なにわのおばちゃんだけじゃない

大阪のとあるホテルで、パン、コーヒー、ゆで卵、紅茶、オレンジジュースのバイキングが400円の看板を見て、そこに入った。
まあ、いわゆるモーニングです。

私の向かいに座ったおっちゃんが、よくここに、こられるんですか？
わしは7年間毎日ここに来てるんや。そやから、ここの人のこともよう知っとるし、仲間もいてるんですわ。パソコンも使えるしええんですわ。

見るとおっちゃんのプレートの上パンの山が。エーどんだけパン食べるん。と言いたかった。

おっちゃんいわく、ここはタバコが吸える唯一の場所なんや。今頃何処でも禁煙で困りますわ。

あっそ。でもその大量のパン。同じようなパンばかりで飽きないんかいな。

おっちゃん。べらべら自分のこと喋りまくって、ほなら又会いましょう。わし大体この席かあそこの席に座ってますさかい。

おっちゃん大量のパンを包み始めた。持って帰りまねん。

あっそ。

もしかして、毎日大量のパンもって帰ってるんかな。

広島に帰ってきた私はおっちゃんの行動を調べる由もない。