医療維新 2024年7月26日 (金)配信
さて、6月に三重県松坂で始まった軽症救急患者で救急車利用の患者さんからの選定療養費徴収は、茨城県全体にまで拡大を見せています。もともとこの「選定療養費徴収」については、以前より施行されているもので特に今回あらたなことではありません。もともと200床以上の病院の受診はかかりつけ医からの診療情報提供書を持参しないとこの費用(7700円)を病院に支払うことになっています。
救急車で行く場合、この提供書がないのですから本来、払うべきものを今まで支払っていなかっただけです。救急医療をひっ迫させている心無い救急車利用は、いままで大目に見られてきましたが、すでにシステムに破綻をきたしてしまったので、今回このような大鉈を振るわざるを得なかったということでしょう。
それ以前の問題として皆がこの世界になだたる無料の救急医療システムを大事に育てなかったということが一番の原因だったということになります。残念ですがしょうがないでしょう。
さて、6月に三重県松坂で始まった軽症救急患者で救急車利用の患者さんからの選定療養費徴収は、茨城県全体にまで拡大を見せています。もともとこの「選定療養費徴収」については、以前より施行されているもので特に今回あらたなことではありません。もともと200床以上の病院の受診はかかりつけ医からの診療情報提供書を持参しないとこの費用(7700円)を病院に支払うことになっています。
救急車で行く場合、この提供書がないのですから本来、払うべきものを今まで支払っていなかっただけです。救急医療をひっ迫させている心無い救急車利用は、いままで大目に見られてきましたが、すでにシステムに破綻をきたしてしまったので、今回このような大鉈を振るわざるを得なかったということでしょう。
それ以前の問題として皆がこの世界になだたる無料の救急医療システムを大事に育てなかったということが一番の原因だったということになります。残念ですがしょうがないでしょう。