2016年1月17日に
【悲報】日本弁護士連合会の執行部側中本和洋候補が、稲田朋美自民党政調会長に何度も献金していた。(非公開処置により、現在リンク切れ)
という記事を書いたところ、日弁連の選挙管理委員会から、候補者以外の会員による選挙活動に当たるということで、削除要請が来たという話は
いつの間にか表現の自由を失っていた日本弁護士連合会!当ブログ記事の削除を要求。
でご報告いたしました。
ところが、この稲田議員への献金問題について、中本候補が自ら候補者自らのサイトで説明なさいました。
今日は、それをそのままお伝えしましょう。それならば、選挙運動にはならないでしょう。
さて、中本候補によると
「これまでの公聴会では私の政策についての質問の他に、私が稲田朋美衆議院議員に政治献金をしていた事実について繰り返し質問を受けています。また憲法問題に熱心に取り組んでおられる会員から、心配の声が上がっているという話もお聞きしています。」
と、今回のこの問題をウェブサイトで説明することになった動機経緯について説明しておられます。
そのうえで、中本候補は
「これは、年数万円の政治献金だけが事実で、あとはみなでたらめです。しかも、私が献金しているのは、稲田議員だけではありません。」
「稲田議員は、私と同じ大阪弁護士会に所属しており、旧知の間柄であるだけではなく、給費制やTPPの弁護士に関する条項の問題では、弁護士会と同じ立場に立って活動しています。法曹人口問題や法曹養成問題、給費制など、弁護士をめぐる様々な問題は、政治問題でもありますので、政治家への働きかけは欠かせません。
私はこう考え、弁護士議員を中心に、与野党を問わず、幅広い議員に政治献金をしています。ここで個人名を挙げるのは控えますが、憲法問題でおよそ稲田議員と対極の立場にある野党議員にも献金しています。」
と釈明されています。
そして、最後に
「弁護士の立場を守る議員は与野党を問わず応援するが、個別の政見については是々非々で対応する。これが私の立場です。もっとも、今までは一人の弁護士として献金してきましたが、公的な立場である日弁連会長となった暁には、全議員に対して献金を控えることといたします。」
と誓いを述べておられます。
それでは全文をお読みください。
稲田朋美衆議院議員に対する献金について
中本和洋
選挙も中盤となり、すでに札幌、仙台、名古屋で公聴会が開催されました。これまでの公聴会では私の政策についての質問の他に、私が稲田朋美衆議院議員に政治献金をしていた事実について繰り返し質問を受けています。また憲法問題に熱心に取り組んでおられる会員から、心配の声が上がっているという話もお聞きしています。
また、ネット上でも、私が憲法改正を主張する特定の政治団体に加入しているとか、安保法制に賛成であるとかいう噂が流されています。この点についてはこれまでの公聴会でも説明しておりますが、公聴会に参加できない会員の皆様にもご理解をいただきたく、改めて説明させていただきます。
これは、年数万円の政治献金だけが事実で、あとはみなでたらめです。しかも、私が献金しているのは、稲田議員だけではありません。
稲田議員は、私と同じ大阪弁護士会に所属しており、旧知の間柄であるだけではなく、給費制やTPPの弁護士に関する条項の問題では、弁護士会と同じ立場に立って活動しています。法曹人口問題や法曹養成問題、給費制など、弁護士をめぐる様々な問題は、政治問題でもありますので、政治家への働きかけは欠かせません。
私はこう考え、弁護士議員を中心に、与野党を問わず、幅広い議員に政治献金をしています。ここで個人名を挙げるのは控えますが、憲法問題でおよそ稲田議員と対極の立場にある野党議員にも献金しています。それを言わないで、稲田議員のみを取り上げるのは、ためにする議論としかいえません。
私は昨年、大阪で、解釈改憲による集団的自衛権行使容認反対の10000人集会の呼びかけ人となり、大阪市内をデモ行進しました。私は終戦直後の広島で生まれ、戦争や原爆で多くの身内をなくしたおばあさんに育てられ、「戦争はいけん」と聞かされて育っています。平和への思いは理屈を超えた肌感覚として身に備わっています。稲田議員にも、憲法問題に対する私の考えを伝えています。
弁護士の立場を守る議員は与野党を問わず応援するが、個別の政見については是々非々で対応する。これが私の立場です。もっとも、今までは一人の弁護士として献金してきましたが、公的な立場である日弁連会長となった暁には、全議員に対して献金を控えることといたします。
個人名を挙げるのはなぜ控えないといけないんでしょうかね。
ともかく、弁護士の表現の自由については、まず、削除要請を文書で出すように選挙管理委員会に改めて要求するなど、鋭意行動中です。
必ずまた書きます。
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日弁連次期会長候補に自民稲田議員「支持」の怪情報
2016.01.17 日刊ゲンダイ
全国約3万7000人の弁護士を束ねる「日本弁護士連合会」の次期会長選(2月5日投開票)をめぐって“怪情報”が流れている。村越進会長(65)の任期満了に伴い、現在、次期会長選に立候補を表明しているのは、大阪弁護士会元会長の中本和洋氏(69)と、東京弁護士会の高山俊吉氏(75)の2人。このうち、中本弁護士に対して「安倍首相の側近である自民党の稲田朋美政調会長の熱烈な支持者」という仰天情報がささやかれているのだ。
稲田氏といえば、党内きっての「右翼議員」と目される人物。憲法違反である安保法の旗振り役も担った。しかし、日弁連は安保法反対の声明を出している。仮に中本弁護士が新会長に就いた場合、「日弁連は方針転換して安倍応援団になるのではないか」(都内の弁護士)というのだ。
■中本氏本人を直撃すると…
確かに稲田氏の政治団体「ともみ組」の2014年分の収支報告書を確認すると「14年6月2日」に中本弁護士が「3万円」を寄付した記載がある。果たして“怪情報”は事実なのか。中本弁護士を直撃すると、「悪質なデマ」と憤りながら、こう続けた。
「稲田議員は後輩弁護士として30年来の付き合い。それだけです。だいたい、私は民主党議員にも献金していて、むしろ、そちらの金額の方が多い。社民党の福島瑞穂議員もずっと応援しています。同期の弁護士で、落選中の(前民主党議員の)辻恵氏のパーティー券なんて(総額で)50万円分ぐらい買いました。それに広島出身の私は、戦争は絶対反対。『9条の会』で活動し、安保法反対のデモも先頭に立って呼びかけましたよ。にもかかわらず、私が『日本会議のメンバー』なんてデマも流れている。まったく冗談ではありません」
良かった……。
会長選に中本氏と高山氏…立候補締め切り
毎日新聞2016年1月12日 18時59分(最終更新 1月12日 19時00分)
日本弁護士連合会の村越進会長の任期満了(3月末)に伴う次期会長選は12日夕、立候補届け出が締め切られた。大阪弁護士会元会長で日弁連元副会長の中本和洋氏(69)と、東京弁護士会の高山俊吉氏(75)=届け出順=が立候補した。投開票は2月5日で、約3万7000人の会員に選挙権がある。任期は4月から2年間。
争点の一つとなりそうなのが法曹養成のあり方。法律家志望者が減少する中、中本氏は弁護士の活動領域拡大や、安心して志望できる環境の早急な整備を主張。高山氏は司法試験の合格者数絞り込みや、法科大学院制度の廃止を訴えている。【和田武士】
日本弁護士連合会は1月13日、日弁連次期会長選の候補者2名を発表した。大阪弁護士会元会長で日弁連元副会長の中本和洋弁護士(69)と、東京弁護士会の高山俊吉弁護士(75)(届け出順)。投開票は2月5日で、全国の弁護士約3万7000人に投票権がある。任期は4月から2年間。村越進・現会長の任期は3月末で満了する。
争点の一つとなりそうなのが、司法試験をはじめとした法曹養成制度のあり方だ。中本弁護士は、法科大学院について、ネットを活用した授業や夜間学習の充実など、志望しやすい環境を早急に整備することを主張。一方で、高山弁護士は、法科大学院制度の廃止を訴えている。
今後は、各地で公聴会を開き、政策を訴えていく。選挙管理委員会委員長の新保克芳弁護士によると、今回の選挙から、候補者は選挙用のホームページを開設することができるようになった。電子メールを利用した選挙活動も可能。ただし、メールはBCCで選挙管理委員会に宛てても送信する必要がある。また、フェイスブックなどのSNSを用いた活動は禁止されている。
●武井咲さんをポスターに起用
また、日弁連は同日、広報活動の一環として、女優の武井咲さんをポスターに起用し、裁判所をはじめとした各施設に掲示することを発表した。全国の法律相談センターを知ってもらい、弁護士を身近な相談相手として知ってもらうことが目的だ。約10万枚を全国に配布し、裁判所や官公庁、一部の郵便局をはじめ、イオンモールなどの民間施設で1年間掲示する。
この日に開かれた記者会見で、日弁連副会長の長田正寛弁護士は、「全国的に法律相談の件数が落ち込んでいる。ポスターを通じて、法律相談センターの存在を知ってほしい」と期待を寄せた。
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彼の事務所を捜索した警官が、鍵のかかった引き出しを発見し、こじ開けて見つけたのが、犬の糞がついた草履、との挿話を読んで、大笑いもしました。
今は、絶版でしょうが、-森長英三郎著「山崎今朝弥-ある社会主義弁護士の人間像」に描かれた挿話に見る人がらは、今でも忘れず覚えています。
自分が、仮に、弁護士になれば、この人のようになりたい、と思ったことがあります。 ただし、師匠の裁判官は、君は、悪徳弁護士になるだろう、と酒席で破瓜大笑されましたが。。。
直球も良いですが、昔、円熟期にバッターが待ちきれない程の緩い変化球で救援していた、当時の大洋ホエールズの秋山投手のようなボールも良いですよ。
流れるようなアンダースローの投球フォームが、阪神ファンから観ても格好が良かったですね。
山崎今朝弥 wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E4%BB%8A%E6%9C%9D%E5%BC%A5
【要拡散】 ネオナチ稲田朋美政調会長 男子も女子も自衛隊に体験入隊するべきです
http://pbs.twimg.com/media/CSkh07HVEAEBmlg.jpg:orig
徴兵制ではなく、体験入隊Σ(゜д゜lll)
安倍「憲法違反の徴兵制はありません(キリッ」
↓
稲田「憲法違反ではありません。徴兵制でもありません。体験入隊です(キリッ」
麻生の妄言への拍手で思い出した、稲田朋美の暴言に対する会場の爆笑
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130802
では、実際に体験入隊された方々の感想を聞かれたことがあるのでしょうか?
私が聴いた範囲では、第一に、飯が不味い、があり、次には、あれで実戦に間に合うのか、でしたね。
飯が不味い、は、大抵の人の感想でしたので、その意味では、自衛隊員が気の毒です。
その限りでは、自衛隊よりも海上保安庁の方が良いようですね。 中でも、海保のカレーは、美味しいので有名です。 船ごとに工夫を凝らしたものを提供しているのです。
例えば、以下のとおり。
海保のカレー 日本海事新聞
http://www.jmd.co.jp/kiji_etc/curry.php?page=1
そもそも、体験入隊で、何を啓発されようと言うので
しょうか。
大日本帝国陸海軍のように人権無視で、人命を軽んじた軍事教練は、現自衛隊では、最早、実施していません。
従って、体験入隊では、集団生活の基本程度の啓発に止まります。 内容からは、永平寺の一泊参禅の方が有益でしょう。
教練内容は、旧帝国陸軍で実戦経験有りの亡父によれば、あれは、軍隊では無い、とのことでしたので、極一部(習志野空挺団等)を除き、それ程に過酷なものではありませんので、合気道の道場へでも行かれた方が、お好みかも知れませんね。
ただし、関節技を決めますので、相当、痛みますがね。 私も、両肘が変形しています。 整形外科医が驚かれました。。。
具体的に、何なのか。
イソ弁として修業も積めず、ルン弁、どころか登録料(高いんですね!)が払えなくて、せっかく司法試験を通ったのに弁護士を名乗れない方々もいるとか。
昔から、医師、弁護士、公認会計士は鉄壁の三免許と言われてきたのに。
庶民は羨ましくてそれらの方々を僻目で見ることもありますが、社会にとって絶対必要な人達です。優秀で高潔な人にこれらの役を務めて欲しいし、その結果として高い報酬を受け取るのも当然と思います。人数の制約を外すべきではなかったでしょう。弁護士倍増計画の時点で、阻止できなかったのが不思議です。
刑事司法改革に賛成するのは、何故なのか。
賢い弁護士さんなのだから、その結果何が起こるかは想像つくでしょう。
戦争反対デモは、もしかしたら職務上やむなく参加したものか、本心を韜晦し中立を装うためのもので、内実は限りなく稲田寄りなのではと疑心暗鬼。