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ネ・ウテルの探究
歴史を観、今に生き、未来に向かう

鉄木・欄間(続土居邸)

2012-06-11 | 日記





喫茶土居邸の続きです
個々の建物は凄いです
欄間は菊の花が彫ってあります
菊の花自体も天皇家の紋ゆえ
あまり使われなく珍しいようですが
上向きでは無く下に向いています
当主の夫人が菊さんだったようです
しかもカマキリがいましたねえ
縁起がいいのでしょうか珍しいです
床の間の柱は鉄木だそうです
東南アジアの原産のようですが
比重が1・22くらいあるようです
水に浮かばず沈むんですねえ
まさに鉄のように硬いんだそうです
梁は張り合わせではない木を使って
貴丁面の仕上げになっているようです
床の間に飾られた鳥の彫刻も
ちょっと変わっていて目に付きます
これは四万十町に長く伝っていた
修行僧順庵とお雪の純愛物語として
地元の人々に親しまれてきた
樹齢340年のお雪椿で作られています
バードカーピング作家の野鳥の彫刻
なんでもなような所にこだわりがあるようです
飾りの付いた所が欠けていましたが
これは最初からの鼠穴だそうです






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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしい!! (湘南ジージ)
2012-06-11 07:40:08
当時の田舎の素封家の家
一見無駄なように見えてますが、一つ一つに
意味があるのですね。
ジージの田舎の家の欄間には家紋が彫ってました。
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おはようございます (やま悠作)
2012-06-11 08:20:34
旧家の欄間には工夫が凝らされていますね。
山口市にある旧中川家の欄間には
日本の四季が彫られていました。
ボランティアの方の説明を聞くまでは気が付きませんでしたよ 
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おはようございます♪ (ベル)
2012-06-11 09:17:05
こんなお家で暮らす方は、お女中さんが居たのでしょうね(^_^;)

一応女ですから、日々の掃除の事を思うと、広い家は
居らないと思ってしまうのです(笑)

狭い家でも、お手伝いさんが居たらなぁ~って、思う事が増えました(^m^ )プッ
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Unknown (三面相)
2012-06-11 12:17:35
湘南ジージさん、昔の家でも欄間があるというのはかなり立派なお宅だったんですね。
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Unknown (三面相)
2012-06-11 12:18:37
やま悠作さん、欄間の彫刻には職人の思いいれがたくさんあるようで凄いものが多いです。
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Unknown (三面相)
2012-06-11 12:20:08
ベルさん、お女中さんはいないと生活が成り立たなかったでしょうね。
狭いだけで無くって今、お女中さんが欲しい心境です。ハハハ
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今日は。 (Imaipo)
2012-06-11 13:49:58
向かいsの職人さんは良い仕事してますね
欄間の透かし彫り見事ですね
今建てたらいくらそんなことを考えてしまいますね。
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欄間の木彫 (hohsi)
2012-06-11 14:57:19
旧家を見学の時は必ず欄間に目が向けられます、
家々と職人さんの拘りを解らないながらも
見てしまいます
貴重ですね。
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コメント (田舎者)
2012-06-11 15:16:33
こんにちは、

旧家のお宅ですね、
菊の彫り物の欄間カマキリの一刀彫珍しいモノばかりですね、見せて頂き有り難うございます。
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今日は (ktemple)
2012-06-11 15:31:11
欄間の彫刻といい、柱や梁に使われている
材料といい、素晴らしいものですね。
欄間の飾り部分でしょうか、鼠穴がついて
いるとは、面白いです。
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