5月18日沖縄タイムスより。
重症化リスクの高い高齢者が多く利用する介護療養型病院では、マスクや防護具不足が解決していない。
本島の療養型病院で働く50代の男性医療従事者は本紙取材に対し
「身を守る道具がないのに頑張れと言われたり、拍手されたりするつらさを知ってほしい」
と訴えた。
「身を守る道具がないのに頑張れと言われたり、拍手されたりするつらさを知ってほしい」
と訴えた。
男性は
「医療崩壊や感謝など大きな単語で済ませず、現場が何に困り、何を求めるのか、もっと耳を傾けてほしい。拍手する前に、行政は現場の実情を具体的に知ってほしい」
と訴えた。
・・・・・ドキっとするニュースだった。
やはり当事者(医療従事者)の方たちにとって、拍手は必ずしも励みになっていなかったのだと感じた。
自分は以前から新型コロナウィルス感染で奮闘する医療従事者に対し、拍手を送ったり東京スカイツリーや熊本城などを夜間に青くライトアップするのはどういう意味があるのだろうと思っていた。
あのような「パフォーマンス」は、どこかのタイミングでファッションに変わってしまってて、いつしか感謝や応援したい気持ちよりも拍手している自分の思いやりが素晴らしい、という気持ちになっているのでは?と捻(ひね)くれた気持ちになってしまうのだ。
2015年11月にパリで起きた ISIL によるテロの後、フェイスブック(FB)のプロフィール写真にフランス国旗の色を重ねるようにした時にも同じ気持ちになった。
「FBのプロ画にフランス国旗の色を重ねる人が増えたことで、テロの犠牲になった人や遺族、社会への復帰に頑張っている人たちが安っぽく映ってしまう」と評したコラムを読んだことがある。
感謝してる人、応援してる人が主役になってはいけない。
自らにも矢印向けて、自分の可能な支援(物資だけで無く感染拡大させ無い行動等)をしていきたいと思ってます。(勿論実行しますけど・笑)
娘が保育士なので事あるごとに「登園拒否とか出来ないので・・・子供達は可愛いんだけど、怖いなぁ(移ること、移すこと)」と言っておりました・・・医療関係者程は無いとはいえ、親としても心配ですが、新しい生活が感染拡大を抑えて、新しい世界が早く見えるよう願うばかりです。
ま、そう言う娘も先週「新居に引越し」しましてぇ〜、嫁さんと2人暮らし・・・愛犬がいる事が何より(笑)かと。
そーそー、自分ができることは何か!?ですよね。
1千万円を寄付できる訳でもない(1千万円が1万円でもです!)。市にマスクを寄贈できる訳でもない。
間接的ですけど医療従事者のお世話にならないようにすることは、激しくそのひとつですね。
保育士の娘さんの「怖いなぁ」は正直で生々しい感想ですよね。
「優しい」「冷たい」じゃなく、園児とは心のどこかで一線を引きながら接して欲しいです。
奥さんと二人暮らしのスタート・・・これも「怖いなぁ」(笑)