来年のＦ１、ＩＮＧ公的救済、いよいよヤバイのか？

今日のニュースによれば、オランダ政府は保険・金融大手のＩＮＧグループに公的資金100億ユーロ(1兆3000億円)を投入して救済することを決定したという。
(近ごろは“兆"なんて国家予算みたいな金額聞いてもそれほどびっくりしなくなったよ…)

実はNY発の金融危機が火の手を上げるより前(夏ごろ)から、lNGがヤバいらしいという話は耳に入っていた。別にぼくが金融関連の情報に詳しいわけではなく、ルノーF1のスポンサーがこの先キナ臭くなりそうだという形で耳に挟まってきていたというわけ。
とりあえず公的救済を受ける状況となれば、膨大な広告宣伝費を注ぎ込むF1のスポンサー活動というのは続けられないのではないだろうか?
その場合、ルノーチームが09年以降の活動を継続するためには、lNGに匹敵するスポンサーフィーを提供してくれる新たなパトロンを見つけなけれぱならなくなる。これから実体経済へ不況が広がりそうだといってる時期に、大きな資金をポンと出してくれる企業なんてあるのか?

ルノーぱかりじゃない。ウィリアムズのＲＢＳ（ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド）も英国政府から救済資金を受け取る見込みだというし、BMWのクレディ・スイスはどうなんだろう？
マクラーレンのサンタンデルは(スペインでの不動産バブルは英国同様に加熱してたと聞くが)果たして？

きらに金融関連だけでなく、各種産業へ不況の及ぼす影響を考えたらどこだってヤバいわけで、そもそも自動車各社がどこまでモータースポーツ活動に付き合い練けられるかという話になってしまう。

果たして来年の開幕戦、グリッドに並んでいるマシンは何チーム何台なのだろう?
他にも来年ヤバいと噂されてるチームがいくつかあるが…

他人事じゃないよ。へたするとこっちも失業かも?