1995年 阪神淡路大震災

阪神淡路大震災から23年経った。




思うのだけど、
この大震災は、家や家具に潰されたり、
下敷きのまま、火災で亡くなったりした人が大勢いて、

大半が津波で亡くなった東日本大震災とはまた違う
悲惨さがあったと思う。



より広域で亡くなった人の多い東日本大震災の圧倒的な衝撃で
忘れられがちだけど、

あの当時、関西を根底から覆して、
今尚、私としては、しっかり向き合えてはいない大災害。



あの年は、一月に阪神淡路大震災があり、三月に地下鉄サリンがあり、
その三月末に大阪から仙台に転居してきた私。

大きな人生の節目の年だったよなあ。。




そして、今年。

あの時、五年生になる上の子、一歳の下の子を連れて
見知らぬ土地で途方に暮れていた私は、
その後東日本大震災にもあいながら、

お陰様で子育てを無事終え、還暦を迎える。



今、うっすら考えていること。
これからは、もっともっと元の私にかえって行く。

子育てを終えた昔の友達たちと交流しながら、
フラフラ身軽旅が大好きだった高校や、大学の頃の私。

一生懸命仕事していた頃の大事な仲間達を思いながら、
これからは、義務感から自分を解放して、

新しい価値観、出会いにも貪欲に。。


人がどうであれ、
覚悟をもって、今あるささやかな暮らしに感謝して
人を大事にし、学び楽しみ尽くす。


だって、命って
いつまであるか誰もわからないから。。。






大震災で亡くなった全ての方達に
合掌・・