5人と1匹~お気楽家族~プラスα

らぶらどーる寝とり~ば~のれおんとその他大勢のにんげんのくらし。

東北大会 in盛岡

2010年08月05日 | 水泳

2010年7月23日~25日

岩手県盛岡市の総合プールに於いて

高校総体東北大会が行われました。

 

子供たちは2日前から現地入りして練習。

 

 

私は 家を4時半に出発して盛岡に向かいました。

 

会場に着いたのは6時半。

既に 4時に着いたよというお母さんが入場口で場所取り済み。

 

宮城県の総合プールに比べると

観客席がはるかに少ないから 

応援にいい場所を確保するために

どこの保護者もみな必死なのです。

 

選手たちの入場が済んでから

一般の入場・・・・・コレが 物凄いのなんの。

狭い入り口から 押せ押せとなだれ込むと

席めがけて 猛ダッシュ

 

この場所取りは 3日間 続くのです。

 

 

開会式後の最初のレース。

男子400mフリーリレーでの大波乱がありました。

 

普通に泳いでも 十分 決勝に残れるタイムをもっているのに

(エントリータイムは 第1位)

 

相当な 重圧を抱えていたのか、

なんとしても 予選も1位通過と思ったのか

 

レース直後に 電光掲示板に 『 失格 』の表示が

 

3泳から4泳への引継ぎが ほんの僅かに早かった。

 

 

『 失格 』

 

あってはならない、やってはならない 大失敗。

 

タイムは 楽勝でインハイ切っているのに

『 失格 』

 

インハイでも 決勝に残れると 思われていた種目なだけに

この 失格は 大きかった。

 

東北大会6連覇に向けても 大きなハンディだ。

ひとつとして 落としていいレースなどない

過酷な 戦いになると 予想されたいただけに

出だしでの この失敗は 本当に 痛かった。

 

 

1日目は なんとなく ちぐはぐな感じで

チームの気持ちも うまく歯車が噛合わないような

なかなか もてる力を出し切れないようなレースが続いた。

 

*************************

 

我が家の三男S太の 東北大会

 

 

 

 

 気迫溢れる この泳ぎ・・・・

 

ぜひとも 県大会で出したタイムより コンマ1秒でもいいから

ベストタイムで締めくくってほしかったのだけど

 

100の折り返しあたりから 急に 泳ぎがおかしくなって

スピードダウン、え?なに?? と思って観ていたが

ベスプラ5秒と それは酷いタイムの泳ぎでした。

 

プールから上がると わき腹のあたりを押さえて

片足を引きずるように 引き上げていく・・・・。

何かあった?

 

 

「 途中で 腰 つった・・・ 」

 

 

そっか・・・

そりゃ 仕方ないね。

 

でもさぁ・・そんなトコで腰つるか?普通(-_-;)

 

 

我が家の 息子たち だいたい そんなもんだから驚かないけどさ。

 

なんという 残念な ヤツ

(T▽T) 

 

*****************************

 

選手たちは もちろん 親も 気持ちを切り替えて

2日目からの レースに 臨みました。

 

あらん限りの声を振り絞っての大声援。

 

リレー種目では とにかく 引継ぎを大事に大事に・・と念じながら。

リレーをひとつ落としたことはかなりのハンディだけれども

誰ひとり 優勝を諦めることはなかったんだと思う。

 

2日目からは 全体的に チームの雰囲気もよくなり

歯車もうまく噛合って いい方向に回りだした感じだった。

 

 初日のツケを 跳ね除けて

2日目終わって 2点差( 僅か2点差だけど )で1位!!!

どれだけ 挽回したことか!?

すごいことなんだよね

 

そして迎えた最終日。

泣いても 笑っても 全て 受け止めよう・・・

とにかく この子たちは みんな 全力出し切ったし

・・いや、持てる以上のチカラを出して

最後の最後まで 諦めることなく

泳ぎきったんだから。

 

3日目は 思いのほか ライバル校の選手が

いいところに 食い込んできて 点数稼いだので

途中で 逆転されてしまい

 

とうとう 最後の種目 『 800m フリーリレー 』の

順位如何での決着となったのです。

 

県大会で 唯一 負けた リレー種目。

あの時の悔しさを 糧に この子達は

更なる練習を積んで この大会に 臨んできたのです。

 

県大会20連覇という偉業も

800mフリーリレーで負けた悔しさで

笑顔なしの 表彰でした。

 

 

今度こそ 笑って 最高の笑顔で 締めくくりたい。。。

誰しもが その 思いを 胸に抱いて迎えた最後のレースでした。

 

 

1位のT工高を2つ以上の順位の差をつけて

勝たない限り 優勝はありません。

 

レースは アンカーの4泳者までもつれ

最後の50mで 他校を突き放し

800mフリーリレー 見事に 東北No1の座を 掴み取りました。

 

高く突き上げた拳を何度も何度も振りかざして

勝利の喜びを全身で 表した2年生。

感極まって 涙した3年生、

優勝にも ちょっと クールな1年生。

このレースに賭けた 想いの強さが本当によく見えました。

 

結果は  T工高が 3位だったので

この時点で 我が高とT工高は まったくの同点1位で並んでしまいました。

 

総合で 同点の場合

リレーの点数の高いほうが 優勝という規定になっていて

 

リレー種目3種類のうち 2種目 優勝していたものの

初日の400mフリーリレーを失格してしまっていたので

我が高は 優勝することはできませんでした。

 

悲願の東北大会6連覇の夢はここで潰えてしまったのでした。

 

あのリレーさえ失格していなければ・・・・・とか

○○が 入賞して1点とっていれば・・・・とか

 

諦めきれない 思いは 確かにあったけれども

 

結果は結果 なのです。

 

 

いま 出来ることは すべて やり尽くして

ベストを尽くして 得た 結果です。

 

恥じることは ないよ。

 

君たちは 最高のチームでした。

 

 

この4月から、 弱い弱いと言われ続けながらも

僅か4ヶ月で 素晴らしいチームになったと感じました。

 

県大会から この東北大会までのあいだに

日いち日と 目覚しい 成長を遂げたチームです。

 

 

私たち 応援の保護者たちは 一体 どんだけ 感動の涙したことか。

・・・・もう、 ほんと 何回 泣いたかわかんないよ。

 

 

最後に・・・ひとつ

負け惜しみではありませんが・・・・

 

リレー 1個落としたのに同点で1位だったんだから

実力では 勝ったんだよ~~~~

 

この続きは 沖縄インハイで・・・。

 

そして この借りは 東北新人で 絶対に返します

 

 

ひとまず

お疲れ様でした~~~(T-T)

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした。 (茉莉花)
2010-08-11 00:18:09
思わず、手に汗握り、読んでしまいました。
お母さんもご苦労様、そして、お疲れ様でした。
今度は、沖縄インハイ、そして東北新人とやらで…借りを返して下さいね。
頑張れ~!!
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>茉莉花さん (ふぇんねる)
2010-08-12 01:19:31
盛岡から帰ってすぐに記事更新してれば
もっと感動が伝わる内容になっていたはずなんですけど・・
疲れすぎて・・翌日からは仕事だったし
2週続けて3連休取っていたので
そのぶんの仕事が・・・

今頃だと 既にだいぶ感動も薄れてきてしまい
もの足りない感じですけど、、一応 記録にしておきたかったです。

7月の末の国体予選が S太の引退レースとなりました。
ほんとに 終わっちゃったんだな・・て
また  ほかのお母さんも「S太今日で引退なんだね・・」って
だけど 最後のレースのあと
三男の顔は笑顔で 他の学校の友人に声かけられて
ガッツポーズしていました。
最高の笑顔でした。

15日から 補欠として 沖縄インハイに最後の遠征です。
まあ 3年間お疲れさんの慰安旅行?
でも マネージャー代わりとして
しっかりチームをサポートしてくる事でしょう。
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