☆上昇気流☆

ミスチルコピーバンド「上昇気流」のアコギ担当ひろみによる日記。
2008年4月20日横浜にてライブ決定!

飛び箱

2006年05月15日 02時40分11秒 | From ひろみ
偏平足が普通の足だと思ってました、321です。

寝ている旦那の足を見て
なんでいつも力入れてるんだろう?ってね、思ってました。
なんとかまっすぐにしてやりたくて、
足の指先を下に引っ張ってみるんですがね、
すぐ戻っちゃうんですよ。
こいつ、足つってるのか?ってね、かわいそうに、って思ってました。
かわいそうなのは私の足の方でした。
知識がないって怖いことですね。
知った途端に自分の足が恥ずかしくなりました。

皆さん、経験あるでしょうか?
運動会のリレーで猛ダッシュ。
本気でビリになりたくなくって腕を早く振り、足を大きく出す。
そこんところだけに集中したいのにね、
私のほっぺたのたっぷりした脂肪がね、上下に揺れるんですよ。
胸が上下に揺れるのはわかりますよ、私には。
でもさ、ほっぺの揺れはわかりたくなかった。
うちのお父さん運動会ははりきって毎年恒例ビデオ撮影。
ズームでアップ。
スローモーションにしてないのに
揺れちゃいけない肉の動きがね、じっくり映像になっちゃってる。

小学校の体育。
飛び箱が跳べなかった私。
「何段でもいいから跳べるまで給食はお預けだ!」ってひどいこと言う先生。
踏み台の1メートル手前まではね、全力で走って向かっていく。
その1メートル地点で迷う。
もう一人の自分がね、余計なことを言うんですよ。
「このまま全力で標的にぶち当たったらあぶねえぞ!」ってね、迷わせる。
迷いのせいで勢い半減のまま踏み台でジャンプしてみる。
そう、もちろん飛び箱を跳び越えられない。
ま、この時代から私のほっぺは揺れていましたけどね。

私すぐに1段にしたんですよ。
つまり目標を下げちゃったんですよ。
一番小さく。
踏み台必要でしょうか?
助走も必要でしょうか?
目標が小さい。
踏み台も全力疾走も必要ないくらいな目標まで下げた。
な・の・に跳べなかった。

そりゃ先生、私給食抜きで当然っすね!
給食食べる資格なんてないっすよ。
給食食べてる暇があったらまずは人並みの段数跳び越えないと。
いや、その日に跳び越えられなくってもいいと思う。
だけど目標を下げるなってこと。
決めた目標には迷いを打ち切って立ち向かう根性を出せ、ということ。

私は1段に目標を下げたのに根性なしで飛び箱を跳び越えられなかった。
跳ぶ気がなかったのかもしれない。
でも給食は食べた。

そう、逆上がりのときも同じだった。
掛け算の九九のときもそうだった。
私の人生根性なし。