赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
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カーエアコンのガスがまた替わるという話

2010-11-06 23:54:38 | クルマ雑記
うちのカレラ2は、我が家にやってきた翌年(04年)に特定フロンR-12から代替フロンR-134aに冷媒の変換(レトロフィット)した。
漏れや詰まりというトラブルは別にして、ガスの供給という点では代替フロンになったおかげでこの先も心配ない。
と思っていたら、いつの間にやら次のエアコンガスへの切り替えが間近に迫ってきているらしい。

クルマ屋のくせに情報源は外部から。
産総研(産業技術総合研究所)中西先生の個人HPの雑感で詳細をはじめて知った。
そういや少し前に、デュポンやらが新冷媒を開発したとかしてるとかいう話を聞いたことがあったっけ。

中西先生のいう、"産業構造審議会化学・バイオ部会地球温暖化防止対策小委員会物質代替促進ワーキンググループ"での議事要旨議事録を見ると、新冷媒「HFO-1234yf」への切り替えは、「いつ」と明示はされていないものの方針としては決定ずみ事項のようだ。

自工会が出した資料を見ると、これまでのエアコン機材やガスへの改善状況がよくわかる。
9ページに説明されてる新しい「HFO-1234yf」ガスは、ヨーロッパ側が一時押してたCO2よりも素性はよさそう。

問題となるとしたら、現行R-134a車両へのレトロフィットにはエキスパンションバルブの交換が必要らしいということと、作業するショップには新冷媒対応用に新しい機材への投資が求められることか。

とにかく欧州では来年からの新型車にはR-134aガスは使えなくなるのは決定済みなので、HFO-1234yfにせよCO2にせよ新しいガスを使ったクルマが近いうちに現れるのは間違いない。

このまま964を維持して行こうとなると、またガスの切り替えが必要になったりして・・・
まあ、新車の前面切り替えは2017年までかかるんだし、R-134aも当分は供給されるだろうからしばらくは心配しなくてもいいんだろう。

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