前から見たかったこの映画。
DVDを借りてきた。
第二次世界大戦前の広島。広島生まれの、絵が好きでぼーっとした主人公すずが、呉にお嫁に行き、戦争が始まり、終わるまでの彼女の家族や周りの人々との暮らしを描いた映画。
元々はアニメで、映画となり、今年夏にはテレビで放送されるよう。
広島は私が幼稚園前から小学二年までいて、今も父方の叔母や従弟たちがいて、
呉にもまだもう一人の叔母がいる。
広島弁や、広島の人たちの気質が手にとるようにわかるのもあって、
海軍の軍港があって、徹底的に空襲を受けた呉の様子や、
結果的に原爆を落とされた広島のことが
この映画の主人公たちの淡々とした、かけがえのない生活を通して
改めて、悔しく、悲しくなった。
そして、今もシリアで空襲で破壊しつくされている町で
生きている人達がいることが思い起こされて、
テレビに映し出されるシリアの街にくぎ付けになる。
ああ、戦争だけはダメじゃねえ。。
でも、どんな時でも、家族支えあって、
ささやかに、且つたくましく暮らしていくことの大切さを
現代人は、見習いたい。。。
そんなことを思わされる印象的な映画でした。