〜日々是好日~⭐ 三男三女、子育て日記

21歳長男、19歳次男、16歳三男、13歳長女、10歳次女、7歳三女、個性豊かな6人の子どもたちとのドタバタな日々😅

次男とiPad。終わりなき(?)戦い&ネット依存の恐怖…(;_;)

2018-10-19 | 次男(19歳)のこと
今は小学生でもスマホを持つことが当たり前になりつつありますが、

我が家の子どもたちはスマホは持っていません。

高校2年生の長男も持っていません。
持っていないのは、クラスの中でも長男ただ1人だけのようです😓

もちろん、中学3年生の次男も持っていません。
でも、クラスでも部活でもほとんどのお友だちが持っているようで、次男からはずっとスマホが欲しいとねだられていました💧


ただ、うちには一台iPadがあります。


このiPadは、次男が中学入学するときに購入したもの。

小学校から続けていた進研ゼミを、今までの紙媒体のオリジナルスタイルにするか、タブレットを使ったハイブリッドスタイルにするかで悩んでいたとき、

次男が、

『絶対タブレットの方がいい!
これなら俺でも楽しく勉強を頑張れそうな気がする!!』


と、言ったので、

『絶対やめたほうがいい!
遊ぶに決まってるよ。』

という、主人の反対を押しきって購入したのです。

これで本当に勉強が好きになってくれたら…
私も一か八かの賭けみたいな気持ちでしたが、せっかくの子どものやる気を100%信じたいのが親心…😞
(主人は、はなから信じてなかったので、正確には母心…)

次男は憧れのiPadを手に入れて、はじめの数ヶ月は真面目に勉強を頑張ってましたが、

段々飽きてきたのか、部活が忙しいだの、すぐにフリーズして使いにくいだの、何だかんだ理由を付けてやらない日の方が増えていきました。

そして、結局中学1年の終わりごろに、ハイブリッドスタイルはやめることに…
(そのあと、多少受講料が安いオリジナルスタイルに戻しましたが、結局こちらもほとんど手を付けることなく終わることに…💧)

そして、iPadの本体のみが手元に残りました。

うちにはWi-Fiがあるので、うちの中だけ無料でネットが使える環境です。

私は、

(まぁ、厳しく機能は制限してるし、子ども達が調べものに使うくらいならいいかな…)

と、軽く考えていました。

そして、これが大きな間違いで、長い戦いの幕開けでもありました…😱

子どもの好奇心、探求心、学習能力は、親の想像を遥かに超えており、

次男のiPadは、

『ネットで気になること調べる』だけに留まらず、

・LINEを使う
・Youtubeを観る
・音楽を聴く
・テレビを観る
・ゲームをダウンロードする
・オンラインゲームで遊ぶ


などなど…いつの間にか出来ることが
てんこ盛りに増えていました。

使うにあたってのルールも設けていて、

・やるべきこと(宿題や家庭学習)か終わってから。
・夜9時以降は禁止。
・貸し出し制で、使い終わったら必ず返すこと。
・子ども部屋ではなくリビングでやること。
・テスト前1週間は没収。


ことごとく破られる始末…

夜中に隠れて遊んでいたことも度々ありました…💧

朝起こしにいくと、次男のお腹の中や、布団の中からiPadが出てきたことも1度や2度ではありません😭😭😭

その度に、パスコードを変更したり、絶対に見付からない場所に隠してみたり、
Wi-Fiを使えない状態にしたりしましたが、

パスコードは解読され、逆に私の知らないパスコードに設定され、

隠しても隠しても場所を探し当てられ見つけられてしまい、

Wi-Fi出来る場所(マックやコンビニ)に、iPadを持ち出したりしていました。

あまりの執着に、私も主人も段々恐怖すら感じるように…

一度、堪忍袋の緒が切れた主人が、
次男の前でiPadを叩き割ろうとしたことがありました。

けれど、

『それをやったところで、根本的な解決にならないし、逆に親子関係も悪くなるかもしれないから、頼むからやめてほしい…』

と、私がお願いしてました。

出来たら強制的にではなく、自分の力で、節度とルールを守れるようになって欲しかったからです。


そして、壊すことは何とか思い留まってもらい、今年の夏休み明けから1ヶ月くらい主人に預かってもらうことにしました。

願わくば、このままiPadへの執着も薄れて欲しいと思っていました。

けれど、回りのお友だちがスマホのゲームの話題やLINEで盛り上がっていれば、また使いたくなるのは仕方ないことなのかもしれません…

少し前に、

『今度こそルールを守ると約束するから、返して欲しい!
お願いします!
LINEが未読になったままで誤解されたままの友達もいるし…』

と、懇願されました。

主人には、やはり反対されましたが、

『それじゃ、これを最後のチャンスにしよう。
これでもし、次男がルールを破ったら、もう今度こそ完全没収だからね。』

という条件でiPadを返してみることに…

そして、しばらくの間、次男もルールを守りながら使っていました。

けれども、3日前の朝。

次男を起こしに行ったら、また布団の中からiPadを発見してしまったのです😨😨😨

しかもゲームの途中の画面が開かれたままの状態…😱


『あんた!またルール破ったね…!!
これが最後のチャンスって言ったじゃない!
なんで、何度も何度も親の信頼を裏切るの…?!
あんたは親の信頼よりもiPadの方が大事なの!
それならもう、iPadだけ持って家を出なさいよ…!』

私も完全に頭に血が上り、朝から怒りまくりました…

次男は、

『本当にごめん!そんなつもりじゃなくて、ちょっと確認したいことがあって…』

と、顔面蒼白で変な言い訳してましたが、もう許すことはできません。
もちろん、その場を見ていた主人。

そして、

昨日の朝、主人は次男のiPadを会社へ持って行き鍵の付いた引き出しに保管してしまいました。

結局最後まで次男はルールを守ることができませんでした。

この長い戦いは、『iPad完全没収』という形で幕を閉じました😥


よく、お友達のお母さん達も、

『中学入学を機にスマホを与えたけど、与えたら最後だなった思った。
家にいる間は部屋に込もってずっとスマホいじってて、正直後悔しかないよ。』

と話してましたが、本っ当にその通りだなと思いました…

子ども達にとってスマホやタブレットは、

いつでも友人と繋がれて、
自分の興味や遊びたい欲求を次から次へと無限に満たしてくれるもの。

いわば、『ドラえもんの四次元ポケット』と同じくらい、魅力的なものかもしれません。

私たちは親世代は、黒電話から始まり、コードレスフォン、ポケベル、ガラケー、スマホ…

段階を踏んで、大人になって自分の働いたお金でスマホを手に入れた人が殆どでしょう。

それをまだ成長途中の子どもがいきなり持ってしまったら…
のめり込まない方が不思議です。

これは全部、与えてしまった親の責任だな…と、思いました…(泣)


そして、今朝のこと。

いつものように、NHKの7時のニュースをつけたら、こんなニュースが…


中高生93万人がネット依存の実態…
なんて、タイムリーな…


ネット依存に陥り、学校にも行けなくなった16歳の男の子のお母様の声です。




発達途中の子どもに持たせることが、いかに危険なことなのか…


だから、私もできれば没収で終わりたくはなかったですが…


やっぱりルールの徹底が何より大事なようです。

うちの場合はことごとく破られましたが…(泣)

という訳で、うちは今後、子ども達が大人になるまではスマホやタブレットは決して与えないと主人とも決めました。

今の時代、難しいことかもしれないけど、(うちの場合は)子どもにとって害でしかないとよく分かったからです。

次男がいつか大人になって、自分の力でスマホを手に入れたとき、

今回の経験を生かして、今度こそ節度とルールを守って使えるようになって欲しいと願っています…