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60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

豊中姉妹は、バブルの犠牲者?

2011-01-10 10:13:43 | 日々雑記
大阪・豊中での姉妹の孤独死のニュースを見て、ビックリ。
まだ60才ぐらいでこんなことに。。。

記事によると、資産家だった父親と母親か相次いで亡くなったのが20年前。
姉妹は独身で、10年前ぐらい前に事務職についていた方も仕事を辞めて
マンションを建て直してそこのオーナーとして入居。
それから10年くらいでこんなことになっているという訳。
父親の資産を受け継いで、その借金の上の借金で
食べるお金も無くなったのだ。

20年前にバブルがはじけ、バブルで作った資産の犠牲者が今亡くなった・・とも言える。

恐ろしいなあ。。と思うのは、
一度上げた生活は落とせない。。ということ。

お嬢様育ちの姉妹は、プライド故、人に心が開けず助けを求められなかった。
生活保護を申請するには、自己破産しなければならないだろうし、マンションも出なければならない。
姉妹も別れ別れになるだろう。

それがどうしても嫌だったってことだ。
嫌やと思うわ。そりゃ!!

なんで助けを求めへんのや・・と言うは簡単。
人の心はそう簡単ではない。

バブルってほんまに怖いなあ。。

バブルの最高時に不動産を買って、その借金をまだ払ってる人はた~~~~くさんいる。
だって、まだ20年しかたってない。
その頃、今買わないと、もう家は買えなくなる・・と
本当にたくさんの人が思っていた。
新築マンション買った人は35年めいいっぱいのローンを組んだかもしれない。
そのマンションの価値が半分以下になってたって、ローンは元のまま。
売ったって、借金だけが残る。

そうこうしてるうちに、歳をとってくる。
思うように働けない。

そういう苦しみを持ってる人はたくさんいるんじゃないかなあ。
若く元気な時に考える一生と、現実の一生は随分と違っていた。
あまりにも違っていた。。と思っていらっしゃたことだろう。。

不動産とか大きな一生にかかわるものを売る人は
そういった人の人生を左右するものを売っていることを肝に銘じなければいけない。
買う方も、不動産に幻想は禁物だ。

次次に建っている高層マンションを見て、
実際、ほんまに怖くなる。

時代は簡単に変わっていく。
甘い幻想は、
ほんまに通用しないと肝に銘じた方がいいのだけど
なぜか、大事な情報は受け継がれず、
同じ過ちを繰り返す人は後を絶たないのが世の常なんでしょうか。。。





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