酒田の続き。
酒田から、海沿いを南下すると湯の浜温泉があります。
日本海オーシャンビューの、夕日が有名な温泉街。
開湯は古く、天喜年間(1053~58)、
大きな海亀が砂浜に湧き出す温泉で傷を癒すのを見て発見されたとの言い伝えが残り、
古くは「亀の湯」と呼ばれた古湯だそうです。
目の前が砂浜の海のホテルの、日帰り入浴。
他に誰も入浴客がいないこともあり、海の景色が胸に染み入る。
やっぱり、いいです。海の見えるお風呂!!
しばし、間際の海を眺めて、うっとり!
お風呂と海で癒されて、
さっぱりしたところで、山形県鶴岡市立加茂水族館へ。
ここは、今やクラゲで有名な水族館らしく、
私の好きな日本画家の堀文子さんの本で見て、
機会があれば行きたいと思っていた所。
海沿いの断崖絶壁に立っている。
うみねこの餌付
小さい水族館なのに、お客さんは結構来ている。
老朽化で閉館の危機を救ってくれたのが、クラゲってことらしい。
堀文子画伯が来館された時の写真が展示してあった。
クラゲの展示室をクラネタリウムというらしく、
幻想的。
クラゲって、宇宙人のモデルになるにふさわしい
不思議な生き物だ。
見てて、飽きないな。
この水族館は、26年には新しい世界一のクラゲ水族館として建て直されるそう。
そうなったら、また来てみたい感いっぱいです。
そうそう、クラゲもよかったのだけど、
この日一番の私のビックリな出会いは、この子!!
なんなんや~この子!!
小さなエイだと思うんだけど・・・
・・こっち見てるよね。
つぶらな瞳で。。
笑えるでしょ。この顔!!
写真撮ろうとしたら、
恥ずかしそうに、横に隠れるようにして、こっち見てる!!
横のお客さんも、
「何これ~!! とってつけたような目!!」なんて騒いでる
恐るべし! 加茂水族館!!
ここには何かがあるわ!! 確かにある!!
謎の物体、ケサランパサランもあるし。。
なんか、本当に不思議な感慨に包まれた水族館なのでありました。
急に思い立って、旅した山形の日本海側の街。
奥羽山脈を越えて来る為、途中、月山のあたりでは、新緑の木の根元に深い雪が残ってたりして、
雪と新緑のコントラストを楽しめたし、
とにかく、新緑の山はとってもきれいで、(スモーク越しで、写真の出来はイマイチだけど)
思い立って、来てよかった。
初めての場所へ行くと、心がグンと動いて、とってもいい!
旅の力をしみじみ感じた一日でした。