男子バレー、3位決定戦へ

ネーションズリーグ男子決勝トーナメントですが、スロベニアにストレート勝ちでベスト４．順当勝ち、安心してみていられるゲームでした。
センターの使い方が良かったですね。相手ブロックに的を絞らせなかった。それと石川の個人技が光りました。

準決勝は世界ランク１位のポーランド、予選では３－０で完敗した相手、でも一発勝負の決勝トーナメントで何かをやらかしてくれるのではないかと期待したのですが、、、
第一セットは期待通り、何を考えているのはエースのレオンを温存したポーランドに対し、相手の強いサーブをしのぎつつ、高橋藍が技ありのサービスエースで序盤でリードを築き、最後までその差を守り切りました。
第二セットは一転接戦、第一セットの終盤から登場したレオンに苦しみながらも、終盤に追いつき、いったんはセットポイントを握った。日本が金星を挙げられるとしたら、このセット、あの場面での１点でした。残念。
第二セットを26-28で失った日本、第三、第四セットは力の差がでて押し切られましたが、ベンチワークも含め、世界のトップともそこそこやれるところを見せてくれました。

気持ちを切り替えて3位決定戦はイタリア、予選では高橋藍を欠いた日本が敗れていますが、実力的には互角と思っています。
私が大学生の時のモントリオール五輪で、任本はベスト４、準決勝、三位決定戦と敗れてメダルに手が届きませんでしたが、私が日本が世界トップと互角に戦えているのを見たのはそれが最後。
ベスト4どころか、ベスト16も危ういような状況が長く続いていましたので、こんな強い日本を見るのは40年五樹生振り、期待せずにはいられません。
頑張れ、歴史を変えろ、日本！