Four Season Colors

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ツキイチ映画館(2024年05月)

2024-05-20 | 雑文
月に一度は、映画館で新作を。2024年の
5月は、「ゴジラxコング 新たなる帝国」
(アメリカ)。

日米作を問わず、ゴジラ系をすべて観ている
わけではなく、タイミングが合えばというこ
とで、タイミングが合ったのでチョイス。

ここ10年のハリウッド系ゴジラは、色々な
作品があり、どれを観ていてどれを観ていな
いかも曖昧だが、面倒なのでそのまま鑑賞。

前作は観てるのかな、どんなんだったかな、
と考えながら観はじめたが、途中から考える
ことを止める。

それも、わりと早い段階で、これはゴジラじ
ゃあねえな、となったから。

過去作のどれかの感想でも書いたのだが、ハ
リウッド系のゴジラはキャラクター指向より、
リアル、クリーチャー指向が強い。

それはゴジラに限らずハリウッド系の特徴で
もあるが、沢山出てくるコング系の造形とか、
ゴジラというより猿の惑星系にも見え。

また、コングがメインになるのは別にいいの
だが、あまりにも人間のアドベンチャーパー
トが長すぎて。

数少ないゴジラのシーンも、遅刻遅刻てな感
じにコミカルに走って飛んで、カッコよさに
はほど遠い(馬鹿っぽい)。

ゴジラというタイトルを含むが、ゴジラ系映
画としては、その魅力はない。

これまでのハリウッド系ゴジラの魅力の一つ
と言えば、ハリウッド系ならではの映像の迫
力や綺麗さだったりする。

それも、人間のアドベンチャーが長いし、少
ない戦いのシーンも悪い方向にチープだしで、
没入もできずに失笑気味。

ゴジラ系のシナリオが単純でチープなのは、
迫力とか、カッコよさとか、メインが暴れや
戦いにあるからである。

10年やっているというのが、ほぼ全部悪い
方向に出てしまっていて、ゴジラ系の単純な
魅力もないので、おススメはしない。


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