本当の私

日々感じた事を記録していきます。

肺がん

2013年07月08日 | 日記
おととしの年末、母の肺がんが見つかり

できるだけ早く直して、元気になったら旅行に連れて行こうと思い、
年明けてすぐに手術。がんを切除。

術後の経過はすこぶるよくて、次の日にはシャワーも浴び、
1週間待たずに退院という早さでした。

術後2ヶ月、去年の4月には、大阪、石川県の小松、そして中国への海外旅行の実現可能になりました。

肺がんは完治したと思っていたのですが、
手術から1年経過して、検査したところ、
今度は反対の肺にがんが見つかりました。

本当にショックでした。

お医者さんに

手術はもうしません。
抗がん剤のイレッサを投与しましょう。

と、言われました。


厚労省が原則として使用開始から患者を4週間入院させるなどの措置をとるよう求めています。
また、入院後も経過観察が必要で、1週間に1度の頻度で病院に通う必要があります。


なので、イレッサを投与することは、
母にも私にもずいぶんと負担がかかってくることになります。

それを考えてか、

母はもう何もしなくてもいいとお医者さんに訴えました。
先生は、治療をすると決めたら教えてください。そのときにはすぐに対応しますよ。
とトーンも低くなりました。

その後、いろいろ考えた末、積極的治療はしないことに決めました。

出来ることをやらないと言うのは、後ろめたい気持ちがしていたのですが、

日赤のがん相談員の方に、イレッサを飲まないという選択もベストな選択なのですよ。
と言われ、

涙が頬をつたわりました。