地上３００ｍで乾杯！ ハルカスでビアガーデン開き、百貨店もリニューアル
日本一の超高層ビル「あべのハルカス」（大阪市阿倍野区）で５月２８日、地上約３００ｍの展望台にビアガーデンがオープンした。ハルカスの中核施設の近鉄百貨店本店では同日、催事場などのリニューアルが完了。開業以来、不振が続いたハルカスだが、改装や話題づくりで巻き返しを図る。
ビアガーデンは５８階の吹き抜けの広場に開設。氷点下まで冷やしたビールなどが楽しめ、オープン直後から多くの人でにぎわった、大阪府豊中市の女性会社員（５１）は「景色がよくてビールもおいしい」と笑顔。９月２３日まで営業する。
近鉄百本店では９階催事場の拡張が完了。これまでの約１．３倍となる約１３００平方ｍとし、大型の物産展などを随時開催する。
地下の食料品売り場も改装し、厨房を移設したり店舗の壁を低くしたりして見通しのよい売り場を実現。おにぎり専門店なども新たにオープンした。担当者は「集客力と収益力の向上を図る」と話した。
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