。