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前法務大臣の河井克行容疑者と妻の案里容疑者が逮捕されて10日。
広島の政治家が次々に現金の受領を認める中、案里議員の後援会長で、広島県府中町の繁政秀子町議が河井克行容疑者から
「安倍総理から」
という名目で現金30万円を受け取っていたことが明らかになりました。
広島県府中町の繁政秀子町議は2019年5月、克行容疑者から現金30万円を受け取り、その際、
「安倍さんから」
と言われて手渡されたという報道に対して
「その通り」
だと全面的に認めました。
実際、河井夫妻は安倍自民党から1億5000万円を受け取って、これを配りまくって買収資金にしているのですから、彼らからしてみたら、
「安倍さんから」
の30万円なわけです。
実際には、国民の血税が政党助成金になり、何百億円も安倍首相と二階幹事長と菅官房長官が使えて、それが買収資金になっているんですが、もとをただせば国民の税金だなんてことは考えも及ばないのでしょう。
【繁政秀子町議】
「(Q事実ですか?)その通りです」
「(Q安倍首相から声をかけられたか?)あの通りです。言ってる通り」
「(Q5月に中区の選挙事務所で克行さんから安倍首相からと30万円受け取ってた?)あの言う通り。あとは言うことなし」
呆れかえって、言うことなしなのはこっちだよ!
私の周りでは、アベノマスクも安倍さんからと言って大事にお仏壇に供えたり(使いはしない 笑)、現金給付の10万円も「安倍さんに感謝」と言っている人が続出なんですが、それも全部税金!
あなたが支払ったお金が返って来てるだけなの!
しかも、アベノマスクと買収は使い方がダメでしょ。
ほんとに、この「お上絶対主義」を見てると、江戸時代かよ!と言いたくなります(涙)。
そして、安倍政権はとにかく追及を免れるために、6月17日で通常国会を終えた後、今年臨時国会を一回も開かないというのです。
これは安保法案でやばかった2015年以来、安倍政権で二度目。
もし開くとしたら、臨時国会の初日冒頭に解散して、総選挙するときだけだというのです。
国会議員って国会を開催して、さまざまな法案や政策を審議するのが仕事でしょう?
議院内閣制の下では、その国会に対して内閣は責任を負っていて、国会で答弁することも重要な仕事のうちです。
それを自己都合で全部放棄してしまって、逃げまくるだなんて、どんだけ国民が汗水たらして払った税金を軽く見ているかってことなんですよ。
野党は今すぐ臨時国会召集を要求し、いつまでも臨時国会を開かなかったら憲法53条違反だと憲法訴訟を全員で起こすべきです。
召集の要求から日にちがたてばたつほど違憲性は強まり、安倍政権は追い詰められます。
コロナと経済対策で今こそ国会審議が必要なときはありません。
野党よ、動け!
臨時国会不召集訴訟に初判決!「内閣は臨時国会を召集すべき憲法上の義務があり、違憲と評価される余地がある」「少数派の意見を国会に反映させる憲法の趣旨が没却される恐れがある」
首相の名挙げ30万円 河井前法相「安倍さんから」―参院選買収・検察当局
2020年06月25日18時22分 時事通信
昨夏参院選をめぐり、広島県の地元政界に現金が配布された公選法違反事件で、買収容疑で逮捕された衆院議員の前法相、河井克行容疑者(57)=自民離党=が、安倍晋三首相の名前を挙げて現金を提供したケースがあったことが25日、関係者への取材で分かった。
参院議員の妻、案里容疑者(46)=同=の後援会幹部を務めた町議によると、克行容疑者は「安倍さんから」と30万円を差し出したという。
「陣中見舞い」か「買収」か 現金配布、趣旨めぐり攻防―河井前法相ら逮捕1週間
昨夏参院選では、安倍首相の秘書も広島入りして案里容疑者を支援していたといい、東京地検特捜部などは町議からも任意で事情聴取し、総額約2570万円に上る大型買収事件の解明を急いでいるもようだ。
2020年6月26日(金) しんぶん赤旗
「安倍さんから」と現金
河井前法相側が手渡す
広島・府中町議が認める
前法相で衆院議員の河井克行容疑者と妻で参院議員の案里容疑者による選挙買収事件で、広島県府中町の繁政秀子議員が、「安倍さんから」と言われて現金を渡されたことを本紙の取材で認めました。(取材班)
中国新聞25日付が、克行容疑者が昨年7月の参院選に際し、一部で安倍晋三首相の名前を出して現金を配っていたと報道。克行容疑者から繁政議員が現金30万円を受け取ったとしていました。
同議員は本紙の取材に、中国新聞の報道について「私が話したこと。(中国)新聞が勝手に書いたことではない」と証言。安倍首相の名を聞かされたことを認めました。
また同議員は、案里容疑者の後援会長を「選挙の期間だけ」務めたことも認めました。
繁政議員については克行容疑者が法相就任後の昨年9月、自身のブログで「妻・河井あんりの後援会長、繁政秀子・府中町議が来訪」と紹介。法務大臣室で握手しているとみられる写真を投稿しています。
案里容疑者も参院選前の昨年5月にフェイスブックで「繁政先生は、広島の女性議員の草分け的存在。わたしの大好きな先生です」と紹介していました。
克行容疑者は安倍首相の側近とされます。自民党は案里容疑者が初当選した昨年の参議院選挙で河井夫妻が支部長を務めた二つの党支部に計1億5000万円を投入。安倍首相本人が応援に駆け付けただけでなく、複数の首相秘書が案里容疑者を支援するため広島で企業回りなどをしました。
臨時国会見送り論浮上 政府・与党、追及回避を優先―召集なら衆院解散臆測
菅義偉官房長官は26日の記者会見で秋に臨時国会を召集するか問われ、「通常国会が終わったばかりであり、何も決まっていない」と述べた。
ただ、先の通常国会で一般会計総額が計57兆円を超える2回の大型補正が成立しており、政府高官は「臨時国会はやらなくていい」と明言。自民党国対幹部は「必要がなければ開かない」と述べ、公明党幹部も「召集しないだろう」との見立てを示した。
政府関係者は「首相官邸が特に召集に後ろ向きだ」と明かす。河井克行前法相夫妻が逮捕された公職選挙法違反事件で逆風を受ける政権の立て直しを優先するためだ。安倍晋三首相には「ポスト安倍」を見据え、求心力を早く取り戻して影響力を維持したいとの思いもあるとみられる。
野党は、河井夫妻側に自民党本部から支払われた1億5000万円が買収の原資になったとして首相を追及したい考え。だが、与党は閉会中審査への首相出席を拒んでおり、臨時国会を開けば首相が矢面に立たされるのは確実だ。
早期処理が必要な案件が少ないことも召集見送り論に拍車を掛ける。現時点で来年の東京五輪に合わせて祝日を移す特別措置法改正案ぐらいだ。
今秋の解散・総選挙が取り沙汰される中、自民党幹部は「解散するなら臨時国会を開くだろう」と指摘する。解散に備え、内閣改造・自民党役員人事が8月に前倒しされるとの見方もある。首相はこうした政治日程の組み方を慎重に判断する構えだ。
臨時国会が開かれない年となれば2015年以来。野党の猛反発は必至だ。15年は安全保障関連法を成立させるため通常国会の会期を9月下旬まで95日間延長。小泉政権下の05年も臨時国会はなかったが、「郵政解散」に伴う特別国会が42日間の会期で召集されている。