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ArcGISのデータ作成サポートページ

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写真のポップアップ(ArcGIS Serverマップサービス)とサービスの公開

2013-06-22 17:54:13 | 日記
○ArcGIS 10.1 SP1 for Server を導入した場合のマップサービスを用いたポップアップ構成

[前提条件]
・ArcMap にて、[データ管理ツール→写真→ジオタグ付き写真 → ポイント] ツールなどを用いて、画像と対応する位置情報をジオデータベースに取り込む
 (ファイル ジオデータベースで構いません)
・上記にて取り込んだ画像付きのポイントを追加したマップ ドキュメントからマップサービスを公開する

[ArcGIS.com マップ ビューアでの Web マップ作成]

1.ArcGIS.com マップ ビューアにマップ サービスを追加
  ArcGIS.com マップの画面で [レイヤの検索] から [GIS サーバ] を選び、自分のArcGIS Server URL からマップサービスを検索し追加

  ・レイヤの検索
  http://resources.arcgis.com/ja/help/arcgisonline/010q/010q00000089000000.htm

2.ポップアップの構成
  ArcGIS.com マップの画面で [詳細] ボタンをクリックし、ポップアップさせたい画像を含むマップ サービスをクリック
  サービス内のレイヤが表示されるので、レイヤの右側に表示される[ポップアップの構成] をクリック

  ・ポップアップ ウィンドウの構成
  http://resources.arcgis.com/ja/help/arcgisonline/010q/010q0000004m000000.htm

3.ポップアップでの画像の表示
  ポップアップの設定画面になったら、ポップアップメディアの項目で[追加]ボタンをクリックし、ドロップダウンから[画像]を選択
  [画像の構成] ダイアログが表示されるので、適当なタイトルを入力し、URLの欄に以下のように入力
  http://<サーバ名>:6080/arcgis/rest/services/<サービス名>/MapServer/<レイヤのインデックス番号>/{OBJECTID}/attachments/{OBJECTID}

  ※<サービス名>は、サービス名を直接入力
  ※<レイヤのインデックス番号>は、一番上のレイヤが0、それ以降は1・・・
  ※{OBJECTID} はそのまま入力。
  ※[リンク(オプション)] にも同じ URL を入力しておくと、サムネイルのクリック時に別ウィンドウ(タブ)で画像が開くようになる
  ※この方法では、あるポイントに対して最初に登録された画像(「ジオタグ付き写真→ポイント」ツールを実行時の状態)だけが表示される

ポップアップ内にサムネイルを表示させず、画像へのリンクのみ表示させるだけであれば、手順2のポップアップの構成まで行えば手順3は不要




○ArcGIS.com マップビューアにて作成されたマップを保存して、他の方と共有する手順

下記資料「ArcGIS Online 個人向けプラン かんたん利用ガイド(PDF)」を参照
◇ ArcGIS Online - ダウンロード
http://www.esrij.com/products/arcgis/online/arcgis-online/downloads/
また、ArcGIS.com のヘルプも必要に応じてご参照ください。
http://resources.arcgis.com/ja/help/arcgisonline/

<手順>
(1) かんたん利用ガイド 2-4ページの手順で ArcGIS.com のアカウントを作成。
ArcGIS.com マップ ビューアはアカウントがなくても使用できるが、マップの保存、データのアップロードなどを行うときにはアカウントが必須。アカウントの取得を含め、このガイドでご紹介する内容はすべて無償で行うことが可能。

(2) ArcGIS.com マップ ビューアを使用していままで行った手順でマップを作成
この段階では ArcGIS.com アカウントでログインしていなくてもOK

(3) マップを保存するため、マップの上部にある [保存] ボタンをクリックする。するとドロップダウンで [保存] と [名前を付けて保存] が表示されますので、どちらかを選択する(新規マップの場合はどちらを選択しても同じ)。
アカウントでログインされていない場合はログイン画面が表示され、ログインできたら [マップを保存] ダイアログが表示される。
マップのタイトル、タグ等を入力して [マップを保存] をクリック。(かんたん利用ガイド 18ページ参照)

(4) 保存できたマップの共有設定を行う。セキュリティの設定を行いたい場合は、マップを利用するメンバー全員の ArcGIS.com アカウントと、ArcGIS.com 上の [グループ] を用意する必要がある。すべての人に公開(ログインなしでも見られるように)する場合には、他メンバーアカウントもグループも不要。手順は かんたん利用ガイド 22ページを参照。

(5) 他の方に知らせるためのマップのURLは、2種類。
・マップ自体のURL - マップを開いて、アドレス バーに表示されるURL
・マップの説明のURL - 作成者が ArcGIS.com の [マイコンテンツ] 画面からURLを確認可能

データを集計する(幅を持たせたデータセット作成)

2013-06-14 12:11:14 | 日記
例)標高データ8地点(1.0m 1.2m 1.8m 2.1m 2.0m 1.9m 0.8m 1.1m)がある場合
0-1m→1地点 1-2m→5地点 2-3m→2地点 を出力したい


フィールド演算で条件分岐を行い、あるフィールドの値によって出力する値を変更させる事が有効


■フィールド演算を使用して、既存フィールドの値を利用した分類を別のフィールドに入力する方法
https://esrij-esri-support.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/4267

!!Pythonのコードに注意する!!

閾値(範囲を持たせたデータ)で分類した後、個々の分類されたフィーチャ数を集計する場合は[ディゾルブ] ツールを使用する
先に実施したフィールド演算によって、"1-2m"、"2-3m"、"3-4m"、4-5m"のように値が分類されたフィールドを用意する

ArcToolbox → データ管理 ツール → ジェネラライズ → ディゾルブ ツールを起動し、以下のパラメータを設定して実行

・入力フィーチャ:フィールド演算によって分類されたフィールドを持つデータ
・出力フィーチャクラス:新しく作成されるデータのパス
・ディゾルブ フィールド:フィールド演算によって分類したフィールド
・統計フィールド:フィールド演算によって分類したフィールド
 -統計の種類:COUNT(合計値)
上記のように設定することでフィールドの個別値を集計した値を持つデータが作成可能