三連休の最終日は、祖父の三回忌法要。
昨年の一周忌の時はお墓から帰宅ランをしたが、昨日42kmも走ったことだし、今年は祖父の供養に徹することにした。
息子が気が付いたのだが、我が家の墓のすぐそばに歴史上の人物の墓があった。
『金玉均』、明治時代初期の朝鮮の人である。
私が物心がついた頃には、それはもう既にそこにあったのだが、今までさっぱり気がつかなかった。さすが受験生。
金玉均は、日本の明治維 . . . 本文を読む
元旦の読売新聞の一面に「宮内庁が陵墓立ち入り調査容認、古代史研究前進に期待」という記事が出ていました。
「宮内庁は、これまで原則的に立ち入りを禁止してきた天皇陵などの陵墓について、広く学術団体の「見学」を認めることを決めた。立ち入りには多くの制約があるが、日本の古代国家の成立過程を解明する上で重要な鍵を握る陵墓の調査が本格的に進むことが期待される。」とあります。
宮内庁はこれまで「皇霊の静謐(せ . . . 本文を読む
「四方の海みなはらからと思う世になど波風のたちさわぐらん」
昭和天皇が、大東亜戦争開戦を決めた御前会議で、この明治天皇御製の和歌を詠まれたと言われています。
昭和天皇のお心が開戦回避にあったのは紛れもない事実でしょう。
にもかかわらず開戦となってしまったのは、「現人神」と言われた戦前においても、政治的には今とさして変わらずに無力であったということでしょう。
私は昭和天皇や天皇家を敬愛しています。 . . . 本文を読む
昨日の読売新聞の一面に「飛鳥浄御原宮のほぼ全容が明らかになった。」という記事が載っていた。
久々の大好きな考古学ネタの一面記事である。
個人的に意外だったのは、遺跡が3層になっていたということ。
舒明天皇の飛鳥岡本宮、皇極女帝の飛鳥板葺宮、そして天武・持統朝の飛鳥浄御原宮、この3つの宮がほぼ同じ場所に建てられていたということである。
私は、古代の天皇家は、死穢や怨霊を嫌い、天皇が替わるたびに王城 . . . 本文を読む
本日の読売新聞の一面トップに、久々の私の好きな歴史ネタ。「蘇我入鹿邸跡?出土」である。
見出しに?マークはついているが、場所といい、規模といい、これはもう間違いないだろう。
蘇我大臣入鹿は645年6月、飛鳥板葺宮の宮中で、中皇子らによるクーデターにより、皇極女帝の目前で斬殺された。
入鹿の父の蝦夷も、時我に味方せずと悟ったのか、自邸と入鹿邸に火を放ち、自害したと日本書紀にある。
このクーデターに . . . 本文を読む
明日はヒロシマの日。毎年この時期になると、もし日本がハルノートを受入れ、あの戦争を回避していたら、今の世の中はどのようになっていただろうか、などと妄想してしまう。
ハルノート、東京裁判でインドのパール判事をして「地中海の小国モナコでも銃を取って立ち上がるだろう。」と言わしめた、米国が日本に突きつけた最後通牒である。
それは、仏印、満州国を含む中国からの軍隊、警察の完全撤退、大陸における権益の完全放 . . . 本文を読む
香港人の友人が、目をキラキラさせながら「メイジイシンに興味がある。アジアでなぜ日本だけが欧米の植民地にならずに、先進国の仲間入りが出来たのか。」と聞いてきたことがありました。
彼は、取引先の中堅工場の御曹司で、カナダの大学を出たインテリで、いい奴でした。
その時、私は、彼が中国系の人であることを多少意識しながら、以下のような返事をしたように記憶しています。
1)日本は、5世紀というかなり早い段階で . . . 本文を読む
本日の新聞の一面は、どれも「日韓首脳会談」、予想通りとはいえ、全くだめだった見たいですね。
突っ張るノ・ムヒョン、折れない小泉って図式でしょうか。
首相が簡単に折れなくなったとは、わが国も進歩したもんです。
韓国の人は反日教育をされているから、歴史問題で日本に妥協すると、支持率が落ちて政治家としてやっていけなくなるようですね。
政治家どころか学者もやっていけなくなるようで、歴史共同研究での韓国人学 . . . 本文を読む
今日の読売新聞の一面に、中曽根元首相の「A級戦犯分祀が現実的」という記事が載ってました。
まあ、世の中には、夫婦でも、親友でも、真剣に議論するよりもお互い触れないようにするのが大人の関係という問題があるもので、韓国の竹島も、このA級戦犯の問題も、そう言った類の問題だよ、ということなのでしょう。
私は、子供の頃、家が比較的近かった事もあり、祖母などに連れられて、よく靖国神社に行きました。
私の記憶 . . . 本文を読む
本日の読売新聞の一面に「陵墓指定再検討していた」という記事が載っていた。こんな歴史ネタが一面なんて、本当に珍しいことである。
歴代天皇の陵墓と、その可能性がある陵墓参考地について、宮内庁(旧宮内省)が、戦前から昭和30年代にかけて一部指定の見直しを本格的に検討していたことが、同庁の内部資料で明らかになったということだ。
内部資料は、応神、継体など、10天皇陵について、自らの指定が誤っている可能性に . . . 本文を読む