Four Season Colors

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百英雄伝ークリア後の感想1ー

2024-06-10 | 雑文
ゲーム「幻想水滸伝」の流れをくむ、群像劇
RPG「百英雄伝」をPS4版でクリア。

システム面から何度か挫けそうになるも、ハ
ードモード、その他の縛りはなしで、全員を
仲間にして何とかエンディングまで。

以下、幻想水滸伝I、Ⅱの幻影を追いつつの
感想となるが、そうでなければすべての面に
おいて2級以下の結論なので、逆に良しか。

まず、明らかに開発力不足で、やりたい(か
った)ことの6割くらいしかできておらず、
中終盤からの省略がとにかくひどい。

群像劇であるにもかからず、中終盤から、や
っつけもいいところで、何の背景もなく、重
要なキャラクターが雪崩のように加入する。

ひどい場合は、初の顔見せで、そのまま何の
説明もなく戦闘プレイアブルとして加入した
りもする。

位置づけとして特に重要でもない、好みでパ
ーティに入れるキャラクターならば、それで
もよい。

ところが、シナリオ上重要で、当然に過程を
追うだろうというシナリオ展開がなく、そこ
には群像劇などどこにもない。

その世界観とシナリオは、幻想水滸伝とは違
い、現代的な明るさに満ちているが、それ自
体は、現代(だし)らしくてよい。

しかし、強大な敵に追い詰められ、梁山泊的
な群雄たちが立ち向かうコンセプトで、肝心
山場の攻勢パートを前述のとおり省略。

追い詰められ、仲間を集い、さて、これから
反攻だという盛り上がり以降は、テキストで
自動進行させ、一気に最終戦へ。

その(本来は)中終盤(だったであろう)で
レベル60が近づいたところで、嫌な予感は
していた。

幻想水滸伝を既プレイであれば、レベル60
がターゲットなのは分かってしまうから。

とはいえ、現実にここまで強引、ご都合主義
でテキストのみでたたまれると、さすがに不
満と言わざるを得ない。(つづく)


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