①の続きになります🙇
幼稚園の頃から柔道を始めた次男。
中学の時も、惜しいところで結果を出せず、本当は高校では柔道を続けるかどうしようか迷っていました。
子どもが多い我が家には、柔道をするために私立高校に通うような経済的な余裕がないことを、次男もよく分かっていたからです😣
だから、今の高校から特待生のお話が来たときは、本当に大喜びしていました。
『高校で必ず結果を出せるように頑張るから、この高校に行かせて欲しい。
もし結果を出すことが出来なかったら、柔道は高校できっぱり辞めるから…』
次男は自分の柔道人生をかけて、この
高校への入学を決めたのでした。
(↑過去の記事です🙇)
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小さい頃から、試合に負けて悔し涙を流したことは数えきれないくらいありましたが、
『苦しい、辛い、辞めたい…』
ここまでの弱音を吐いたのは初めてのことでした。
今回の大会は高校2年生最後の大会。
この大会で結果を残せるかどうかで、
次男の今後の進路も大きく変わる可能性がありました。(大学のスポーツ推薦を受けられる可能性も…)
なので、結果を残せなかった時点で、次男は最後の夏の大会に向けて気持ちを切り替えるよりも、
『自分の柔道人生はもうほとんど終わってしまった…』
という強い絶望感の方が大きく出たのかもしれません😔
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泣きながら電話をかけてきたこの日、
次男は怪我と体調不良以外で初めて練習をお休みしました。
普段は明るいキャラクターで通っているので、寮の部屋で塞ぎこんでいることを知った柔道部のみんなも心配してくれていました。
先生、コーチ、柔道部のお友達が、練習後、夜遅くまで次男の気持ちを聞いてくれたそうです。
私も心配で心配でたまらず、深夜に次男に電話をかけてみると、
『先生たちや、柔道部の子達といろんなことをたくさん話した。
自分の気持ちを聞いてもらったら、大分楽になった…。
先生たちの思いも聞くことが出来て良かった。
まだ、ちょっと苦しくなることもあるけど、多分明日からは練習も出れると思う。』
と、話していたので、安心しました…。
次男がこの日、自分の辛かった気持ちを吐き出してくれて、本当に良かった思いました。
回りの皆さんが、悩んでいる次男に親身に対応してくれたことにも、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました🙇✨
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…ただ、私は今回のことで次男に会いたくてたまらなくなりました。
毎日のように、LINEでやりとりしたり、電話で話していても、次男がここまで悩んでいることには気が付けなかったし、
今回も『多分もう大丈夫』と言ってはいたけれど、やっぱり実際に本人の顔を見ないと、私も心から安心することは出来ないと思いました😣
以前からずっと高校の練習を見にきて欲しいとも言っていたので、本当は3月7日に緊急事態宣言が明けたら、会いに行こうと思っていましたが…
コロナの影響でもう1年近くも次男と会えていないし、とてもそこまでは待っていられないと思いました。
(結局緊急事態宣言は延長してしまいました💦)
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念のため、先生に見学の許可を頂くために連絡をすると、
『体調管理と感染対策を徹底して下されば、いつ来て頂いても大丈夫です。気をつけてお越し下さい。お待ちしております!』
と、快く承諾してくださいました。
主人にも、
『子どもたちのことは見てるから、気を付けて行っておいでよ。次男によろしくね。練習の様子しっかり見てきてね。』
と、言ってくれました。
パート先にも事情を話して、お休みを頂くことができました。
そして…
2月23日(火)天皇誕生日の祝日に、次男に会いに行くことにしました。
次男にも、
『お母さん、23日に次男の練習見に行くからね。』
と、伝えると、
『えっ!ほんと?!マジで…?!😳』
と、とてもビックリして喜んでいました。
③に続きます🙇
(長くなってしまい、申し訳ありません💦)