☆上昇気流☆

ミスチルコピーバンド「上昇気流」のアコギ担当ひろみによる日記。
2008年4月20日横浜にてライブ決定!

ミステイク in 温泉

2007年01月11日 06時00分11秒 | From ひろみ
横浜で歩いていたら、「中の下だな。」と聞えたことがあります、321です。

前回のスイス旅行で出会った日本好きなおじさんの話。
日本で温泉旅館に泊まった。
立派な旅館なので、
温泉入浴後の夕飯はきっちりスーツを着ていった。
しかし他の人は全員浴衣だった。
大分浮いてしまったようで、恥ずかしい思いをしたらしい。
次の日の朝食時こそミスらないように
浴衣を着て行ったら、今度は全員洋服だった。
「どうしてだあーー!!」
うまく説明してあげられませんでした。

そして思い出した。
あれは私が小学校低学年の頃の家族旅行。
渋滞にはまり、やっとのことで到着したいつもの温泉ホテル。
さっそく入浴することにした。
部屋の鍵は、お父さんが持って行った。
私と妹とお母さんは、これでお父さんのペースにあわせずにゆっくり温泉につかることができる。
女風呂から廊下に出てみると、
なんだか人が沢山いて騒いでいる。
それもホテルのスタッフが多い。
何事だと覗いて見たら、なんと主役はうちのお父さん。
「どうしたのよ!」とお母さん。
「財布と鍵が盗まれた!」
つまり、風呂に入るときに脱いだ浴衣の下にオヤジセカンドカバンを隠していたが、なくなっていたということだった。
なんで財布、っつーかなんで風呂場にオヤジバックごと持って行ったのか意味不明。
それだけで自己責任なような気がするが、
ホテルマンに怒ってんのよ。
でさ、ホテルマンたち、財布を捜してる様子。
ゴミ箱とかね。
警察を呼べだの騒いでたらね、
なんと男風呂でもう一人おじさんが騒いでるの。
「俺の浴衣とパンツがなくなった!」
あのー・・・えっと・・・もしかして・・・
みんなの考えることは一致しているっぽかった。
これは低学年の私にだって100%わかった。
「お父さん、か、かご間違えてない?」
そう、
うちのお父さん、見知らぬおじさんの、
しかも使用済みのトランクスはいちゃったわけ。
「申し訳ありませんでした!!!」
家族4人でそのおじさんとホテルマンに謝りました。

おじさんは自分の浴衣とパンツを必死で探してたわけで、
その間裸にタオル一枚、
つまりえっと、まあさ、もし自分が裸でいるときに人から謝られても怒るわけにはいかないっつーか、
早く事態を解決したくなるでしょ?
すぐ許してくれました。

でうちのお父さん、
「えっと、新しいパンツ買ってきますから、ちょっと待っててください!サイズは・・・あ、見ればわかりますから!」
見ればわかるって・・・見なくてもはいてんだし、自分と同じサイズってわかるでしょうに!
ニュートランクス(大きなチェック柄ね)を渡すとき、
「あの・・・お借りしているパンツはどうしたらいいでしょうか?洗濯して返した方がよろしいでしょうか?」
まあ他人がはいてしまったパンツは余程思い出が詰まっていない限りいらねえよ、っていうのが一般的でしょうが、
まあ一応ね、聞くのが常識っつーか。
もちろんおじさんの回答は
「ああ、処分してください。」

でもってさ、うちのお父さん、この間ずっと他人の使用済みパンツで動いてたわけ。
事態がおさまってからすぐに入浴し直し。
痛くなるほどよく洗ったらしい。

今日の日記の教訓
①個性的なパンツをはけ!
②かごには印をつけろ!
③財布は風呂場にもっていくな!
④他人のパンツをはいたらよく洗え!(ってこれなんか違うな)
他にあったら教えてください。

フィンランド旅日記①
ヘルシンキの港から船でたったの15分、
小さな4つの島からなっている、スオメンリンナ島に行った。
あ、ちなみこの船はたったの15分だし余裕でした。
この島は世界遺産登録されている。
スウェーデン・ロシア戦争、クリミア戦争、フィンランド国内戦争での舞台となった島で、
要塞が残っている。(写真)
博物館や潜水艦、大砲などが見れ、
小さい島だが4時間は見学し続けた。

その後ヘルシンキに戻って観光&ショッピング。
首都とはいえ、すげー小さい。徒歩で充分周れた。
ただ、デザインの国だけあってどの店もかわいい物にあふれている。
フィンランド代表ブランドを紹介すると・・・
イッタラ(キッチン用品)
マリメッコ(服・キッチン用品)
アーリッカ(雑貨)
アンニッキ・カルヴィネン(服)
その他、家具やアクセサリー、アロマ関係、
沢山のショップがありました。
共通するのはフィンランドの自然を取り入れたデザインが多いということ。
シンプルなんだけど個性的、そこが魅力的でした。
日本で買うよりは全然安いんだけど、
それでもねえ・・・

続きは次回。

フィンランド報告

2007年01月06日 06時34分30秒 | 
サンタクロースは商売上手でした、321です。

フィンランドから帰ってきました。
フィンランドに行くことは、
結構小さい頃からの夢でね。
なんつったって、本物のサンタクロースがいるって言うし、
オーロラも見れるってね。

ムーミンがフィンランド生まれとは最近まで知らなかったけど、
スナフキンに憧れて、
実際スナフキン似の彼氏までいた私(そして、彼をスナフキンと呼んでいた)としては
うれしいオプションだった。

詳しい旅日記は明日以降書いていきますがね、
今回も結構面白いですよ。(あ、私だけか)
一番面白いのはね、オーロラが見れなかった、ってことでしょうかね。
なんのために寒い冬にわざわざ北極圏に行ったのか、
なんのためになーんもない田舎街で5日間も過ごしたのか、
さっぱりわかりませんよ。

そして2番目に面白かったことと言えば、
サンタには会えなかったってことですかね。
あのね、
あのじいさんに会うためにはね、
17ユーロ(2500円)も支払わないといけないの。
それも写真代とかいってね、
会ったって数秒だけ。
サンタは日本人じゃないことは間違いないんだけども、
「いち、に、さーんた」
とか言うらしいよ、
マジ冷めるから!
こんなこと言っててもね、実はお金払ってでも会いたかった。
だって小さい頃信じてたんですよ!
フィンランドのサンタに会うのが夢の一つだったんですよ!
だけど、すげー行列なの。
サンタオフィスのドアから外に50メートルくらいの列なの。
でもって中は絶対除けないようになってるのね。
あのね、ここ北極圏。
1時間も2時間も並んでいられないから!
というわけで、あきらめました。

そして3番目に面白いことといえば、アレしかないな。
フィンランドの首都ヘルシンキからね、
船で3時間、
エストニアのタリンって街に行けるのよ。
日帰り旅行ね。
そこは世界遺産の街。
行くしかないでしょ。
天気はまあ曇りだけど、
この海は大きな湾だし、
波もおだやか。
と思ってたらね、
1時間くらいしたら、めっちゃ揺れはじめてんの。
っつーか、揺れてるっていうか、ジャンプしてる?
大丈夫、大丈夫、と自分に言い聞かせる。
余裕、余裕と、自分を洗脳する。
だけどね、ついに乗務員がビニール袋を全員に配りだしたのね。
それでつい気が緩んでしまって、
も、もうだめだあー!
私、元ヤンキーとか言われるくせに乗り物すげー弱いんです。
ビニール袋持ってトイレに向かう。(まだ吐いてないよ)
しかしトイレに行くにはレストランを通らないといけないの。
これ地獄。
食べ物のにおい、やばすぎ。
そして船はジャンプしてる。
まともに歩けない。
通路の両脇ではピザ食べてる家族達が。
私、そこをいつでも大丈夫なように、
配られたビニール袋片手に
真っ青な顔で倒れながら進む。
家族達、私に対して化け物を見るかのような目つき。
なんか怖がってる。
で、
トイレの入り口のドアノブを開けようとしたら
船が傾いてまたトイレが遠ざかってしまう。
ああもう限界。
やっと入り口を開ける。
個室は3つ。
一刻を争っていたので、
手前から開けようとした。
使用中だった。
次真ん中、
これまたダメだった。
一番最後、開いた!
ドア全開のまま、
我慢していたものを開放した。
するとお隣さんがうなり始めた。
さらに一番入り口側の個室もうなり始めた。
すると私も2度目。
なんつーの、食物連鎖?(違うから!)
何度か苦しんでから、鍵かけてないことに気付いてね、
もしかしたら誰か開けたかもしれないけど、記憶ない。
1時間半くらい、個室3つとも貸しきりでしたよ。
ふつーにトイレ利用したかった人、
ごめんなさい。
まあね、船から下りる15分前には私個室から出ましたよ。
するとすげー行列できてんの。
男子トイレ行けよ、ってね、
思いましたけど、
男子トイレもドア越しにものすごいうなり声が聞こえてきましたからね。
でまあ、結局私より先に個室入っていた女性2人と対面することもなく、
降りるまで出てこなかったわけで、
ふつーのトイレ利用者は個室一つを順番に利用してたってことです。

タリン到着してもね・・・
ロシア料理食べようと思ってたんですけどね・・・
世界遺産なのにね・・・
帰り(5時間後)もあの船に乗るのかと思うとね・・・

で、4番目に面白かったことは、
閉鎖中の教会を貸切で見せてもらったことです。
その教会の神父様が、たまたま玄関(?)から出てきてね。
この時はまだ神父だとは思わなかったのだけれど・・・
だってさ、ゴミ袋が似合いそうな、乱れた服装していてね、
教会前でタバコ吸ってポイ捨てしたんですよ。
その横で私は教会の写真撮ってたんだけどね。
まあ長くなるからこの続きはまた今度。

5番目に面白かったことはね、
フィンランドの観光客として、
1位ロシア人
2位日本人
3位中国人
って印象だったんだけども、
私が泊まったホテルはロシアのツアー客で満室。
なんか気軽に部屋ノックしてきてさ、
ドア開けてみるとロシア語でベラベラなんか言ってるし。
道端でも、ロシア人に道を聞かれたし、
とにかくすべてロシア語で話しかけてくるのよ。
ねえ、おかしくない?
ロシアにいて、ってことならわかるよ。
私、明らかに観光客。
そして明らかにアジア人。
ロシア語、わかるわけないっつーの!

というわけで、
大きな話題5つを紹介しました。
懲りずに次の冬またオーロラ見に行きます。
今度はスウェーデンに。
サンタもオーロラもムーミンも、
と欲張ったためにムーミンしか達成できませんでした。
次回はオーロラだけで10日は滞在してやる!

しつこいですけど宣伝。
明日以降、具体的な旅日記を日記の後半に書いていきます。

今年はもっと楽しい日記が書けるように、
アンテナきたえていきます。
それがいつか話術につながればいいなあ、と思っています。
では2007年もよろしくお願いします☆