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長崎の決断

2024-08-08 | 日々のこと
明日8月9日の長崎原爆の日平和祈念式典にイスラエルを招待しないことを受け、米国をはじめとする西側諸国の大使が、平和祈念式典を欠席するという。

長崎市は方針を変えないそうだ。

鈴木史朗 市長
「イスラエルの招待については政治的な理由ではなく、あくまでも式典の円滑な運営の観点から招待状を発出できない総合的な判断をさせていただいた。引き続き、そういった考え方を粘り強く、関係のところにお伝えし理解を求めていきたい」

原爆を落とされた長崎の、とりわけあの日からずっと平和を願い訴え続けてきたひとたちにとって、ガザの状況には怒りしかないのではないか。
ロシアは招待しないけどイスラエルは招待する。
こちらはよくてあちらはダメ。
そんなことは原爆で亡くなったひとたちに恥ずかしくて申し訳なくてできないのだと思う。

あくまで平和祈念式典。
政治とは切り離し、市民による原爆で亡くなったひとたちへの慰霊と心からの世界平和への誓い。


長崎は「本気」で世界平和を訴えている。





浦上天主堂被爆マリア



●追記●
今朝の朝日新聞2面に「嘆く地元『意図せぬ反応に』」とあった。
「祈りの場である式典に影響を与えてしまったのは残念」と今回の市の判断を残念に思う市民もいることを伝えていた。
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