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ネ・ウテルの探究
歴史を観、今に生き、未来に向かう

迎賓館和風別館

2018-03-26 | 日記







東京に行った目的の一つは
ここ迎賓館の和風別館游心亭
ここは事前に申し込みをして
当選者だけが見学できます
游心亭とは、荘氏の教えからで
「心を遊ばせること、心を
ほしいままにして楽しむこと
自適すること」を意味します
ここは建築家谷口吉郎さんの設計
侘び寂びにこだわり日本特有の美意識
清らかな詩情に腐心しています
前の池には鯉が泳いでいますが
当初の設計にはなかったのですが
当時の田中角栄さんが入れたそうです
池に光が反射する廊下や天井や障子には
ゆらぎが写りこんで素晴らしいです
写真の簾部分にも感じられませんか?
樹齢100年を超える盆栽もたくさん
近くに行くとかなりの大きさが解ります
玄関の床には、磨き上げられた玄昌石
(げんしょうせき)が敷き詰められています
47畳の広さがある主和室は、
竿縁天井杉中杢敷目板張り
(さおぶちてんじょう すぎなかもく しきめいたばり)
された勾配天井に、西京聚楽(さいきょうじゅらく)
塗りの土壁に囲まれていますが
素人目にも素晴らしいものであると感じます
外国の要人たちがたくさんここに来ていまして
色々な日本らしさを体験など堪能のようですね
写真が撮れないのが残念です
外観だけでもその雰囲気をお楽しみください

游心を目の当たりにし春の旅





コメント (26)
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