〜日々是好日~⭐ 三男三女、子育て日記

21歳長男、19歳次男、16歳三男、13歳長女、10歳次女、7歳三女、個性豊かな6人の子どもたちとのドタバタな日々😅

長女の自由研究☆『みんなでへらそう海のゴミ!!』

2019-08-18 | 長女(13歳)のこと
8月18日(日)

子ども達の夏休みもいよいよ残り1週間になりました
(8月26日(月)から新学期が始まります。)

それぞれの宿題もラストスパート突入です😅💦

次女の絵日記の宿題😊
夏休みに心に残ったことを書くそうで、先日の川遊びのことを書いていた次女。浮き輪で楽しそうに泳ぐ絵が描かれていました😉


そして昨日の朝には、ようやく長女の自由研究も完成しました😀
最後の仕上げをしている長女

今回のテーマは…

『みんなでへらそう海のゴミ!!』

です。


このテーマを提案したのは私。

近年、レジ袋やペットボトルなどのプラスチックゴミが、海の水や生き物に深刻な影響を及ぼしていることが世界中で問題になっています😖


数年前には、鼻の中にストローが刺さった海亀や、打ち上げられたクジラのお腹の中から大量のプラスチックゴミが出たきたことがニュースになっていて、大変なショックを受けました…😥


家の中をちょっと見渡してみても、
食品やお菓子の包装、飲み物の容器、生活用品、雑貨、おもちゃ…

ありとあらゆるものが、プラスチック製の物で溢れ返っています。

今まで料理用に使っていた赤ワインも、瓶からペットボトルに変わっていたのでビックリしました😲💦
ペットボトル容器の赤ワイン。

今や私たちの生活とプラスチックは切っても切り離せない関係になっています😔

だからこそ、プラスチックゴミがどれだけ海の環境に影響を及ぼしているか、長女の自由研究を通して、子ども達全員に詳しく知ってもらいたいと思ったのです。

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最初はこのテーマにあまり乗り気ではなかった長女でしたが、

いつもあなた達が、飲み物を飲む時にストローを使おうとすると、お父さんが『やめなさい!』って注意するよね。
その理由を詳しく知りたいと思わない…?

と、話すと、

うん!知りたいかも。』

と、興味を持ってくれました😃


うちには台所の戸棚の中に使い捨てのストローがストックしてあります。

まだ三女が赤ちゃんの頃、コップで上手く飲めない時に使ったり、
あとは、子ども達が図工の授業でストローが必要になることがあったからです。

そのストローをよく戸棚から勝手に出してきて、お茶や水を飲む時に使っていた長女と次女。(ついでに三男。)
普通にコップで飲むよりも、ストローを使って飲んだ方が特別な気分になって楽しいと思ったようです。
100本あったのがいつの間にかこんなに少なくなってました😳

そのストローを使うたびに、

わざわざストロー使って飲む必要はないでしょ!やめなさい!』

と厳しく注意していた主人。

長女は、

(何でお父さん、ストロー使うとあんなに厳しく注意するんだろ…)

と、ずっと不思議に思っていたようです。

『家でお水を飲むのに、わざわざストローを使う必要はないでしょ。
資源の無駄遣いにもなるし、環境破壊にも繋がるんだよ。』

と説明しても、今まではまだ難しくてピンと来なかったようでした…💦


そんな経緯もあって、今回の自由研究がスタートしました!

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1.『調べたきっかけ』


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2.『葛西りん海公園で分かったこと』

まず長女は、現在の海の状況を自分の目で確かめるため、8月4日(日)に主人と一緒に『葛西臨海公園』へ行きました。

葛西臨海公園は我が家から電車とバスを使って1時間くらいのところにあります。

遠くからは一見綺麗に見えた海岸ですが、近くまで行くと30種類以上のゴミが沢山落ちていたそうです😫

↑洗剤の容器、ペットボトル、下駄…

スプレー缶、ブラウン管テレビ、くつ、使い捨てライター。

花火のビニール袋、ペットボトルのふた、納豆やアイスの容器。

落ちているゴミのほとんどがプラスチックゴミで、拾い集めるとあっという間に大きなレジ袋いっぱいになったそうです😱
(そして、ゴミを入れてるレジ袋もプラスチック製…)

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3.『どうして海ゴミはふえるのか?』


一番の原因は、ゴミをきちんと捨てない人がいるから。
先日、川遊びに行ったときもバーベキューをしている人たちが沢山来ていましたが、その時に出たゴミをそのまま放置している人がいました😖
拾えるゴミは拾って帰りました。

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4.『海のプラスチックゴミ問題』

プラスチックゴミは太陽の紫外線や波の力で5ミリ以下の『マイクロプラスチック』に分解されます。
プラスチックはどんなに細かく分解されても消えることはありません😫自然に返るまでに千年くらいかかるそうです。
日本近くの東アジア海域は、マイクロプラスチックの量が世界の27倍…!
海に住む生き物のほとんどがマイクロプラスチックを食べていると報告されているそうです😱
海ごみのほとんどが私たちの生活から出るプラスチックゴミ
このままでは、2050年にはプラスチックゴミの量が海の魚の量を上回ってしまうそうです😱


そして…

一番被害を受けているのは、海に住む生き物たち…

魚を捕獲するための漁網も実はプラスチックで作られているそうです。
海の中には、ちぎれて流された漁網が沢山の浮遊しており、その網に絡まって溺死してしまう生き物もいます😰
空き缶が首にスッポリ入ってしまって苦しそうな鳥も…
この写真を見て、長女もショックを受けていました。

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5.『ゴミをへらすためにできること


マイバッグやマイボトルなど、何度も繰り返し使えるものを利用することで、かなりのレジ袋やプラゴミが削減できると思います。

私はコンビニエンスストアでパートをしていますが、買い物にマイバッグを使う人は増えてきても、スーパーに比べるとコンビニの買い物でマイバッグを持参する人は少ないように感じます。

たった1本のジュースを買われるお客様から、レジかごいっぱいに食品や雑貨を買われるお客様まで、私が働いてるコンビニでは1日に何百枚ものレジ袋が無料で提供されています。
でもそのほとんどが帰宅後すぐにゴミになっていることでしょう…😖

昨日のパート(17時~22時)でもマイバッグを持参されたお客様はたった3人だけでした💦

私もついつい近所に出かけるときはマイバッグを忘れてしまうことがあるので、外出時は必ずマイバッグを持参しようと思いました。

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3Rの取り組み

・『Reduce』減らす
・『Reuse』繰り返し使う
・『Recycle』再利用する

『3Rの取り組み』は、ゴミを減らすためのとても大事な取り組みです。
毎日の暮らしの中で意識して、出来るだけゴミを出さないように心がけたいです。

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6.『まとめと感想』



今回の長女の自由研究を通して、私も普段何気なく捨てているプラゴミが、地球の環境にどれだけの影響をもたらしているのかがとてもよく分かりました😢

プラスチック製品を全く使わない生活は不可能な世の中ですが、一人一人が意識すればプラスチックの消費量、ゴミの量は必ず減らせることが出来るし、それが海と生き物を守ることに繋がると思います。

長女も今回学んだことをしっかり胸に刻んでほしいです。

そして、私も子ども達と一緒に未来のために出来るだけの努力をしていきたいです。

砂浜に『ごみをすてるな』と書いた長女。

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1枚目

2枚目



↑今回は『東京都環境局』のこちらの資料がとても参考になりました!
小学生のお子さんにも分かりやすい内容になっています。


※以下はインターネットで見つけたショッキングな動画です

リサイクルされているプラスチックは生産量の僅か9%だそうです。
一羽の水鳥の胃の中から出てきたプラスチック片。
大きい物から小さな欠片まで200個以上…

このショッキングな現実にしっかり目を向けていかなければならないと思いました。