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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

秋田のアバンギャルド Brewccoly(その1)

2020-06-11 15:41:30 | ビール紀行(東北)
あくらビールを後にし、もう一か所行ってみたかった醸造所へ向かいます。秋田県秋田市の「Brewccoly」です。2018年に開業した醸造所のようですが、あまり情報がなく自分にとっては神秘に包まれた醸造所でした。ただタップルームの営業をされているのようなので、前情報無しで行って飲んでみることにしました。行ってみると驚き、東北では希少なアバンギャルドな醸造所でした。醸造所へのアクセスですが、秋田駅から徒歩約10分。街中にある便利なブルーパブです。

     

     

あくらビールの醸造所から駅の周りのオフィス街方面に向かって歩いて行きます。

     

     

     

ネットでの情報を頼りに、醸造所のある住所の辺りまでやってきました。が、暗くてそれらしき建物は見当たりません。照明の点いているお店を発見しましたが、こちらではなかったです。

     

少し戻りよく見渡してみると、ありました醸造所らしき場所が。想像よりも暗いので通り過ぎていたようです。営業しているのでしょうか。

     

看板が出ていました。暗くて見にくいですが、営業されているようです。醸造所に到着です。

(続く)



Brewccoly
秋田県秋田市中通3-4-27 パークハイツ中通1F

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12年ぶりの訪問 あくらビール(最終回)

2020-06-08 10:24:19 | ビール紀行(東北)
前回の「あくらビール」の続きです。


メインの「フィッシュ&チップス(たらとさんま)」が到着。

     

     

     

さんまを使用しているのが個性的。男鹿の塩とモルトビネガーで頂きます。ころもがサクサクで美味しい。さんま、フィッシュ&チップスでも合いますね。

     

     

最後は「ショコラーデンビア」で締め。スタイルはドッペルボック。チョコレートモルトを中心とするモルトの濃厚な香り。モルトの旨味はしっかり濃厚フルボディ。ホップの苦味がこの手のビールにしてはしっかり効く。ローストによる酸味も並行。旨い!モルトの芳醇な香りと旨味が特徴の、ドイツの伝統が息づくドッペルボックです。アメリカっぽいビールの後に、超硬派なこんなビールが嬉しい。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ドイツ「こてこて」の伝統的な味わいと最新のアメリカンなビールとのハイブリッド。アメリカンなビールや創造的なビールを造れるのも、ドイツ人直伝の伝統的な技術がベースになっているからこそ。新しいフレーバーを感じた後に、「こてこて」のドイツスタイルに「はっと」する、そんな素敵なビールです。

     

夜の醸造所のライトアップはしっとりした感じでいいですね。また来よう。



ビアカフェあくら
秋田県秋田市大町1丁目2番40号 ビール工場2F
TEl:018-864-0141

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12年ぶりの訪問 あくらビール(その5)

2020-06-06 15:18:41 | ビール紀行(東北)
前回の「あくらビール」の続きです。


次に頂いたのは「柚子レモンブリュットIPA」です。

     

     

やや柚子がかったレモンの穏やかな香り。モルトの旨味はしっかりで、柚子とレモンの酸味がややしっかり目に効き、ホップの苦味と並行する。旨い。柚子とレモンの酸味が特徴の、ジューシーなIPAです。

     

     

こちらは「きゅうりの秋田あくらビール漬け」です。よく浸かっていて、くったくた。ビールのような香りに甘さが加わり、個性的で美味しいです。

     

     

お次は「古代米アンバー」。黒米を使用したビールなので色が濃いです。シトラスやパイナップル系のホップの香り。モルトの旨味は中程度で、ホップによる酸味が心地よく効く。旨い!アメリカンなホップの香りとその程よい酸味が特徴のアンバーエールです。以前も頂いた気がするのですが、こんなにアメリカンだったでしょうか。

     

     

「かわい農場のソーセージ盛合せ(3種)」が到着。この日は都合で2種類とのこと。ボックブルストですね。スパイスはもちろん効いているけど、お肉の旨味が滋味豊か。肉汁があふれ出ます。この肉汁がたまらない。かなり美味しい!この1年で暫定1位のボックブルストです。

(続く)



ビアカフェあくら
秋田県秋田市大町1丁目2番40号 ビール工場2F
TEl:018-864-0141

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12年ぶりの訪問 あくらビール(その4)

2020-06-04 09:25:24 | ビール紀行(東北)
前回の「あくらビール」の続きです(訪問は2月)。


ビールのメニューです。

     

この日のビールは5種類。ビールの飲み放題90分2000円(税別)の設定があります。もちろん飲み放題を選択。

     

     

最初は「秋田美人のビール」から頂きます。スタイルはミュンヒナーヘレスとのこと。モルトのやや甘い軽快な香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味は控え目。モルトの香りのフィニッシュ。旨い!ドイツの伝統が息づく、モルトの香りが軽快なヘレスです。素敵です。

     

     

フードのメニューです。スタイルに偏ることなく、様々な食事が並びます。秋田ならではのものもあり、好印象。

     

     

まずはビールのお供の定番、「黒豆の枝豆」を頂きます。塩味のほどよく効いた黒豆がビールに良く合います。

     

     

お次は「あきた吟醸ビール」です。ヴァイツェン酵母と吟醸酵母のハイブリッドとのこと。吟醸酵母とヴァイツェン酵母による豊かな、そしてホップのような独特なエステル香。モルトの旨味はしっかり目で、程よい酸味が心地よく効く。旨い!これまでには無いホップのような酵母による香りと心地よい酸味が特徴のハイブリッドビールです。ヴァイツェンの仕上がりとしては面白い。

(続く)



ビアカフェあくら
秋田県秋田市大町1丁目2番40号 ビール工場2F
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12年ぶりの訪問 あくらビール(その3)

2020-06-02 18:21:34 | ビール紀行(東北)
前回の「あくらビール」の続きです(訪問時は2月)。


こちらは2つある直営飲食施設のうち、レストランプラッツ。

     

     

ブルワリーレストランですね。12年前ビールをいただいたのはこちらだったので、今回はパス。

     

     

今回はこちらのビアカフェあくらへ。醸造所の2階にあるブルーパブです。

     

     

     

店内の様子。狭いながらもウッディで暖かみのある店内。小さなカウンターが特等席でしょうか。

     

     

こちらはちょっと変わったお席。階下に醸造設備を臨む、これまた特等席です。

     

カウンターではない場所にビールサーバーはありました。この辺りは大人の事情ということでしょう。

     

それではビールを頂きましょう。

(続く)



ビアカフェあくら
秋田県秋田市大町1丁目2番40号 ビール工場2F
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12年ぶりの訪問 あくらビール(その2)

2020-05-31 10:57:59 | ビール紀行(東北)
前回の「あくらビール」の続きです(訪問は2月)。


醸造所に到着。

     

     

     

ガラス張りの壁面が特徴の醸造所。中の醸造設備を魅せる仕掛けです。今回は事前にお願いして、まずは見学をさせていただきます。

     

こちらはモルトミルのある部屋。ここからビール造りがスタートします。

     

こちらは仕込みの工程。仕込みの規模は1KL。あくらビールさんは、開業時はドイツ人による技術指導を受けたそう。それがドイツ色の強いラインナップにつながっています。

     

     

こちらがあくらビール名物のオープンファーメンター。開放式の発酵タンクです。発酵タンクは1KL×4基という体制。

     

こちらは貯酒タンク。1KL×12基です。多くの種類を展開されているだけに本数多し。

     

     

こちらは酵母の培養器です。蓋を取ると豊かなエステル香が広がります。

     

見学の最後にタンク直出しのビールを試飲させていただきました。こちらは「なまはげIPA」とのこと。アメリカンホップがジューシーで旨い!

じっくりと、あくらビールが生まれる場所を拝見しました。特に発酵の工程は外からガラス越しに見えないので貴重な機会となりました。ブルワー様、この度は見学の機会を頂戴し、誠に有難うございました。

それではビールをじっくりと頂きましょう。

(続く)



ビアカフェあくら
秋田県秋田市大町1丁目2番40号 ビール工場2F
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12年ぶりの訪問 あくらビール(その1)

2020-05-28 18:24:29 | ビール紀行(東北)
今回からは秋田県秋田市の「あくらビール」へのビール紀行をお送りします。「あくらビール」は東北地方有数の老舗醸造所。1997年創業ですから、創業23年で、もうすぐ四半世紀の歴史になります。各地でのビールイベントにも出店されているので、東京でもファンの多い醸造所です。ビールのスタイルはドイツスタイルをベースとしながら、独自のアレンジを加えられていて、秋田色を感じられるビールです。醸造所は秋田市の飲食街からすぐの所にあり、秋田駅からも徒歩約15分と好アクセスです。醸造所には2つのレストランがあり、その日の気分に合わせてセレクトできます。今回は醸造所併設レストラン「ビアカフェあくら」を訪問しました。今回の訪問は何と12年ぶりで3回目。念願のビール紀行となりました。ちなみに訪問は2月です。

     

     

特急つがるで秋田駅に到着。新幹線ではなく、在来線での到着も乙なものです。

     

     

秋田駅前のバスターミナルは健在。その南側は再開発中のようですね。前回来た時と随分雰囲気が違います。

     

     

     

連絡通路を通って市街地へ。醸造所へは徒歩で向かいます。

     

     

オフィス街を抜けると川反エリアに出ます。

     

     

     

旭川を渡って小路を進むと、それらしき看板を発見。醸造所に到着です。12年前と随分変わったような。記憶が曖昧です。

(続く)



ビアカフェあくら
秋田県秋田市大町1丁目2番40号 ビール工場2F
TEl:018-864-0141

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旨い、そして意欲的 Be Easy Brewing(最終回)

2020-05-26 18:33:44 | ビール紀行(東北)
前回の「Be Easy Brewing」の続きです(訪問は2月)。


次に頂いたのは「けやぐのごっじゅる」。

     

     

やはり津軽弁のネーミングは理解不能。ローズマリーとピンクペッパーを使用したヴァイツェンボックとのこと。フェノール香を上回るローズマリーとピンクペッパーの香り。モルトの旨味はしっかりながら、しっかり強い酸味が効く。旨い。ピンクペッパーの香りが広がる、旨味しっかり酸味しっかりのオリジナルのヴァイツェンボックです。これはオリジナル度高し。言うなれば、ピンクペッパーウィートかな。

     

     

メインとして注文していた「3種の自家製ソーセージ」が到着。見た目からも判るように、肉の旨味控え目のハーブが効いたソーセージです。オレガノなどのハーブの香りと肉の素朴な味わいを楽しめて美味しい。

     

     

最後の一杯、「けやぐのYOZAKURAゴーゼ」で締め。桜の塩漬けを入れた黒いゴーゼです。ほんのりロースト香も感じられるものの、塩気が勝つ!桜の香りは全く感じられず。アイデアは面白いものの、残念ながらバランスミスかな。チャレンジは面白いけど、バランス取りに失敗した塩気の効いたスタウトです。実力あるだけに、残念。

今回はこれにて終了。こちらの醸造所、実力の高さを基に、意欲的に個性的なビールを造られています。しかしながら、上手くいっているビールとそうでないビールがあり、その両面が激しいです。そこがこちらの醸造所の個性かつ魅力かもしれないです。

     

     

また来ることを誓って。



ギャレスのアジト
青森県弘前市松ケ枝5-7-9
TEL:0172-78-1222

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旨い、そして意欲的 Be Easy Brewing(その4)

2020-05-24 18:34:34 | ビール紀行(東北)
前回の「Be Easy Brewing」の続きです(訪問は2月)。


次に頂いたのは「けやぐのSTANdコーヒーミルクシェイク」。

     

     

個性的なオリジナルビールのようで、コーヒーとラクトースを使用したIPAの模様。アメリカンなジューシーなホップの香りとコーヒーの香りの不協和音。モルトの旨味はしっかり濃厚で、アメリカンホップのトロピカルな香りのフィニッシュ。確かに面白いけど、香りがちぐはぐな感じ。なかなかチャレンジングなビールでした。コーヒー入ってなければ、十分に旨いIPAになると思います。

     

     

     

注文していた「野菜のアヒージョ」が到着。ガーリック控え目で、オリーブの香りが支配。キノコが多いですね。キノコと下味のついた里芋が美味しい。

     

     

こちらは「ちょうどいいけやぐイングリッシュポーター」。程よいロースト香。モルトの旨味はしっかり目で滑らか。ホップの苦味はややしっかりで、ローストによる酸味が少し。これら非常にバランスがとれています。ロースト香と酸味が効いた、旨味が絶妙なポーターです。激しく旨い!こういう味を待っていました。

     

     

     

店内にはオリジナルグッズの販売コーナーがありました。トレーナーもいいですが、専用グラスが素敵です。

(続く)



ギャレスのアジト
青森県弘前市松ケ枝5-7-9
TEL:0172-78-1222

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旨い、そして意欲的 Be Easy Brewing(その3)

2020-05-22 20:51:46 | ビール紀行(東北)
前回の「Be Easy Brewing」の続きです(訪問は2月)。


ビールのメニューです。

     

     

POPな感じで個性的。この日の自家醸造ビールは10種類で豊富なラインナップです。もちろん全種類は無理なので、どう刻むか悩みます。

     

     

最初は定番ビールの「デビーズペールエール」から頂きます。柑橘系のアメリカンホップの心地よい香り。カスケードの悪い所が全く出ていません。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がしっかり引き締める。旨い!柑橘系のホップの香りが心地よい、旨味・苦味しっかりのアメリカンペールエールです。

     

     

続いては「めでてーヴァイツェン」。オーツも使用したクラシカルなヴァイツェンとのこと。厚みのあるフェノール香。モルトの旨味は香りに負けずしっかりで、強めの酸味が心地よく効く。旨い!クリスタルっぽいヴァイツェンながら、しっかりフェノール香とフルボディの味わいのヴァイツェンです。これは良い意味で想定を裏切られました。

     

     

     

     

     

フードのメニューです。美味しそうで個性的なメニューが並びます。ビールに合う定番ものは多いのですが、それぞれが個性的でいいですね。これは迷います。

(続く)



ギャレスのアジト
青森県弘前市松ケ枝5-7-9
TEL:0172-78-1222

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