レミのソラ

ピアニスト/作曲家 知野礼美のブログ。
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天使になったキアオ

2020-01-15 22:45:00 | 日記・エッセイ・コラム
黄青(キアオ)が1月15日早朝とうとう天に召されました。享年10歳10ヶ月。
2009年春、我が家に来てからずっと全てを見守ってくれたキーちゃん。お喋りを覚え、お客さんが来るとインコ語で会話に参加し、その美貌は誰もが褒めてくれてキアオは私の自慢のインコでした。
相次いで家族がいなくなってからは、家で私を待ってくれてるのはキアオだけ。車の音が聞こえただけで激しく呼び鳴きし、最近は寝る前にちょっとだけエサを手で食べさせてあげるのが日課でした。お爺ちゃんになって赤ちゃん返りしたのか何だか甘えっぷりが半端なく、そしたらこの1週間は具合悪そうに寝ているばかり。一緒にいる時は私のジャケットの中に潜り込んで温まって。

だけど昨夜はもうお迎えが来たのがわかった。キーちゃんの頭の毛がみるみるカサカサになっていく。息はしているのに。呼びかけると目は開けるが、とても辛そうにまた目を閉じる。

キアオの亡骸をハンカチでくるみ、夫の遺灰の隣に置いて私は仕事に出かけた。8時半の大学の授業。午後は寒河江でユミちゃんと村山地区私立幼稚園研修会のコンサート。

自分の心に蓋をきっちりと閉めて仕事した。2008年チャッピーが亡くなった時にはあらゆる仕事場で泣いてしまい周りの人に説明するのに四苦八苦したから。今日は終わってから少し涙が出た。帰宅して明日のコンサートの練習終わり、ちょっとワインを飲んだらまた涙が出た。更に頂き物のシャンパンを開けた。献杯だ。本当は大泣きしたい。だけど明日も笑顔でコンサートするから、泣きはらした顔になるわけにはいかないから…

ぽっかりと空になった鳥籠を見ながら、天使になったキアオを想像してみる。亡き後もきっと幸せなはず。そして私を待っていてくれるはず。キアオに感謝。

お正月

2020-01-02 19:26:00 | 日記・エッセイ・コラム
あけましておめでとうございます。
お正月も2日目の今日、ワタクシは少々の薪を運んだ以外はなんっにもしませんでした。いかにんじんをつまみに白ワイン飲みながら、釣りバカ日誌を見る。なんて幸せな時間でしょう。これぞザ・正月!

昨日元旦は弟家族が来てくれるというので、朝から全ての部屋の掃除と大量の料理の準備。作るのは楽しいけど、20代の男二人はまあ食べるスピードと量がすごい。圧倒されながらも気持ち良い。平田牧場のしゃぶしゃぶを再現したものは一瞬で食べ終わり、4合の米のパエリアもスイスイと胃に収まる。男の子育てるって本当大変なのね。来年の正月は次男の欲しがってるハモンセラーノの原木でも吊るしておこう。

最近ハマってる中東料理のフムス。
これもまた若者には好評でした。

フムスのようにあまり知られてないけど一度食べたらやみつきになる世界の料理、色々作ってみたい!