〜日々是好日~⭐ 三男三女、子育て日記

21歳長男、19歳次男、16歳三男、13歳長女、10歳次女、7歳三女、個性豊かな6人の子どもたちとのドタバタな日々😅

次男に会いに行った時のこと②

2021-03-08 | 次男(19歳)のこと
①の続きになります🙇

幼稚園の頃から柔道を始めた次男。

中学の時も、惜しいところで結果を出せず、本当は高校では柔道を続けるかどうしようか迷っていました。

子どもが多い我が家には、柔道をするために私立高校に通うような経済的な余裕がないことを、次男もよく分かっていたからです😣

だから、今の高校から特待生のお話が来たときは、本当に大喜びしていました。


高校で必ず結果を出せるように頑張るから、この高校に行かせて欲しい。
もし結果を出すことが出来なかったら、柔道は高校できっぱり辞めるから…』

次男は自分の柔道人生をかけて、この
高校への入学を決めたのでした。

(↑過去の記事です🙇)

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小さい頃から、試合に負けて悔し涙を流したことは数えきれないくらいありましたが、

『苦しい、辛い、辞めたい…』

ここまでの弱音を吐いたのは初めてのことでした。

今回の大会は高校2年生最後の大会

この大会で結果を残せるかどうかで
次男の今後の進路も大きく変わる可能性がありました。(大学のスポーツ推薦を受けられる可能性も…)

なので、結果を残せなかった時点で、次男は最後の夏の大会に向けて気持ちを切り替えるよりも、

『自分の柔道人生はもうほとんど終わってしまった…』

という強い絶望感の方が大きく出たのかもしれません😔

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泣きながら電話をかけてきたこの日、
次男は怪我と体調不良以外で初めて練習をお休みしました。

普段は明るいキャラクターで通っているので、寮の部屋で塞ぎこんでいることを知った柔道部のみんなも心配してくれていました。

先生、コーチ、柔道部のお友達が、練習後、夜遅くまで次男の気持ちを聞いてくれたそうです。

私も心配で心配でたまらず、深夜に次男に電話をかけてみると、

先生たちや、柔道部の子達といろんなことをたくさん話した。
自分の気持ちを聞いてもらったら、大分楽になった…。
先生たちの思いも聞くことが出来て良かった。

まだ、ちょっと苦しくなることもあるけど、多分明日からは練習も出れると思う。』

と、話していたので、安心しました…。

次男がこの日、自分の辛かった気持ちを吐き出してくれて、本当に良かった思いました。

回りの皆さんが、悩んでいる次男に親身に対応してくれたことにも、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました🙇✨

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…ただ、私は今回のことで次男に会いたくてたまらなくなりました。

毎日のように、LINEでやりとりしたり、電話で話していても、次男がここまで悩んでいることには気が付けなかったし、
今回も『多分もう大丈夫』と言ってはいたけれど、やっぱり実際に本人の顔を見ないと、私も心から安心することは出来ないと思いました😣

以前からずっと高校の練習を見にきて欲しいとも言っていたので、本当は3月7日緊急事態宣言が明けたら、会いに行こうと思っていましたが…

コロナの影響でもう1年近くも次男と会えていないし、とてもそこまでは待っていられないと思いました。
(結局緊急事態宣言は延長してしまいました💦)

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念のため、先生に見学の許可を頂くために連絡をすると、

体調管理と感染対策を徹底して下されば、いつ来て頂いても大丈夫です。気をつけてお越し下さい。お待ちしております!』

と、快く承諾してくださいました。

主人にも、

『子どもたちのことは見てるから、気を付けて行っておいでよ。次男によろしくね。練習の様子しっかり見てきてね。』

と、言ってくれました。

パート先にも事情を話して、お休みを頂くことができました。


そして…

2月23日(火)天皇誕生日の祝日に、次男に会いに行くことにしました。

次男にも、

お母さん、23日に次男の練習見に行くからね。』

と、伝えると、

『えっ!ほんと?!マジで…?!😳』

と、とてもビックリして喜んでいました。



③に続きます🙇
(長くなってしまい、申し訳ありません💦)




次男に会いに行った時のこと①

2021-03-08 | 次男(19歳)のこと
気が付けば3月になり、気候も春の訪れを感じることが多くなりました🌸


久々の更新になってしまいましたが、
ブログをお休みしている間も、ご訪問頂いた皆さま、本当にありがとうございました🙇

わざわざコメントを寄せて下さったダム様、ありがとうございます 🙇
(返信することが出来ず、申し訳ありません😢💦)

気にかけて下さり、とても嬉しかったです。



次男のことでちょっと心配なことがあり、 私も精神的にも時間的にも余裕がなくなっていて 、中々ブログに向かうことが出来ませんでした😩


ようやく気持ちも少し落ち着いてきましたので、今回の次男の出来事について書いてみようと思いました。

どうぞよろしくお願い致します🙇

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先月2月17日(水)

次男から突然LINEが届きました。

内容を確認すると、

『なんか、もう無理』

『すごい苦しい、辛い。』

『もう帰りたい』

とあったので、私はビックリしてすぐに次男に電話をかけました😰💦

『もしもし…』

電話口の次男は泣いていました。

『どうしたの?!一体何があったの…?😰』

と、聞くと、

『すごく苦しくて…。辛い…。
最近、練習中は怒られてばかりだし、この間は遠征のメンバーからも外された。
俺なりに頑張っているのに、全然認めてもらえない…。』

続けて、

あの試合が終わってから、ずっと苦しかった。でも回りのみんなに心配かけたくなかったから、ずっと明るく振る舞ってた…。
何とか気持ちを切り替えて練習頑張っていたのに、怒られてばかりでどうしていいのか分からない…。
やっと全国に行けるかもしれないところまで来たのに…
柔道やっていてもいいことなんかない。
もう苦しい…。辞めたい…。

と、泣きながら話しました。


『あの試合』というのは、1月に行われた高校選手権予選大会のことです。
この大会で優勝できれば、春の全国大会に出場できるとても大事な大会でした。


去年11月の新人戦で優勝した次男は、第1シードで出場。
この大会でも優勝が期待されていましたが、残念ながら決勝戦で負けてしまいました…😢

負けた相手は新人戦では勝っていた選手。しかも1年生。

試合開始からわずか1分以内、組もうとした瞬間に思いっきり投げられて一本負けでした。

一番大事な場面で、ふがいない負け方をしてしまった

全国まであと一歩だったのに、届かなかった

応援してくれた先生方、保護者の皆さん、家族、仲間たちの期待に応えられなかった

自分への怒り、悔しさ、屈辱感、罪悪感…。


次男はあの試合が終わってから、ずっとずっと苦しい思いを抱えていました😩


それでも…

何とか気持ちを切り替えて、最後の夏の大会に向けて練習を頑張っていたのですが、
あの試合が終わって以降、先生から練習中に厳しく怒られることが増え、
それだけではなく、団体のレギュラーメンバーに選ばれなかったこと、
いつもは選ばれていた遠征のメンバーからも外されたことが加わり、
更なる精神的なショックを受けてしまったようです…。

ギリギリ保っていた心の均衡が一気に崩れて、この日は苦しい思いが爆発してしまったのでした😢

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電話越しからも次男の苦しい気持ちがヒシヒシと伝わってきて、私も涙が出てしまいました😢

次男は本当よく頑張ってるよ…。
ここまで頑張ってきたこと、お父さんもお母さんもすごいことだと思ってるよ。
いいから、落ち着いて…
今どこにいるの?』

と、聞くと、

『道場の誰もいない所にいる…。
もうすぐ練習が始まるけど、こんなぐちゃぐちゃの気持ちではとても練習出来ない…。みんなにも迷惑かけるし、今日は休もうと思ってる。』

と、言いました。

私も

そうだね、今の次男は心も体も疲れているんだと思うよ。
先生に連絡だけ入れて、今日は練習休んだ方がいいかもしれないね。』

と言って、電話を切りました。


次男との電話を切ったあと、私はすぐに先生に連絡を入れました。

次男があの試合に負けてから、ずっと苦しい思いをしていたこと、今精神的にとても追い込まれている状況だと伝えました。

先生も次男の悔しい気持ちはよく分かって下さっていました。

先生から、実はあの試合が終わったあと次男が1人会場のトイレに籠り、泣きながらずっと壁に頭をゴンゴン打ち付けていたことを初めて聞いて、
私はまた涙が出てしまいました😢

子どもがこんなに苦しい思いを抱えているのに、すぐに駆けつけることもそばにいることも出来ないことが、本当に歯痒く辛いと感じました😭

先生は、

今、本人も辛い思いを抱えているとは思いますが、今度の夏の大会で勝つためにはここから何とか這い上がっていかないといけないんです。
○○(次男)が、今の自分の甘さを乗り越えないと上には行けないし、勝つことは出来ない。
柔道は理不尽なこともたくさんあるけど、社会に出たらもっと理不尽なことばかりの中でも生きていかなければならないです。

だから僕は敢えて今厳しく指導していまます。
お母さんも心配だと思いますが、どうか見守ってあげてください。』

と、仰っていました。

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高校入学以来、レギュラーになること、全国大会に出ることを目指して、次男なりに必死で毎日練習を頑張ってきました。

今年度は、コロナの影響で主要な大会や遠征が中止になったり、練習も規制されたり、夏休み、冬休みの帰省も一度も出来ませんでした。

それでも全国出場という目標に向けて、仲間たちと一生懸命に頑張って、やっと全国まであと一歩のところまで来たのに、1月の大会では結果を出すことが出来なかった…😔

入部してから初めて味わう大きな挫折感

次男は次男で、先生が敢えて自分に厳しい指導をしていたこと、
ここを乗り越えないと夏の大会には勝てないことも分かっていました。

けれど…

頭ではやるべきことが分かっていても、これまで突っ走ってきた分、精神的なダメージが大きかったようで、心と体が中々ついていかなくて、苦しんでいたのでした😢

②に続きます🙇