私は、友人に対して、株価が下がったのを売って、何かいいことがあるのか、と聞いてみましたが、わからない様子でした。私は、放っておいた方がいい、とアドバイスしました。
その結果、ほとんど元に戻りました。しかし、元に戻らない場合や、2番底が来るケースもあるでしょう。それに驚いて、慌てて売るのは、資金運用を投機的に考えているからでしょう。そもそも、株価は売りと買いの拮抗なとですから、買いがいないと売れないでしょう。
私のニーサの基本的な理解では、株価は長い目で見ると右肩上がりでないと儲からないということです。株価が安いときに多く買って、株価が高いと少なく買うことになるでしょう。
そうしたことを自分なりに理解して、報道のように、いろいろな人のケースをごっちゃにして、悪いケースを切り取って、国民の不安を煽っていることを、再確認していただきたいと思います。
最後に、評論家の森本卓郎というのが、下落した株を買うな、自分もバブルの時に失敗したから、などと書いていましたが、嘘だと思いました。今回でも、安い株を買って、値上がりして売れば、大儲けだったでしょう。ただ、値上がりする株を見極められるかどうかですけどね。
皆さんには、銀行金利よりましな、現実的な資金運用を検討することをお勧めします。