【黒川検事長追放効果】カジノ汚職で起訴された秋元議員をカジノ担当の内閣府副大臣に任命したのは安倍首相（カジノ議連最高顧問）【麻生副総理に禅譲か】

必ず安倍内閣を総辞職に追い込むその日まで。

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　いやはや呆れました。前代未聞。

　ＩＲ（カジノ）統合型リゾート施設に中国企業を推す代わりに中国企業からワイロを受け取った収賄罪の容疑で東京地検特捜部に逮捕・起訴された秋元司衆議院議員。

　この秋元氏が贈賄側の中国企業の元顧問に裁判でうその証言をするよう依頼し、報酬として現金を渡そうとしたとして組織犯罪処罰法違反の証人等買収の疑いでまた逮捕されたんですよ。

　国会議員が保釈中に再逮捕されるなんて前代未聞。

　この組織犯罪処罰法ってマフィア対策の国際協力で作った法律で、秋元議員も賛成して作られたのに(笑)、まさか国会議員がこの法律で逮捕されてどうするんですか。

 

　この秋元氏をカジノを所管する内閣府のナンバー２、副大臣に任命したのはもちろん安倍首相です。

　まあ、どうせ責任は痛感しても責任を取ることはない安倍首相ですから、責任は取るわけないのですが、このところ不穏なのは、普通なら絶対に健康不安を隠すのが政治家の鉄則なのに、安倍官邸周辺から安倍さんが疲れてるだの休ませないといけないだのという話がガンガン外に出ていることです。

　甘利茂自民党税調会長とか、麻生副総理とか、橋下徹氏とか(笑)。

　たぶん、第一次政権が崩壊した時に言い訳に使った難病の潰瘍性大腸炎という口実がうまく効いて、安倍総理の政権投げだしの責任を追及する人に右翼が病気の人に鞭打つのかと弁護したのに味を占めて、また今回もコロナや桜を見る会や河井夫妻の問題ではなく、体の調子が悪いから辞めるんだというカードを作ったんだと思うんですね。

　

 

　２０２０年８月２４日に、第二次安倍政権は安倍首相の大叔父の佐藤栄作元首相の在任期間を越えて連続での最長在職期間の首相になれるんですよ。

　まあもう長くやったということだけがレガシーなので(笑)、その直後に衆議院を解散して総選挙になることを警戒するように私は何度も書いてきましたが、これだけ支持率が低いと解散したら負ける可能性も高いので、安倍さんは麻生副総理に禅譲する気のようです。

　麻生さんが１４７日も連続して仕事した人間でないとその苦労はわからないなどと弁護したのも、自分が受け継ぐ話になっているからのような気がします。

　問題は最近とみに接近している二階幹事長と菅官房長官が麻生さんを推す気なのか、石破さんに乗り換える気なのかですが。

　ちなみに右翼から媚中派と批判される二階氏は、起訴されて自民党を離党した秋元氏でさえ二階派の特別会員にしていたんです。まさに恥知らずな勢力拡大です。

 

　今回の秋元議員の再逮捕は、安倍首相にとっても意外な展開だったと思うんです。

　秋元氏が証人を買収しようとしているのを知ったら絶対止めていたでしょうし、東京高検に安倍政権の守護神と言われた黒川検事長が健在なら、再逮捕を止めてもらったりせめて情報は入っていたでしょう。

　市民が安倍首相に黒川検事長を検事総長にゴリ押しするのを許さなかった効果がいま出ました。

　さて、あと１週間以内に辞めることも考えていた安倍首相だと思うのですが、秋元氏が再逮捕されたこのタイミングで辞めたら、まさに責任を取って辞任するように見えるのをどう考えるかですね。

　その方が恥ずかしいからタイミングが悪いと考えるのか、初めて政治責任を取った、潔しと言われるのを取るのか。

　とにかく、大叔父の佐藤栄作氏だとか師匠の小泉元首相みたいに逃げ切りだけは許さず、徹底的に政治的な責任、法的責任を追及し続けましょう。

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自民党は８月２５日に予定していた役員会も昨日中止決定。

 

２７日に予定していた安倍首相の在職最長記念の会も中止。

 

これは安倍首相が電撃辞任をする準備のような気がしてなりません。

 

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保釈から半年で再び拘置所、秋元容疑者「贈賄側と会ってない」主張

2020年8月21日 06時00分　東京新聞

秋元司衆院議員

 

　カジノを含む統合型リゾート施設（ＩＲ）事業を巡る汚職事件で、収賄罪で起訴された衆院議員の秋元司容疑者（４８）が、今度は組織犯罪処罰法違反（証人等買収）容疑で東京地検特捜部に逮捕された。二月の保釈から半年で東京拘置所に戻ることになった秋元容疑者。保釈後はあらゆる場で「贈賄側とは会っていない」と訴えていた。（小沢慧一、山下葉月、山田雄之）

 

　「贈賄側と議員会館で面会するわけないじゃないですか。私は無実です。この裁判に絶対に勝ちます」

　七月三十日、東京都内のホテルで開かれた秋元容疑者の政治資金パーティー。出席者によると、秋元容疑者は堂々とした様子で潔白を訴えたという。

　保釈直後に開いた会見でも「現金を受け取った事実は絶対にありません」と神妙な面持ちで話していた秋元容疑者。最近も知人と会うたびに「贈賄側はうそを言っている」と、議員会館で賄賂を受け取ったとする起訴内容を強く否定していたという。

　保釈後もたびたび飲食をともにしていたとされる一人が、同法違反容疑で今月四日に逮捕された淡路明人容疑者（５４）だ。秋元容疑者の知人によると、二人は何年も前にベテラン衆院議員の紹介で知り合い、秋元容疑者は金銭面などで支援を受けていたという。

 

　淡路容疑者側が、贈賄罪で起訴されている中国企業「５００ドットコム」の元顧問紺野昌彦被告（４８）に近づいたのは五月ごろという。同被告の知人によれば、同法違反容疑で逮捕された佐藤文彦容疑者（５０）が「カンボジアの不動産事業の件で相談したい」と紺野被告に接触。しかし佐藤容疑者は、不動産の話はほとんどしないままＩＲ汚職の話題を持ち出し、「先輩が秋元さんの後援会にいるんです」と淡路容疑者の名前を出したという。そして報酬を提示するとともに「議員会館で秋元さんに会わなかったことにしてほしい」と求めたとされる。

 

　秋元被告の収賄罪の起訴内容のうち、現金の直接の授受があったとされるのは、衆院が解散した二〇一七年九月二十八日に議員会館で渡されたとされる三百万円だけ。関係者によると、当時の秋元容疑者はＩＲ担当の内閣府副大臣として多忙だったため、スタッフがスケジュール帳で予定を管理していたが、紺野被告らとの面会記録は記されていなかったという。秋元容疑者は「議員会館で賄賂を渡した」という紺野被告らの証言を崩せば、無罪を勝ち取れると考えていたとみられる。

　だが、支援者であるはずの淡路容疑者は逮捕後の調べに、紺野被告に偽証を働き掛けるよう秋元容疑者から頼まれたと供述。今回の逮捕につながった。

 

秋元司衆院議員を逮捕 ＩＲ汚職事件で偽証持ちかけた疑い

2020年8月20日 16時58分　ＮＨＫ

ＩＲ＝統合型リゾート施設の汚職事件をめぐり秋元司衆議院議員の支援者らが逮捕された証人買収事件で、東京地検特捜部は秋元議員本人が贈賄側の買収工作に関わっていたとして組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕しました。
一連の事件は汚職事件で逮捕された国会議員が偽証を持ちかけたとして再び逮捕される極めて異例の事態になりました。

逮捕されたのは衆議院議員の秋元司容疑者（48）で、東京地検特捜部は東京・江東区の地元事務所や議員会館の事務所を捜索しています。

特捜部の調べによりますと秋元議員はみずからが起訴されたＩＲ・統合型リゾート施設の汚職事件をめぐり、贈賄側の中国企業の元顧問に裁判でうその証言をするよう依頼し、報酬として現金を渡そうとしたとして組織犯罪処罰法違反の証人等買収の疑いが持たれています。

特捜部は今月4日、贈賄側に偽証を持ちかけた疑いで秋元議員の支援者で会社役員の淡路明人容疑者（54）ら3人を逮捕し、捜査を進めてきましたが、関係者によりますと淡路役員は特捜部の調べに対し「秋元議員から頼まれて偽証を持ちかけた」などと供述しているということです。

秋元議員は、ことし2月に保釈された後、淡路役員と複数回、面会していたということで、特捜部は秋元議員本人が贈賄側の買収工作に関わっていたと判断して逮捕に踏み切り、一連の事件は汚職事件で逮捕された国会議員が偽証を持ちかけたとして再び逮捕される極めて異例の事態になりました。

秋元議員は逮捕前のＮＨＫの取材に対し、「淡路役員と面会し、裁判で争うことは伝えたが、何も指示していないし、具体的なことは頼んでいない。証人買収のことは全く知らない」と話しています。

秋元議員「全く知らない」

秋元議員は19日夜から20日朝にかけてＮＨＫの電話取材に応じ、贈賄側に偽証を持ちかけたとして今月4日に逮捕された支援者の会社役員らについて、「私のことをおもんぱかって動いてくれたのかなと思う。気の毒だが、彼らがしていたことは全く知らない」と述べ、証人買収への自身の関与を強く否定していました。

逮捕された3人のうち淡路明人容疑者についてはみずからの支援者でことし2月の保釈後、複数回、面会していたことを認めたうえで「裁判で無罪を主張することは伝えていたが、何も指示していないし具体的に何かを頼んでもいない。淡路役員がなぜ金を持っていったのか、贈賄側と、どうやって接点を持ったのかもとにかく不可解だ」と述べました。

このほか秋元議員はみずからが起訴されているＩＲ・統合型リゾート施設をめぐる汚職事件についてもことし2月に保釈された後、複数回、ＮＨＫの取材に応じ、先月には「私の政治信条からして絶対にありえない。必ず無罪を勝ち取る自信がある」と述べていました。

中でも3年前の衆議院解散の当日に議員会館で中国企業の元顧問らから渡されたとされる現金300万円については贈賄側と面会したこと自体を否定し、「彼らとの面談のアポイントはスケジュールに一切、記載されていないし、面会した記憶もない。贈賄側の関係者が事務所に来たほかの日はスケジュールに記載されていて解散当日だけ記載が無い理由はない」と主張しました。

そのうえで、検察の取り調べについては「『あなたたちが描いたストーリーの証拠を示してほしい』と再三求めたが、全く応じてもらえなかった。証拠を見せずに一方的に自白を迫っていく手法には疑問を持っていた」と批判していました。

自民 稲田幹事長代行「あってはならないこと」

自民党の稲田幹事長代行は、ＮＨＫの取材に対し、「離党したとはいえ、かつて自民党に所属していた政治家が再び逮捕されたことは　非常に残念だ。事実だとすれば、あってはならないことで、一政治家として、しっかり国民の皆さんに説明すべきだ」と述べました。

立民 安住国対委員長「即刻 議員辞職を」

立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し、「司法手続きをゆがめるようなことをやったとなると、国会議員としては絶対にあってはならないことなので、即刻、議員辞職に値する。本人がみずから辞めないのであれば、議員辞職勧告決議案を出そうと思っている」と述べました。

また、安住氏は、「自民党は秋元氏の処分をしないまま離党を認め、安倍総理大臣は、内閣府の副大臣に任命した経緯があり、総裁と総理としての2つの責任がある」と述べました。

公明幹部「ありえない話 遺憾としか言いようない」

公明党幹部は、ＮＨＫの取材に対し、「現職の国会議員が逮捕されること自体がありえない話で、遺憾としか言いようがない。捜査で真実が明らかになることを望んでいる」と述べました。

 

25日の自民役員会中止　首相在職最長祝いも延期　体調に配慮か

毎日新聞2020年8月20日 19時27分(最終更新 8月20日 19時27分)

　自民党は20日、安倍晋三首相（党総裁）が出席する25日の役員会を中止すると決めた。首相の連続在職日数記録が24日に歴代最長となるのを見越し、27日に予定していた首相と党幹部らによる「お祝い会」も延期する。健康不安説がささやかれる首相の体調に配慮した可能性がある。

　役員会は国会閉会中は原則2～3週間に1度、火曜に開催。次回は25日の予定だった。役員会に続けて開く、首相を除く党幹部らによる役員連絡会も中止する。党幹部は「急いで開く案件がなかったためだ」と説明した。

　首相周辺によると、首相は当面、夜の会合を控える見通し。党幹部はお祝い会延期について「新型コロナウイルス禍の中、お祝いなんかしているとマスコミが騒ぐからやめた」と説明した。

　首相は20日も前日と同じく午後から首相官邸に出勤した。官邸内で自民党の岸田文雄政調会長らとの面会や新型コロナ対策の連絡会議などの公務をこなした。

　岸田氏によると、首相は体調について「大丈夫だ」と説明。岸田氏は記者団に「経済対策やコロナ対策の話をする中で、首相からはGDP（国内総生産）やワクチンなどの話が出て、やり取りは普通だった。ただ疲れはたまっているのだろうなと想像する」と語った。【花澤葵、野間口陽】

 

 

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