赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

なめとんかい? その2 雨天編

2005-07-16 22:03:17 | ポルシェいじり(外装編)
 雨期である。空梅雨かと思っていたら集中豪雨になったりして、降雨量の収支決算は何とかつじつま合うような状況らしい。
 何はともあれ雨の日は原則として赤ガエル号には乗らないようにしている。濡れて汚れるのはそれほど気にしない。そんなもん洗やーいいんだし、どうせ夏の夜に走っていると前面は虫だらけだから、否応なく時々は洗ってやらなくちゃならない。
(このムシムシ攻撃はホントすさまじい。いずれ写真付きでアップしたい)
 何がイヤかといって、雨の日は気持ちよく走れないからイヤなんだ。せっかくのトラクションも滑りやすい路面ではコントロールする自信がない。一度交差点で白線踏んだら一気にオーバーになって1/2回転したときがあり、何にも当たらなかったのは不幸中の幸いだったけどこれがすっかりトラウマとなった。(そりゃこっちがヘタだからいけないんだけどさ)

 もうひとつ、これがどうしても勘弁できないのが、雨の日の視界を妨げるクルマそのもののつくりだ。

 まずワイパーがあまりにしょぼい。拭き取り能力が悪いのはブレードのせいではないはず。だってゴムは他のクルマとも共通の汎用品なんだから(現在はボッシュを使用)。定期的に交換していて、変えた当初はちっとはマシになるのだけど、じきにヘタレてしまう。
 そのうえ911シリーズの謎として、ワイパー左止めというのがどうにもよくない。(左ハンの場合)ドライバーの側にアームが止まっていて、特に座面下げると鼻先の見切りのじゃまになるし、なにより間欠とかで止まったときにアームから飛んだおつりが目の前にピチャッと広がりやすい。
 噂では、スイッチ入れたときに即座に1回目のアクションで前をぬぐえるからドライバーの前にしたとも言うが、最近の水冷モデルでは911も世間並みのワイパー右止めに変わってるし(っていうかコンシールドまでされてる!)、930・964などではアームのリンクをいじって右止めに変えるのもけっこう定番化しているので、左止めがウザいという意見はそこそこあるらしい。いずれヒマを見つけて右止めに変更するつもりはあるのだけど、最近めっきりものぐさ太郎になっているのでなかなか腰が上がらない。
 もうひとつ気分悪いのがサイドウィンドウの水滴だ。雨の中そこそこスピード出して走ると、サイドの三角窓のあたりに流れてきた水が気流に乗ってぐにょぐにょと踊っている。それがちょうどまたドアミラーのまん前あたりでアメーバのようにうごめいているものだから、まるでミラーをわざと隠しているみたい。せっかく走りのクルマを作ってるんだから、これくらいはテストでダメ出ししとけよ。もしかして後ろは見なくていいってことかも?それか雨の日は怖いからってテストドライブしてなかったりして・・・

 ロードスターのときは雨が降るとけっこう面白かった。たまにルーフの方から水滴が落ちてきたりもしたけれど、穏やかに滑り出してコントロールしやすかったように思う。911はあるところまではびくともしないような安定感があるけれど、そこからちょっと過ぎると動きが急だからおっかない。

 何はともあれ早く梅雨明けて欲しい。

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