本年３月２３日、旭川市内に住んでいた当時１４歳の女子生徒が市内の公園で凍死した姿で発見されたそうです。約２年前から犯罪といっていいようないじめを受けたことが判明したようです。元神奈川県警の刑事さんも調査に行っているようで、どういう経緯で入られたかはわかりませんが、いろいろ証拠も確認しているようです。私は、いじめは、なるべく公平にみるようにしていますが、これは犯罪だろうと思います。そして、何が原因なのかをはっきりすべきです。
この背景には、どこの地域もそうですが、対処能力の低い教育関係者ばかりであるという問題があります。そもそも先生方は、生徒を教育するために採用されているわけですが、この教育というものについては、先生方は学校指導要領に定められた教科を教えることだというように理解しているのだと思います。
ですから、犯罪への対応などは警察の仕事だと思っているのです。最近は、いじめの問題が出てきて、これまで先生の感覚で双方の保護者に説明し、納得を得られないまでもうやむやにしていたものができなくなり、教育委員会に伺いを立てながら、対処しているのでしょう。
しかし、教育委員会の職員も身分としては市町村の職員と先生なので対処能力も低いのですよ。ましてや、民間人が指名を受けているお飾りの教育委員などは役に立たないのですよね。警察と連携が図れて、犯罪としてきちんと対処できれば解決は早いのですが、それを阻んでいるのが先生に対する評価だと思っています。校長も教育委員会の幹部から評価を受けるのでしょうが、在職中、何も問題を起こさない人が評価されるのです。どこかの国の会社のようですよね。だから、組織がダメになるのです。本来なら、問題が発生したときに、犯罪なら犯罪のようにきちんと警察の協力を要請するなど、適切な対処ができる人を評価すべきなのに、そうではないのですよね。ですから、すぐに、悪い奴らに謝ってしますのですよ。それで穏便にできればいいと思っているのです。みずほ銀行のシステム障害もそうした謝るのが得意な組織なのかと思わせますよね。犯罪なのに、いじめと言う教育関係者は、めんどうなことから逃げているとしか思えません。不祥事と犬は逃げれば逃げるほど追いかけてくるということを先輩から習いました。事実関係をよく把握し、その範囲で適切に対処すればいいのですよ。
私の知っている事例では、中学校に不良がいて、暴れるので先生が手をひっぱたら、打撲したそうです。それを保護者が暴行だと訴えて、当の先生は懲戒処分ですよ。誰が、正義感を持って生徒の指導に望むと思いますか。全国ほとんど同じ状態でしょう。事実の範囲で、こちらが謝るべき部分と相手に謝罪させる部分とをはっきり自覚しないといけないでしょう。
日教組の影響力が低下したとはいえ、やる気のある先生は一握りで、生徒指導の先生だったりしかいないのです。女性でも肝の据わった方はいますが、一握りですよね。何らかの、体制を整備しないと、児童虐待の人やモンスターペアレンツなど、変な人も多すぎますからね。また、モンスターペアレンツにもきちんと説明をして、納得させられるだけの能力も必要ですが、若い先生は無理でしょう。
日教組が、先生は採用されたら同じ仕事をする平等な関係だから、主任とかの階級の廃止を要求し、実現しているのですよね。ですから、学校の規模にもよるでしょうが、管理職が校長しかいないのですよね。（一部、副校長も管理職の場合もあるかもしれません。）校長の負担も大きいですよ。職員会議でクレーマーのような左翼の先生もいますしね。校長が、長い会議をさせられることも聞きましたよ。
おおもとの文部科学省の事務次官であった前川という人がいましたが、買春バーに通っていて、実態調査だとかいいのがれを言うような人がトップの省庁ですから。この人ほど恩知らずはいませんよね。同省の役人達は、前川氏が調整する天下り先確保に協力し、日教組となれ合いで、報道関係者も天下りで大学の教授にさせるなど。自分たちの地位を確立していたのですよね。
いじめの問題を聞く度に、先生も大変だろうなと思うのです。能力のない文部科学省の方針や教育委員会の指導に振り回されているからです。
今後、いじめ問題が、自分の周りで発生した時は、自分が相手にどのような態度を望んでいるのかを自覚した方がいいと思います。また、子供の気持ちも踏まえた上で、一番いい解決方法を自分で決めなければいけません。その上で、暴行、傷害、窃盗、強制わいせつなど、犯罪であれば警察の協力を要請することです。また、警察でもやる気のない人がいます。暴行や窃盗など、少年は保護が優先だから犯人はすぐに放免されますよとか、言われるでしょうから、それも踏まえて、犯人とは戦う気持ちも必要です。何なら、民事裁判で損害賠償を求めてもいいでしょうし、場合によっては引っ越してもいいでしょう。
自分の選択を後悔しないようにしてほしいと思います。
