ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

個性的な醸造法 石見麦酒(その3)

2016-11-20 10:58:01 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「石見麦酒」の続きです。


ブルワーさんのご厚意で醸造所の見学をさせていただきました。

     

こちらは手作りのモルトミル。

     

こちらは仕込みの設備。1回150Lとのこと。ちょうど糖化作業中でした。

     

     

こちらは発酵の設備。何と発酵タンクではなく、市販の冷蔵庫を使用されています。冷蔵庫ごとに各種ビールを最適な温度で発酵をコントロールしています。

     

さらに驚くべきことは、ポリ袋(もちろん清潔な汚染の心配のない新品)の中でビールを発酵させています。これは最近ホームブルーイングで見られる醸造法で、ポリ袋は使い捨てなので、タンク洗浄の必要はなく、汚染のリスクも低いとのこと。酵母が出すガスはポリ袋の軽く縛った上部から自然に外に放出されます。ん~、個性的。このような工夫もあり、初期投資を極めて低く抑えることができたそうです。

     

訪問時のビールのラインナップです。ここに載ってるビールは全て瓶での直売がありました。こちらで瓶ビールを購入し、このカウンターで試飲させていただくことに。

     

     

     

最初はベルジャン・ホワイトを頂きます。「307」という数字はベルジャンホワイトが300番台で一桁台はレシピにより変わるそうです。地元のレモン、山椒、大麦、米麹を使用。ベルジャン・ホワイトらしい爽やかでスパイシーな香り。モルトの旨味は控え目ながら、フルーティ。後味はサッパリしていて、酸味のアクセント。レモンと山椒の香りで和風な趣向が素敵な、ややライトなベルジャンウィートです。旨い!

(続く)



石見麦酒
島根県江津市嘉久志町イ405
TEL:0855-25-5740

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あああ     

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