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ArcGISのデータ作成サポートページ

ArcGISデータ作成に関する情報共有のページです

ラスタデータをポイントデータに変換→インデックス作成→データ比較

2013-01-29 19:18:04 | 日記
ESRI詳細地図のDEM(標高データ、ST_DEM)から標高データの情報を含むインデックスフューチャ(例えば1km格子サイズのマトリックスデータ)を作成するとともに、各インデックスに該当するポイントデータとの分析を行なう


1.標高ラスタをポイントデータに変換
  ArcToolbox → [変換ツール] → [ラスタから変換] → [ラスタ→ポイント]ツールを使用
※なお対象範囲となるラスタデータが元のラスタより狭い場合には、あらかじめラスタデータの範囲を抽出したものを使用されることをお勧め。ラスタデータの抽出方法は複数あるが、例えば図形描画ツールで四角形の図形を対象範囲部分に書きます。このグラフィックを選択された状態で、お使いのDEMのラスタをコンテンツウィンドウで右クリックし、[データ] →[データのエクスポート]をクリック。[範囲]部分で[選択グラフィックスでクリップ]にチェックを入れることで対象範囲のラスタだけをクリップすることが可能。

2.ArcToolbox → [カートグラフィツール] → [データドリブンページ] → [インデックスフィーチャ(格子状)の作成]ツールを使用
[入力フィーチャレイヤ]に上記1で作成したポイントを指定し、[入力フィーチャレイヤまたはデータセットと交差するポリゴングリッドを作成]にチェックを入れる。[ポリゴンの幅]、[ポリゴンの高さ]を1kmに指定し、処理を実行。

3.上記2の手順で作成されたインデックスポリゴンをコンテンツウィンドウで右クリックし、[属性の結合とリレート] → [結合]をクリック。表示された[結合]ダイアログにて[このレイヤへの結合対象は?]部分で[空間的位置関係に基づき...]を指定。[各ポリゴンの属性テーブルに、そのポリゴン内に含まれるポイント...]にチェックを入れ、[平均]など希望されるポイントの集計方法にチェックを入れる。[出力先]を指定し、[OK]をクリックして処理を実行。

上記の操作にて1kmメッシュのポリゴンにDEMデータのラスタデータを格納することが可能。



4.インデックスポリゴンをコンテンツウィンドウで右クリックし[属性の結合とリレート] → [結合]をクリック。

5.以下のように設定。
[このレイヤへの結合対象は]:空間的位置関係に基づき、他のレイヤからテーブルデータを結合
[結合対象レイヤを選択...]:お使いのポイントデータ
[結合オプション]:各ポリゴンの属性テーブルに、そのポリゴンと交差する結合対象レイヤ内...
[属性を集計する方法]:平均(ご希望されるのが平均値ではない場合には適宜変更してください)
上記の処理で出力されるデータにお使いのポイントデータの属性値が格納

シェープファイル(ポイント)とインデックスフューチャとの分析(インデックス内にある点数の集計)

2013-01-28 19:01:54 | 日記

ポイントデータが含まれるシェープファイルに対し、「ArcToolBox」→「カートグラフィッール」→「データドリブンページ」→「インデックスフューチャ(格子状)の作成」からインデックスフューチャを作成。
各インデックスに含まれるポイントデータを集計(例えばとあるインデックスには黄色が○個、紫が○個、赤が○個etc..)したり、数値情報(赤は1、黄色は2、紫は3、etc..)を平均化してインデックスの表示色に反映させたい


1.ArcMapを起動し、2シェープファイルを追加。
2.ArcToolboxの[解析 ツール] > [オーバーレイ] > [インターセクト(Intersect)]を起動。
・入力フィーチャの参照ボタンにて、に 2つのシェープファイルを選択し追加。
・出力フィーチャクラスを設定。(例えば、test.shp)
・結合する属性(オプション)で、ALL を選択。
・出力タイプで、POINT を選択。
[OK]をクリックし、ツールを実行。
3.ArcMapのコンテンツウィンドウに追加された 手順2で作成されたレイヤ(test.shp) を右クリックし、
[属性テーブルを開く]を選択し属性テーブルを開く。
3.テーブルの[テーブル オプション] > [フィールドを追加] にて、Short Integer タイプのフィールドを追加。例えば、num というフィールド名を追加。
4.追加したフィールド名(num)を右クリックし、[フィールド演算]をクリックし、[YES]をクリック。
ボックス内に 1 と入力し、[OK]をクリックし、numフィールドに 1 を付与。
5.ArcToolboxの[データ管理 ツール] > [ジェネラライズ] > [ディゾルブ(Dissolve)]を起動。
 例えば、同じメッシュ番号内に同じ建物用途が幾つあるかカウントする場合には、
 以下を設定。
・入力フィーチャで、test.shpを設定。
・出力フィーチャクラスを設定。(例えば、diss_test.shp)
・ディゾルブフィールドで、[PageName](インデックス作成時自動付与)と[被災区分]をチェック。
・統計フィールドで、num を選択し、統計の種類で、"SUM"を選択。
・マルチパートフィーチャの作成(オプション)をチェック。
[OK]をクリックし、ツールを実行。

以上で、同じメッシュ番号内に同じ建物用途が幾つあるかのテーブルが出力。

コンポジットバンド図面のエクスポート方法(Geoeye等の11bit画像データの処理)

2013-01-25 12:33:54 | 日記

ArcMapでのラスタのエクスポート
http://resources.arcgis.com/ja/help/main/10.1/index.html#/na/009t00000063000000/
画像解析ウィンドウでのエクスポート
http://resources.arcgis.com/ja/help/main/10.1/index.html#/na/009t00000064000000/

ただし、JPEG形式の場合、ArcGISでは、1~3バンドの8ビット符号なしのラスタデータのみをサポートしています。ラスタデータのフォーマットについて詳細は以下のリンクをご参考ください。
http://resources.arcgis.com/ja/help/main/10.1/index.html#//009t0000000q000000


ラスタデータを特定の範囲で切り出す方法につきましては、下記のリンクのような方法がございます。

グリッド(ラスタデータ)をポリゴンの範囲で切り出すには?
https://esrij-esri-support.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/1009

ラスタ データを現在表示している範囲で切り出す方法
https://esrij-esri-support.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/2696


Geoeye衛星の画像は16bitのファイルに11bitのデータを格納した状態になっておりますので、16bit画像ファイルの65536階調のうち、0~2047までしか使用されないため、ピクセル値が低い範囲に分布しています。そのためそのまま表示した場合は、黒く表示されてしまいます。ArcGISではストレッチを行って、偏りのあるこのデータのヒストグラムを引き延ばしてディスプレイの階調全体を使うように変換しますが、Windowsフォトビューアーでは、真っ黒で表示されるということですので、そのような機能が無いのではないかと存じます。

この場合、「コンポジットレイヤを右クリック」→「データ」→「データのエクスポート」を実行するときに「レンダリングを使用」にチェックを入れてエクスポートを実行すると、ArcMapで表示している画面の状態でエクスポートすることができ、Windowsフォトビューアーでも、真っ黒で表示されることなく、表示することができます。

ポイント情報からインデックス作成→インデックスに該当する値の集計方法

2013-01-25 12:28:59 | 日記
(参照ファイルは割愛)

1.ArcMapを起動し、添付頂いた Export_Output_01.shp と Export_Output_02.shp を追加します。
2.ArcToolboxの[解析 ツール] > [オーバーレイ] > [インターセクト(Intersect)]を起動します。
・入力フィーチャの参照ボタンにて、に Export_Output_01.shp と Export_Output_02.shp を選択し追加します。
・出力フィーチャクラスを設定します。(例えば、test.shp)
・結合する属性(オプション)で、ALL を選択します。
・出力タイプで、POINT を選択します。
[OK]をクリックし、ツールを実行します。
3.ArcMapのコンテンツウィンドウに追加された 手順2で作成されたレイヤ(test.shp) を右クリックし、
[属性テーブルを開く]を選択し属性テーブルを開きます。
3.テーブルの[テーブル オプション] > [フィールドを追加] にて、Short Integer タイプのフィールドを追加します。
例えば、num というフィールド名を追加します。
4.追加したフィールド名(num)を右クリックし、[フィールド演算]をクリックし、[YES]をクリックします。
ボックス内に 1 と入力し、[OK]をクリックし、numフィールドに 1 を付与します。
5.ArcToolboxの[データ管理 ツール] > [ジェネラライズ] > [ディゾルブ(Dissolve)]を起動します。
 例えば、同じメッシュ番号内に同じ建物用途が幾つあるかカウントする場合には、
 以下の設定をします。
・入力フィーチャで、test.shpを設定します。
・出力フィーチャクラスを設定します。(例えば、diss_test.shp)
・ディゾルブフィールドで、[PageName]と[建物用途]をチェックします。
・統計フィールドで、num を選択し、統計の種類で、"SUM"を選択します。
・マルチパートフィーチャの作成(オプション)をチェックします。
[OK]をクリックし、ツールを実行します。

以上で、同じメッシュ番号内に同じ建物用途が幾つあるかのテーブルが出力されますので、このテーブルを
編集加工するなどして、各インデックスに必要な情報を付与してください。

空間検索

2013-01-25 11:09:18 | 日記
自動的にデータを抽出するのに役立つ
1.「選択」→「空間検索」で空間検索ウィンドウを表示させる
2.「ターゲットレイヤ」は検索結果として表示したいレイヤ、「ソースレイヤ」は検索するためのソースとなるレイヤを選択する
3.選択方法として、一定距離内・交差等々条件を決めてツールを実施