鍵穴ラビュリントス

狭く深く(?)オタク
内容は日々の戯言
イギリス、日本、リヒテンシュタイン、大好きです
プラトニックlove好き

ケイトの13

2014-06-14 13:18:00 | オリジナル小説
「あ、そろったわ」
 サラが小さな声をあげて、2枚のカードをテーブルの真ん中に差し出しました。

 オールドメイドの勝負の頂点に輝いたのは、ロラでした。
 続いて、ジルがあがりました。
 そして今、サラがあがりました。
 ケイトの思ったことです。
(わたしは8と10の2枚。おひい様は3枚、ってことはおひい様が8と10とハズレのクイーンをもっているはず)
お姫様はというと、顔を紅潮させてぎらぎらとケイトの顔を凝視しています。
(困る……)
率直な感想でした。
「おひい様、では」
ケイトが真剣にカードを引くと、なんとそれはクイーンでした!
(きたー、きてしまったー)
お姫様の顔がパッと明るくなり、ケイトは、ため息を呑みこんで目線を横にずらしました。
 テーブルの下でカードを混ぜると、ケイトは目を瞑って下を向き、お姫様にずいっとカードを差し出しました。おそるおそる目をあけてみてみると……、まだ8と10がありました。お姫様は肩を落とします。
 次はケイトのとる番です。
(10きたー)
ケイトの残りの枚数は1枚。
 ぷいと横を向いていたお姫様は口をあんぐりあけて、ケイトの8をとり、8を2枚とクイーンをテーブルの上にほうり投げました。
「わー……い?」

 ねこを抱いてお姫様がベッドの毛布にくるまってしまうと、残りの4人は目配せしながらも何も言えませんでした。
 お姫様がやっと寝返りを打ったとき、
「すみませんでした……おひい様」
ケイトのかぼそい声はお姫様に届いたでしょうか。






――――
☆万梨羅さんへ☆
やっと書けました……!
いろいろ実験しながらやってみました。
これからもちゃんと書いていけるよう、精進します。
これまでの登場人物たちのまとめも載せるので、万梨羅さんどなたとどなたの組み合わせが欲しいかよろしければコメントくださいませ!
お願いします!


万梨羅さんへ//

2014-06-10 12:36:30 | コメントお礼(2015/6まで)
万梨羅さん、お久しぶりです(≧▽≦)
こんなに早くにコメントくれるなんて、すっごい嬉しすぎます!!!

ケイトちゃんのお話ですね、分かりました。
ケイトちゃんのお話ですね、分っかりました。
今日の午後から構成を考えていきます!
今週中にはうpします!
楽しみにしていてください(*´▽`*)

本当にコメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします♪

梅雨~雨だよぉ~

2014-06-09 18:09:54 | 日記
○梅雨型の天気図
日本の北には冷たいオホーツク海高気圧があり、南東海上には太平洋高気圧があって、間に挟まれた南海上の梅雨前線(ばいうぜんせん)はほとんど動かない。札幌では晴れているが、前線に近い本州南部は雨や曇りで、東日本には冷たい北東風がふきこんでいる。
○つゆ入り・つゆ明け
梅雨前線はほとんど動かないといっても、南からゆっくり北上するので夏の天気は南から始まる。

[参考]学研の図鑑



むかーしw
あるところにw
輝いていたころの私がいました。

上↑はその頃部活(天文気象部)で私が配布していた月1プリントの、気象についてのコーナーに書いてあったことです。


今読み返すと、へええ~ってなってしまう←ぉぃぉぃ;



梅雨は私は好きです。
蒸し暑いのは嫌いですが、梅雨といえば、
赤いランドセルしょった幼い女の子が、小学校の帰り道赤い傘さして、公園の近くのおうちの紫陽花の葉っぱから露が滴り落ちるのを半透明な空気の中、見つめていて、葉っぱがそのたびにぴょんとかすかに揺れる、そして時々はかたつむりも見つける、そんな素敵な季節だと、私は思うのです。


天文気象部のお茶会がもうすぐあります。
歴代の部長4人で語り尽せたらな、と思います。