大阪市から金をむしり取るってこういう意味だったのか(笑)。
橋下徹大阪市長は、数々の訴訟を起こされていますが、その中に、特別秘書情実採用住民訴訟と言うのがあります。
この裁判は、自分の「橋下徹後援会」会長の息子の奥下剛光という人物についての裁判。
この4年間に奥下一族が「橋下徹後援会」へ差し出したパーテイ券の斡旋や寄付などの金額は合計3479万円に達しています。
橋下市長にとっては奥下一族さまさまなのです。
橋下市長は、この自分の後援会会長の息子を大阪市の特別秘書に雇って、大阪市の財政から年600万円余りの給与を払っているのですが(大阪市で言うと課長職クラス)、この人がちっとも仕事をしている風でもないということで。
一番右の人です。
そこで、怒った大阪市民の方々が、奥下氏に支払った給与を橋下市長が大阪市に返せと訴えているという住民訴訟です。
ちなみに、この問題を追及された橋下市長は、2013年3月11日に大阪市役所で行われた会見で
「奥下氏が後援会の有力者の息子だから、特別秘書に採用したのではないか?」
と問われ、
「全然問題ない。『特別職』だから。秘書としての能力が特に優れていた、それでいいじゃないですか」
と答えています。
そりゃあ、これだけ献金してくれるんだから、彼にとっては「特別」でしょう。
献金分は給与の形で大阪市が奥下一族に払い戻ししているようなもんで、損するのは大阪市民ばかりなり。
この訴訟で最重要な論点はもちろん、奥下氏が本当に秘書として十分に働いていたのかどうかです。
ところが、なんと!この奥下特別秘書には
タイムカードも日報も業務日誌も一切ない!
橋下市長は指示書もメモも業務指示文書は何も出してない!!
というのです。
そこで、裁判所から、そういうものを全部出せという文書提出命令が出されました。
橋下市長が後援会会長の息子を特別秘書にして大阪市が給与を払っている情実採用住民訴訟で文書提出命令!
さらに驚いたことに、昨日付の弁護士阪口徳雄の自由発言(2)から橋下大阪市長の下で休職、退職を繰り返す奥下特別秘書に2087万円支給という記事を見ると、この奥下特別秘書は橋下氏が市長になった直後の2012年2月に特別秘書になって以来、いまだに辞めずにいるのですが、その間に5回休職、1回退職して(退職100万円余りをもらって辞めて、また復職!)、その離職期間が累計で213日間に達するというのです。
その離職期間の割合は全体の15・5%!
ちゅうか、6回も休む人、どうして雇ってる必要があるの!?
大阪市では、10分間喫茶店に行っても懲戒処分になってるんですよ!不公平すぎ!!
10分喫茶店に寄った大阪市職員は懲戒処分なのに、平日でも選挙運動する橋下市長と職務専念義務の関係
そして、この特別秘書に支払われた給与やボーナスなどが計2087万円に及ぶというのです。
こんな情実採用をしている市長と維新の会が、「身を切る改革」だの言っても信じられますか?
ちなみに、橋下市長らは市長の退職金廃止をアピールしていますが、廃止されるのは次の市長からです(呆)。
橋下現市長は全額受け取ります。
一方の松井大阪府知事は退職金を減らした額を毎月の給料に上乗せしていることが発覚しています。そのうえで、「年収たった1,500万円」と世間離れした発言で批判をあびています。
ほんとにガメツイったらありゃしない!
橋下市長が「金にガメツイ人は消滅する」←政務費を他の目的に一番流用してきたのは大阪維新の会です。
橋下維新の会の支持者たちは、橋下市長が無駄な公務員を減らしただなんて言っていますが、実は身内にだけは超甘いこの不公平、不公正。
これで怒らない市民の方がどうかしてると思いますよ。
よろしかったら大変お手数とは存じますが、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!
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「改革」と称して次々と奇策を繰り出し、それを疑問視するものは徹底的にやりこめる。チャパツの弁護士から政治家に転進し、自身の政党まで作り上げたこの人物は、いったい何に突き動かされているのか。そして彼の思想、行動力はどんな環境が育んできたのか。新潮45掲載時に大反響を呼び、いくつもの後追い記事を生んだ「橋下徹研究」の嚆矢。
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追加
大阪市の橋下徹氏が新たに条例まで作って採用した特別秘書の奥下剛光氏が、これまで選挙の度に五回の休職-復職、退職-再採用を繰り返しながらも多額の給与とボーナスなどを支給され、その総額が2087万円に及んでいることが分かった。奥下氏は橋下市長の後援会長奥下素子氏の息子で「情実採用」との批判が絶えなかった。また奥下氏には公務実態を示す文書がなく、市民から給与の支払い停止と報酬返還を求めて訴訟を起こされている。(アイ・アジア編集部)
総額2087万円に及ぶ橋下市長の特別秘書奥下氏の報酬一覧。大阪市が開示した。
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奥下氏の在職期間と報酬について調べたのは、政治資金の監視と調査をしている非政府組織(NGO)の「政治資金オンブズマン」。2012年1月に奥下氏が特別秘書に採用されてから今年10月31日までの1369日間のうち、休職、退職して職を離れていた期間は計213日、15.5%に及ぶことが、大阪市への情報公開請求で分かった。
「政治資金オンブズマン」の調査によると、その詳細は次の通りだ。
2012年11月16日~同年12月16日まで休職(第46回衆議院選挙期間にあたる時期)
2013年6月21日~同年7月21日まで休職(第23回参議院選挙期間にあたる時期)
2013年8月1日~同年9月30日まで休職(堺市長選の直前2カ月)
2014年11月21日~同年12月14日まで休職(第47回衆議院選挙期間にあたる時期)
2015年3月19日~同年5月17日まで休職(大阪都構想住民投票の直前2カ月)
さらに大阪都構想の是非をめぐって、「出直し市長選」を強行するために橋下市長が辞職を申し出た後の2014年2月15日に奥下氏は退職し、選挙後の3月24日に再採用されている(退職金105万8585円が支給された)。国政選挙、地方選挙の度に休職して橋下氏の選挙活動を手伝っていたと思われる。
「政治資金オンブズマン」の谷真介弁護士が、奥下特別秘書に支給した金額の明細について大阪市に情報公開請求、給与1372万8050円、地域手当137万2795円、さらにボーナス471万7758円と退職金105万8585円が支給され、その合計は2087万7188円に及んでいることがわかった。
橋下徹後援会の奥下素子会長と息子の奥下剛光氏(市長の特別秘書)が、パーティ券
あっせんしたことを示す2008年の政治資金収支報告書。(写真アジアプレス) |
不透明な奥下秘書の勤務実態
さて、それでは橋下市長の特別秘書の奥下氏は、本当に大阪市の仕事をしていたのか?
「政治資金オンブズマン」は、大阪市に奥下氏の勤務状況を情報公開請求したところ、市は2012年12月に回答。出勤を示す文書やタイムカードなどはなく業務内容を示す文書もなし。さらに秘書が会議などに参加したことを示す文書も、公務に関する活動をしていたことを示す文書もなかった。
そのため、2013年5月に大阪市民から、奥下氏の採用は市長の裁量権の逸脱だとして、奥下氏への給与の支払いの停止と既に支払われた報酬のうち629万円余りの返還を求める訴えを大阪地方裁判所に起こされている(現在係争中)。
「政治資金オンブズマン」の谷真介弁護士の話
「橋下氏と関わる選挙の度に休職と復職を繰り返している実態から、奥下特別秘書が大阪市民の税金を使って、大阪市の仕事ではなく、維新の会の仕事をしていたとみなされても仕方がない」
「政治資金オンブズマン」の阪口徳雄弁護士の話
「橋下市長の『身を切る改革』が、自らの足元では全く行わず『口からでまかせ政策』であることは、この奥下特別秘書への給与、ボーナス、退職金の支給実態が証明している。橋下氏は他人に対しては厳しく罵倒するが、自分のことになるとダンマリか開き直りばかりだ」
もっと多くの記事は、アイ・アジアでご覧になれます。
http://www.npo-iasia.org
◆「勤務実態も不明 600万超の給与支払いは不法」とも
大阪市の橋下徹市長が条例を制定して、自身の後援会幹部の息子を市の職員として雇用している問題が司法の場で争われることになった。2日、大阪市の住民が、この職員の採用は市長の裁量権の逸脱だとして、職員への給与の支払いの停止と既に支払われた報酬629万円余りの返還を求める訴えを大阪地方裁判所に起こしたのだ。(アジアプレス編集部)
奥下秘書問題に関する質問に憮然として答える橋下大阪市長 3月11日 撮影リ・シネ
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1市条例を作って特別秘書を雇っているケースは他の政令指定都市ではなく、大阪市だけが行っている極めて異例な措置だ。
2 雇用された奥下氏は橋下市長の選挙を実質的に支える一族の人間であり、採用の根拠も示されておらず不透明だ。
3 報酬が課長職級の給与と高額であるにも関わらず、その勤務実態を示す記録が一切なく不適切だ。
裁判所に提出された訴状などから、更に具体的に説明しよう。
1については、非政府組織(NGO)の「政治資金オンブズマン」が全国の政令指定都市を調べたところ、仙台市とさいたま市では同様の条例が制定されているが、実際に特別秘書は採用されていなかった。つまり大阪市だけで行われている措置だという。
2については、大阪府選挙管理委員会に提出されている橋下市長の政治資金収支報告書を調べればわかる。まず、奥下秘書の母親が橋下市長の後援会の会長であることを指摘しなければならない。
それだけではない。「橋下徹後援会」の2008年から2012年までの4年間の政治資金収支報告書を見ると、奥下秘書の親族が3479万円を支出している。これは4年間に集められた政治資金総額の3割ほどになる。
この数字を、奥下氏が秘書として採用される前の2008年から2011年までの3年間で見ると、実にその割合は5割を超える。特別秘書として採用された奥下氏は、橋下市長の最大の後援者なのである。
最後の3は、少し長くなるが詳しく説明する必要がある。これも「政治資金オンブズマン」による大阪市への情報公開請求で明らかになった。請求された文書について大阪市は、「存在しないため」との理由で非公開決定としたのだが、大阪市が「存在しない」としたのは以下の文書だった。
・特別職の秘書の業務内容を定めた文書
・その職に奥下氏を採用した理由などを記載した文書
・奥下秘書の出勤状況を示す文書
・奥下秘書の従事した業務内容を記載した文書
・奥下秘書が参加した会議、行事などを記載した文書
・奥下秘書が関与した活動について記載した文書
※ 詳細資料 (PDFファイル)
住民監査請求書
公開請求に対する大阪市の「不存在による非公開決定通知書」
通常、役所で会議が開かれれば、その出席者は記録として残る。それが無いということは、奥下秘書は大阪市の業務に関わっていないのではないか、という疑いが生じる。
そして報酬だが、これについても、大阪市が「政治資金オンブズマン」の情報公開請求に応じて明らかにしている。
その報酬は課長職のもので、月給は最初の年が毎月40万円前後。賞与は最初の年の夏の賞与が81万円余りで、冬が74万余り。この冬の賞与は選挙に伴う1ヶ月の休職期間を加味しての額だ。
これらの問題と疑惑について住民監査請求が起こされたが、2013年4月5日、大阪市監査委員会は「監査の対象とならず」として訴えを退けている。「調べる必要無し」という判断だ。今回の裁判所への提訴は、監査委員会の決定に納得しない住民が起こしたものだ。
提訴について弁護団長を務める阪口徳雄弁護士は次の様に話している。
「橋下市長は表向き公務員の給与改革と声高に叫んでいるが、実は裏で自分の後援会を支えてくれた幹部の息子を大阪市の特別秘書に採用していた。同秘書への給与は年間600万円余りにのぼるが、その奥下秘書が日常どのような仕事をしているか、全く明らかにされない。本裁判の目的は奥下特別秘書の採用の背景、その秘書の日常の実態を公開の法廷で明らかにすることである」
一方の橋下市長は、3月11日に大阪市役所で行われた会見で「奥下氏が後援会の有力者の息子だから、特別秘書に採用したのではないか?」と問われ、
「全然問題ない。『特別職』だから。秘書としての能力が特に優れていた、それでいいじゃないですか」
と答えている。
また、奥下特別秘書に勤務実態示す出退勤簿(タイムカード)や業務内容を記した文書が一切ないことについて、
「特別職だから必要ない」
と述べていた。
※ 詳細資料 (PDFファイル)
「橋下徹後援会の政治金収支報告書」 2008年度分
「橋下徹後援会の政治金収支報告書」 2009年度分
「橋下徹後援会の政治金収支報告書」 2010年度分
橋下徹大阪市長に“暗雲”特別秘書の勤務実態を問う住民訴訟で、裁判所が異例の命令
日刊サイゾー 2015.03.10 火
橋下徹・大阪市長
統一地方選、都構想の是非を問う住民投票と、今年が正念場といわれる橋下徹・大阪市長。ところが、その前に意外なところから“暗雲”が立ち込めたようだ。
その“出所”とは、大阪地裁第2民事部。2月27日、異例の命令が出されたのだ。在阪ジャーナリストは説明する。
「2013年5月、橋下市長の特別秘書、O氏に対する給与の支出が違法、無効であるとの住民訴訟が起こされました。以来、1年9カ月にわたった裁判で、裁判所が異例の判断を下したのです」
O氏は、橋下氏の後援会会長の息子という、いわくつきの人物。勤務実績や普段の行動が見えにくいことから、「本当に秘書の仕事をやっているのか」といった声が漏れ伝わっていた。そこで起こされた裁判で、要は本当に秘書として働いていたのかどうかが争われたわけだ。
その争点で、カギとなったのが「メール」だ。市長から秘書への指示は普段、どうやっていたのか。通常、文書やメモがあるものだが、橋下市長側は「すべてメールでやり取りをしていたから文書やメモは一切ない」とし、メールについて所持している(残してある)かとの質問に対し、橋下氏、O氏共に「所持している(残してある)」と回答している。
ところが、そのメールの提出について橋下氏は「提出できない」と回答。その理由については「現在の市長業務の状況から、私個人が作業をするのは困難です」。
さらに、橋下氏は上記のメール提出拒否の理由とともに、このようなことも書き記している。
「市役所を通じて送信したものは、市役所から出させます。O個人に直接送信したものはOから出させます」
さらに、O氏の回答書には、裁判所への提出について「提出できる」としている。
つまり、こと細かに市長職をサポートするよう、指示した内容のメールを提出すれば、疑惑が晴れるというわけだ。
ところが、肝心のメールは出てこなかった。原告側弁護団の一人の弁護士は語る。
「公務の指示、つまり公文書といっていい資料を、任意で提出してこなかった。そこで業を煮やした裁判所は、メールを提出せよという異例の命令を下したのです」
ちゃんと秘書の仕事はやらせている、正当な雇用だとしたものの、それを証明するものが出てこない。果たして、本当にメール自体が存在するのか、メールに指示内容が書かれていたのか。いくつもの疑問が残る中、時間は過ぎていく。今回の裁判所の決定は、14日以内に提出せよとの命令なので、期限は3月13日。
前出のジャーナリストは語る。
「まさか、橋下氏側は抗告なんてしないでしょう(苦笑)。早くメールをすべて提出してすっきりさせ、統一地方選や住民投票に向けての準備に専念してもらいたいものですね」
喫茶店で10分休憩もダメ!?大阪市、職員3人を懲戒処分
大阪市は9日、外回りから職場に戻る途中、1~3回にわたり喫茶店に10分程度立ち寄った ことが地方公務員法上の職務専念義務違反などに当たるとして、固定資産税の滞納調査などを担当する財政局の男性職員(35)を減給1カ月、男女職員3人を 戒告の懲戒処分にしたと発表した。
市によると、喫茶店での短時間の休憩を理由とした懲戒処分は前例がないが、橋下徹市長が職員の服務規律の厳格化を唱える中、「処分規定を厳しく適用した」としている。
処分された4人は昨年秋~12月、調査先から市税事務所に戻る途中、喫茶店に立ち寄った。
今年3月、市に匿名の通報が寄せられて発覚。4人は聞き取りに「税滞納者への説明で疲れてのどが渇き、職場へ戻る前に頭を切り替えようと思った」などと説明、処分への不服は申し立てていないという。
(後略)
松井知事の「身を切る改革」/「退職金ゼロ」→実は給料に上乗せ→ボーナス増えて手取り増 府の特別職報酬審議会が31日、府公館で開かれ、松井一郎知事が諮問していた府知事らの退職金や給料について1日、知事に答申、松井知事もこれを受け入れる方向だと言います。 マスコミ各紙はこれをうけて「大阪府知事退職金、全国初の『ゼロ』へ」(「産経」)、「大阪府知事の退職金廃止へ 月給に上乗せ」(「朝日」)など、あたかも、知事が自らの退職金廃止を全国に先駆けておこなうかのような報道がなされています。 ところが実際には、知事の受け取る年間総額は増える計算です。 知事は「民間と報酬のあり方について、非常に近くなってきてよかったです」などと語っていますが、実質賃金が減少し、消費抑制を強いられている市民の感覚と、離れているのは知事のようです。 維新の会の「身を切る改革」の実像が姿を表した格好です。 現行の知事給料は月額131万円で夏・冬の一時金を加えると年額2177万2200円になります。 実際には3割カットを実行しているので月額91万7千円、年額1524万0540円です。 今回の報酬審議会答申は、退職金をなくすかわりに、その分を月額の給料に上乗せして支給しようというもの。 現行の1期4年の退職金1257万6000円をなくすかわりに48カ月で割り込んだ26万2000円を現行の131万円に上積みし(若干減額)152万円にしようというものです。 退職金がなくなった分、知事への支給総額は減りそうなものですが、毎月の給料月額が上昇しているため、それをもとに算定する夏冬の一時金が増額。結局、知事が手にするお金は増えることになります。 |
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部分封建制の中国人民共和国のようです。
まともな選挙があるだけでも、比較にならないくらい日本の方がましですが。
共産には、二心はありませんよ。 自陣営は、誰が当選しても野党に止まる結果になるのは承知の上で、自民から出た二候補を応援して選挙戦を戦っているのですからね。
私も、共産の真意を理解しましたので、本当に賞賛に値する決断であると信じています。
この類の共産の決断を理解したのは、八尾市での選挙戦でした。
八尾市では、維新の市長候補の当選を阻むために、現職市長を応援した共産でした。
橋下維新のデマ吹聴で、八尾空港をオスプレイの駐留基地候補と口先介入ならぬ、デマ・デッチ挙げの基地推薦に依る大迷惑を蒙った八尾市民の反発が強かったこともありますが、維新は敗退したのです。
八尾市民に理解された共産の決断が大阪府民・市民に理解されない、と言うことは有り得ない、と思われますが、ヒトラー並みのデマ宣伝の威力は強大なので、結末は分かりませんし、今は、その結末を恐れる段階ではありません。
いずれにしても、選挙の結果は、選挙民に直接に影響します。 それは、憲法に定める民主主義の福利ではありますが、その反面、自身の選択に基づく加害を受けることににもなります。 しかし、それは、自身の選択の結果ですので、仕方がありません。
嫌な云い方ですが、衆愚政治の結末は、衆愚自身が蒙ることになるのです。
これが、私の「割り切り方」ですね。 アジア的諦観でしょうか。
そういっていた橋下さんは、職員採用という利権で荒稼ぎ?
大阪府が、面接重視の採用にしましたね。面接の採点は全く不透明にできますから、コネ採用をやり放題です。
大阪の現実が、シールズ関西のホームページで「大阪のリアル」として掲載されています。6人の方々がそれぞれ違った分野での大阪の現実を語っています。
橋下政治のひどさを知っていたつもりでしたが、こんなことをしていたのかと驚かされるところもあります。ほとんど報道されることがなく、被害にあった人しか知らない、そんなことが多いようです。
事実でも、橋下さんに都合の悪いことを書けばまた、あの朝日新聞のように出入り禁止になる。そういう無言の圧力がマスコミを抑えているようにしか思えません。
「究極の選択」をしなければいけないような状況ですが、まずは、橋下さんを退場させることが大事だと気づきましょう、
「最悪の事態を避けるため、ギリギリの選択をする」
という心理的枠組みを利用して、
「橋下維新を倒すため、やむなく自民+共産に投票する」を、
→「共産主義を倒すため、やむなく維新に投票する」
にすり替えようとしてるんではないでしょうか。
自身の思考パターンに無自覚な人ほど、あっさり騙されるのだと思います。
まずは大阪の現状を、事実をしっかり見据えてから判断していただきたいのですが。
この心配が杞憂に終わることを祈るばかりです。
縁故採用秘書は、一般の市行政部門でのことであったので目だったのですが、「一部事務組合」と言う組織であれば、一般市民の監視の目も届きにくく、なかなか暴露されません。
そこで、一部事務組合で、縁故や情実で採用した職員を、一般市行政部門へ「派遣」すれば、一般市行政部門の職員として勤務出来ます。
そして、時間をおいて、当該職員への辞令から「派遣」を取り去る、と、あら不思議、採用もしていない職員が、市の職員になってしまうのです。
私が確認したところでは、この手法に依る、「闇職員採用枠」がある一部事務組合は、歴然として存在します。
大阪市ではありませんが、近郊のある地方自治体では、この方法で、数百人が試験無しで市の職員になっています。
他には、市の外郭団体からも「出向」で市行政部門へ「派遣」され、晴れて、市の職員になれる道もあります。 そうした手法を使うのに金銭が物を言うこともあるようですが、それから先は、分かりません。
或る市では、十年程前に、市議の口効きでの職員採用が露見したことがあります。 何でも、採用年次に依れば、殆どの職員が裏口採用であったそうです。
裏口かどうかは、人事課の職員が採用された職員の出身学校や成績等を見れば、分かります。
維新の「統治」が継続すれば、大阪市もそうなるのでしょうか。 私自身は、それも、彼等の狙い、と思っていますがね。 今でも、この秘書のような事例があるのですから。 自分の財布を痛めずに支持者に報いることが可能になるのですからね。
大阪ダブル選挙で橋下市長の暴言とデマがヒドい! 演説で「おまえらチンコついてんのか」、共産党市議の発言捏造
本日UPのリテラ記事中、
「維新・吉村は自民・柳本に15%の差をつけリード、同様に松井はダブルスコア、下手するとトリプルで栗原に圧勝の勢い...」
てなこと、書いておますねん。
ほんまでっか?
えらいことや、おまへんか!!!!
都構想の時は、僅差で反対派が勝ちました。
すると、この予測通りになるとすれば、都構想にNOを突きつけた人も、維新に投票するということですね。
ということは、都構想=大阪市解体が、受け入れられたということか?
住民投票の時は、理解していなくて、今は、理解して肯定的に受け止められているということ?
( シンボー一派の洗脳が、技あり!で、都構想反対者も転向したのか )
何やらわからん、おおさか。
あいば達也「 世相を斬る 」から、孫引きですが、小田嶋隆の安倍・橋下高支持率分析が興味深い、というか、怖い。
日本人は、決まってしまえば、それを受け入れ、支持してしまう国民性を持つ。
例・小泉の靖国参拝、東京オリンピックの開催、安倍の違憲な安保法制強行採決、など、それぞれの案件は、反対者も多かったが、決まってしまえば支持率は回復した。
橋下も同じ。反対が多くても、断固として遂行すれば、支持されると読んでいる。
日本人は、自分で決めるのが苦手な国民だ。強い誰かに決めてもらいたいのである。独裁者を待望しているのだ。
独裁者が突然現れるのではなく、国民が独裁者を待望しているのである。
要旨は、こんな感じ。
興味ある方は、クリックして全文をどうぞ。
評論まとめサイト「 晴耕雨読 」11/18upより。
エキタスは大阪における反維新の闘いに連帯します。
橋下率いる維新がやってきたこと、やろうとしてることは新自由主義=ネオリベ。
維新は公務員の数を減らし、社会保障・社会福祉縮小し、住民の負担を増やし、公共施設を減らしたりしてきた。
公共交通の料金の増額も行った。
新自由主義は、公共部門縮小することで大企業の税負担を減らせるようにする。
公共部門が縮小することで、大企業にとっては絶好の市場を生み出すことになりもする。
もちろん、採算取れないとこではサービスを提供するとこがなくなる。
新自由主義は大企業の活動できる・しやすい環境を積極的に作り出す。
公共部門は住民の生活にとって不可欠なものだから、それを縮小・解体しようとすると大きな抵抗にあう。
だから「公務員は給料をもらいすぎてる」「公務員は特権を享受している」などというバッシングを作り出したり「ブラック・デモクラシー」と言われるような非民主主義的な政治手法を用いたりする。
2012年に橋下が市職員にたいして「労使関係に関する職員のアンケート調査」っていう事実上の労働組合活動に対する妨害をしているけど、これも、抵抗勢力になりうる労働組合への弾圧で、世界中で今起こっていること。
「ANTI-FASCISM」が世界的に拡がっているのにはこれらの背景がある。
維新が未だに固執している「大阪「都」構想」だけど、これは、基礎的な自治体を解体し権限を都道府県に集中しようとするもの。
基礎自治体って住民のニーズに敏感にならざるを得ないし、新自由主義にとっては結構邪魔。
だから、そこを解体あるいは広域化して府を新自由主義改革の主体にしようとしてる。
これは当然大阪だけの問題ではなく、日本全体でも起こってることだし、さっき言ったように全世界的に起こってる。
必ずや大阪維新・橋下を葬り去らなければならない。
この大阪の闘いはめっちゃ重要。
憲法25条掘り崩していい気になってるネオリベ支持者たちを明確に拒否してぶっ潰す。
< 終わり >
途中、長いので略しました。
その上に、特別秘書なんて、どう考えても不要です。
もし仮に、公的事務に携わらずに、全くの個人的事務と云うか、政治的折衝や、維新の運営等の行政実務以外の事務につくのでしたら、公金の支出はいけません。
その場合には、橋下氏個人が支出するか、維新の経費で賄う他はありません。
こうした経費も公金で賄うことが出来るのでしたら、橋下氏の御趣味に関わるものでも何でも、公金で賄うことが可能になります。
公人としての橋下氏と、私人としての橋下氏のけじめをつけられないような方が、市長とは、大阪市も舐められたものです。
これで「改革」とは、呆れ果てます。 公私混同の清算から「改革」して欲しいものです。
こんな連中が日本にいること自体が
許されないこと。
こんな詐欺師が大手を振って歩くことはなかったと思う。
攻撃されることを恐れて沈黙していたことが、このようなモンスターを育ててしまった