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ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

イチロー選手のことば

2013-08-25 00:55:17 | スポーツ
「4000本のヒットを打つために、8000回以上の悔しい思いをしてきている。その中で、常に自分なりに向き合ってきたという事実はある。誇れるとしたらそこではないかと思う」
イチロー選手が、日米4000本安打という偉業を達成した時の言葉です。

1シーズンで264本のヒットを放ち、85年ぶりに大リーグ記録を更新した時に言ったのが「もっと野球がうまくなりたい」。

松井秀喜選手の「不動心」という本に書いてあった話ですが、イチロー選手と食事をしたときに「夜、寝られてる?」と聞かれた。
「はい」と答えた松井に、イチローは「お前、それ、全然ダメなんじゃないの」と言った。
「俺なんて、寝られないどころか、気が付くとベッドで泣いていることがある」と。

「たのしんでやれ、とよく言われますが、ぼくにはその意味がわかりません」
「何かを長期間、成し遂げるためには考えや行動を一貫させる必要がある」
「準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく」
イチロー選手の、名言といってもいい言葉はたくさんあるけど、そのどれもが、終始一貫しています。

彼がすごいのは、単にバッティング技術ではない。
年齢を重ねても攻走守三拍子揃った、米国流に言えばトータル・パッケージの好選手だということ。
二塁打を打ってベース上でハアハアいっているような、盗塁なんてしたこともないような、バッティングに特化した選手であればある程度歳がいってもそれなりに活躍できる。
たとえばサッカーにはそんな選手はいない、走れなければあのスポーツはできないから、名選手でも30代前半で引退してしまう。
イチローは、40歳に手が届こうとしている今でも、アスリートであり続けている。
それに、けが、故障が少ない。22年間試合に出続けているというのが、本当にすごい。

ストイックというか、ハイレベルな自制心というか、徹底的な自己管理と野球への真摯な姿勢が、イチローを支えているのは間違いのないことだけど、それをちゃんと言葉にしてくれる。
どれも、彼が一流選手であり続けることができる理由は、彼の心の中にある、それを証明するような発言ばかりです。
なかなか凡人には、真似どころか参考にするのも難しいものが多いのだけれど、一流であり続けるというのはこういうことなんだと、すごく刺激になります。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄いけど (やす)
2013-08-26 18:58:27
私だったら熟睡してる松井選手に憧れます。

超一流選手だから言える言葉だと思うけどRASCALさんはそこまで目指しているの?
返信する
少しだけ、、 (RASCAL)
2013-08-26 22:56:00
やす会長
仕事面では、刺激をもらって、少しだけでもそうあろうと思っています。
あと、あれだけ活躍して、故障をしないってのがすごいなー。
松井選手の「努力し続けることが才能である」って言葉も好きで、ランニングではそうありたいと思ってます。
返信する

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