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レミのソラ

ピアニスト/作曲家 知野礼美のブログ。
http://remichino.wix.com/remichino

ついに我慢できず‥

2011-10-16 00:27:23 | 日記・エッセイ・コラム

10月は大変忙しく、また11月のピアノワールド6回公演もあるので、テニスのレッスンを2ヶ月間お休みすることにしました。
最初の1週間はなんてことなかったんです。
ところがその後ワタクシの体に異変が。
手や足や首や胴体や、つまり体全体が叫び出した。
テニスはどうした!テニス!俺らは椅子に縛り付けられ毎日ピアノ聞かせれてうんざりだ。はやく俺らにテニスをさせろ~
一人レッスン室で自分の体をなだめるが如く、タンゴのオーチョの練習などしてみる。
だめだ‥‥そんなんじゃ彼らの不満は収まるわけがない。
そこでラケット素振り。
だめだ‥‥かえってストレスたまる。
というわけで禁欲生活はたったの2週間で終止符。
「えへへ来ちゃった」と恥じらいながらコートに入っても、
他のレッスン生やコーチは、レミの体の叫びなど知る由もないといった感じで、
まあいつも通りワタクシを迎え入れてくれたわけですよ。そして普通にテニスをしたわけですよ。
おや?

 
がおーー!!

聞こえました。
ワタクシの体が喜びの雄叫びを!
あはは
妙に張り切ってボールを追いかけ
そこまで強打しなくても、というアプローチショット
サービスも休んでた割りに調子いいし
てことはなにか、、
体がテニスモードになってたら結構ワタクシ上手いじゃん!
うそです、慢心です。こんな発言しちゃいけません。
だーけーどー
「2週間振りにテニスして楽しかったです。」
の1行の内容書くのに、こんなに脚色してブログに書くワタクシは、
よほど疲れているのか、その先の恐ろしい状態が待っているのか。
まあ、お許し下さい。シューマン弾くにはこれくらい壊れても全然オッケー。
 
さて。
ブログにはちゃんとお知らせしてないレミワールドの告知、
いよいよ載せなくては。
チケットは七分の四くらい売れてるかな?


言霊すごい

2011-10-09 00:56:55 | 日記・エッセイ・コラム

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10/6 あおぞら幼稚園でコンサートでした。クラス毎の「音楽に親しむ会」年間33回と全園児対象のコンサート3回のプロデュースを始めたのが2003年。様々な試みをしながら、子どもたちの感性にいつも驚かされてきました。
今回は、私が2006年に脚本・作曲をした音楽劇『幸福の王子』の抜粋を見てもらう事にしました。町長と町の男の部分は削って、つばめと王子とナレーション、そしてピアノだけ。幼児園の2歳児やお母さん達も参加して、ホールは熱気でむんむん。
つばめ役の吉野直子さん王子役(正確に言えば王子の銅像役)の鈴木集さんの熱演熱唱で、大きな拍手が何度も沸き起こり(これがまたオペラ通じゃん、みたいに絶妙なタイミングで。)ああワタクシこのお仕事させて頂いて、本当に良かったとしみじみ感動。
実は。
練習の時から、手応えすごかった。
なんかこの作品てパワーがある。
いやいや、自分で書いたのをいうのも何ですけど‥‥‥
いい曲なんです。 テヘ。
そして。
汗だくになってコンサートを終え、園長室ではっきり心をこめて申し上げました。
「幸福の王子は、このお二人が若いうちにまた再演したいと思います。是非、よろしくお願いしますっっ」
これが
言霊kotodamaとなり
浮遊し
谷地に着陸。
幸福の王子5回目の再演決定!!
しかも
その本番て来週よ。
「二人が若いうちに」と冗談ぽく言ったけど、
前回から次の本番まで12日しか年取ってないわけで。

言霊の恐るべしチカラ。
ワタクシこれから全てポジティブ発言に徹します。
不平不満など、一切申し上げません。
どうしても言いたい時は、紙に書いてそれを燃やします。
うそです。
怒ったりしたらきっと最悪な言葉が言霊となってしまいますから、
頭にきたら、泣く事にしよう!
ひとり、さめざめと‥‥‥。
声を押し殺して‥‥‥。
これからレミが泣いている姿を見かけたら、
ほっといて下さいね。


小松亮太withセンセーションズを聞くパラボス

2011-10-08 01:53:53 | 日記・エッセイ・コラム

タンゴ五重奏団『パラボス』結成2年目を迎え、ますます熱気づいてきたパラボスメンバー。今日はみんなで小松亮太率いる五重奏団のライブを聞いてきました。
パラボスのレパートリも何曲かあり、刺激を受けて帰ってきました。
特に!
『コントラバヘアンド』トロイロの原曲にピアソラが手を加えた作品は、コントラバス田中伸司さんの超絶テクニックで、重厚な低音がまさに体内をくすぐりまくり、ワタクシの腸がいきなり活性化。つまり‥‥まあいいか。

そして小松亮太さんのバンドネオンソロも、完成された音楽で、亮太ワールド。東京下町生まれの彼のトークも、テンポよく楽しいのです。東北のパラボスは、この辺オレラにゃ真似できんな、てな感じでした。
近藤久美子さんのヴァイオリン、9年前に聞いたときより格段に艶があり圧倒されました。
あああパラボスも頑張るぜ!と終演後はABっち特製の「ステーキ丼」でパワー注入。

パラボス次のステージは
11/6 ワタクシの第10回記念ピアノワールドの第二部の出演。
色んな時代のタンゴを演奏しますので、皆様乞うご期待!!!


空を見ると

2011-10-01 02:36:03 | 日記・エッセイ・コラム

皆様こんばんは。レミは11月のピアノワールドに向け、寸暇を惜しんで練習練習。
しかし夕方は必ず一度は空を見上げる。昔から夕暮れ空を見ると「今日の反省!」みたいな「明日こそは」みたいな「待ってろよ朝日」みたいな気分になったもんだ。
そして今日の夕方も
車で帰宅途中ぼんやりソラを見ていたらぁっ!
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この写真は全てを表現してません。
ありとあらゆる電線にカラスが止まっていたのです。
じっと何かを待っているように身動きもせず、とにかく町中のカラスが電線に集合!状態。ソラは真っ黒。人口より多いと思われるカラスが泣くでも暴れるでもなく、不気味にワタシラを上から見下げている。
一斉に人間襲撃したら、地球はカラスのものになるな。


「最優秀」でした。

2011-09-19 03:08:16 | 日記・エッセイ・コラム

この夏、レミが作曲で初めて「もがいた」置賜農業高校の大会作品のミュージカル、『漂流』が地区大会で最優秀賞!
ワタクシ結果を聞いて。。。
この作品の脚本/演出の河原先生の苦悩、あんな難しい曲歌い踊り演じた生徒さん達の頑張り、顧問の先生の支え。皆の力が実を結んだのだと思うと‥‥

目頭が熱くなります。


これからさらにクオリティ上げて、全国大会まで行ってください。
『漂流』にはそのチカラがあると思う!


作・演出の河原先生のブログ「ステージおきたま」から
写真を転用いたします。

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ラストシーンは「ご詠歌」
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不幸をネタにするなんて、、と批判の声もあったけど、
「命も尊ぶこと。」
現世のものも失われたものも。
レミは作品に関わり、多くの事を学ばせていただきました。
置農演劇部のみなさん、
お疲れさま。
そして
もっともっと頑張って。